盆栽と鉢植えの違いについて、樹木を鉢植えで育てることを楽しむ。


盆栽は芸術作品です。

盆栽は、植物(主に樹木)を使って製作する芸術作品であると考えると理解しやすいです。
樹木によって自然を表現するために樹形を作ります。

が大きく曲がっている樹形で、いろいろなものを表現できます。
  • 下向きから上向きに変化することで力強い生命力
  • 水の流れ、生命が受け継がれていく流れ
  • 複雑な自然界の生命のバランスが保たれていること
芸術作品であるので、観賞する人によって感じるものは、さまざまです。

も作品の一部になります。浅い鉢を使用すれば、盆栽になるのではありません。

例えば、大地の表現するために、樹木樹形大きさとのバランスやレイアウトを考えて鉢の形と大きさを決めています。

根の張りが地表に見えるようにすることで、自然の広がりや力強さが表現できます。

盆栽は、樹木、鉢、土のすべてが作品であり、自然を表現しています。

鉢植えは樹木を元気に育てることが目的です。

樹木を生活に取り入れることによって、多くの効果があります。
  • 癒し・リラックスなどの心理的効果
  • 季節感を感じることができる。
  • インテリアとして視覚的効果
研究されるほど多くの効果があります。

たくさんの樹木を植えることができるぐらいの広い庭があれば、よさそうですが、剪定落ち葉の掃除害虫対策や鳥がたくさん来て糞による汚れなど欠点もあり、効果よりストレスになることもあります。

このような問題点が少なくして、樹木の効果も得ることができる方法が鉢植えです。

生活環境に適した大きさで樹木を育てることができます。大きさが小さくなることで種類を増やすことができ、季節によって、いろいろな樹木を楽しむことができます。

本来は大地に根を張り生きている樹木を、小さなで育てるので、ちょっと工夫をして元気よく、健康な状態を維持することが、一番の目的です。

鉢植えは、樹木が主役です。樹木の本来の姿に近づけることが目的です。

メダカの大工での盆栽と鉢植えの表現の違いについて


ビオトープを飾るために樹木を育てることを始めて、ガーデニング・園芸や盆栽について、いろいろ調べて試行錯誤しています。

樹木を小さく育てるものを盆栽としています。

もみじ 寄せ植え
成長して大きくなる樹木を、小さくするだけではなく、枝を増やして立派な樹木に見えるようにしているので、盆栽と呼べます。

樹高が20センチぐらいまでの小品盆栽(ショウヒンボンサイ)です。盆栽の技法を取り入れて育てることが必要になります。

ちょっと大きめの樹木は鉢植えです。

もみじ 鉢植え
盆栽では中品盆栽(チュウヒンボンサイ)ぐらいの大きさのものです。中品盆栽は樹高35~40センチぐらいで、一人で持てる程度の大きさです。

樹木を育てることを紹介するときに、盆栽は難しいイメージがあります。気軽に身近な樹木を、楽しむ方法を詳しく説明しているので、鉢植えのほうが受け入れられやすいからです。




樹木を鉢植えで育てることを楽しむ。

樹木の鉢植えは、ガーデニング・園芸では、庭木・シンボルツリーが中心で、「鉢植えでも育てることはできます。」程度の扱いです。庭に植えることができない場合の対処の方法と考えられています。

樹木を鉢植えで育てるメリットは

  • たくさんの種類の樹木を育てることができる。
  • 植える所を考える必要がない。
  • 剪定、害虫対策、落ち葉の掃除などの手入れが簡単である。
デメリットは、

  • 水遣りが必要になる。
  • 植え替えをしなければならない。
  • 花や実をたくさんつけることが難しい。
メリットとデメリットの両方があります。デメリットは樹木を育てることなので、楽しみながらできることです。

たくさんの種類の樹木を育てることができる。

樹木には、種類によってそれぞれのよさがあります。花がきれいに咲く樹木なら、季節ごとに花が咲く樹木がほしくなります。

紅葉が美しい落葉樹は、冬には寂しくなるので、常緑樹もほしくなります。

樹木を育てること、植物を生活に取り入れることは、季節を楽しむことを大切にしているので、季節によって観賞したい樹木は変わります。

樹高40センチぐらいまでの樹木の鉢植えなら、季節ごとに4つの鉢を育てることはベランダでも可能です。


植える場所を考える必要がない。

樹木を育てようとするときに、注意することは環境です。特に日差し(日照時間)は、重要です。

同じような庭木が多い理由は、どのような環境でも育てることができる丈夫な樹木にすることが、ほとんどだからです。

樹木の鉢植えは、移動することができるので、とても便利です。移動するか日除けを設置して、日差し(日照時間)を調節できます。花や実がつく時期は軒下など雨が当たらないようにすることができます。

樹木がきれいな時期には、玄関に飾ると季節感があり、心が癒されます。


剪定、害虫対策、落ち葉の掃除などの手入れが簡単である。

樹木の鉢植えは、大きくないので、剪定も自分でできます。ハサミで伸びすぎた枝を切り落とすだけです。頼む必要もなく、費用もかかりません。

大きな庭木は、害虫対策の殺虫剤を散布するときは、ご近所のことも考えて、あまり風の強くない日に遠慮しながら散布しなければなりません。殺虫剤もたくさんの量が必要で費用も結構かかります。

樹木の鉢植えなら、散布する殺虫剤が少ないので、ほとんど気にすることなく簡単にできます。

落葉樹の落ち葉も、数枚が落葉し始めたら、手で取り除いてゴミ袋に入れて処分します。

水遣りが必要になる。

庭木のメリットは、樹木が大きくなれば水遣りする必要が、ほとんどないことです

鉢植えでは、春と秋は1日1回、夏は朝と夕方に2回、冬でも2~3日に1回ぐらいの水遣りが必要です。この水遣りをすることが難しい場合は、植物を育てることは無理です。

留守にすることが多い場合は、自動で水遣りをしてくれるものが販売されています。利用して育てることもできます。

植え替えをしなければならない。

鉢植え樹木が成長すると、土の容積に限りがあるため、根詰まりします。根詰まりは樹木の状態を悪くし、最悪の場合は枯れてしまいます

鉢の底から根が出ていたり、水遣りをすると水の吸い込みが悪い場合は根詰まりしている可能性が高いです。

植え替えは、若い樹木は1年に1回は必要です。鉢を一回り大きなものに変えて植え替えます。鉢を変えることで、鉢を選ぶ楽しみができ、イメージを変えることができます。

植え替えを計画的にして、根詰まりを防いで樹木を立派に育てましょう。

花や実をたくさんつけることが難しい。

鉢植えは、樹木の大きさが小さいために、花や実がつきにくい樹木もあります。このような樹木を選ばないようにするか、難しいものにチャレンジすることも楽しいです。


樹木の鉢植えに盆栽の技法を取り入れる。

身近な樹木鉢植えで育てることを楽しむことができるように、栽培方法をいろいろ試していきます。

鉢植えで、ただの小さい樹木にならないようにするためには、盆栽の技法を取り入れることです、小さくても立派な樹木に見えるようになります。

気軽に楽しめるように、無料で手に入れることのできる樹木を中心に育てています。できるだけ写真などを使って、詳しく説明するように頑張りますが、わからないことは、コメントしてください。


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