メダカのビオトープに屋根を製作。雨対策、夏の日差し対策、越冬対策


屋外のメダカのビオトープの問題点

ビオトープ 屋根
メダカを屋外のビオトープで飼育することには、たくさんのメリットがありますが、問題点がないわけではありません。屋外では、天候の影響を受けることになります。主な問題点は3つあります。
  1. 雨によるオーバーフローと水質の変化
  2. 夏の強い日差しによる水温上昇
  3. 冬の積雪と水面の凍結
詳しく原因と対策を考えます。




雨によるオーバーフローと水質の変化

屋外に置いているビオトープは、雨が降ると雨水によってオーバーフロー(水があふれること)します。メダカも一緒に流れてしまうと大変です。対策としては、ビオトープの淵に雑巾や軍手などの布を洗濯バサミを使って、固定することです。毛細管現象によって水が排出されます。

オーバーフロー
注意することは、ビオトープの一番低い位置の淵に、布などを固定することです。ビオトープを満水にすると一番最初に水が流れるところが、一番低い位置です。底に布を固定することで、布を伝わって水が排出されます。ちょっと見た目が悪いことが欠点です。

プラ舟 木枠
他の方法としては、プラ舟では木枠をつけて、プラ舟と木枠の隙間から水を排出させます。プラ舟の淵にネジで木枠を固定しているだけなので、隙間から水が流れます。

ビオトープに雨水が入ることで、水質が変化します。雨水の水質は弱い酸性です。地域によって違いもあり、ビオトープの水質とどのくらい違いがあるかで、影響が異なります。空気中の物質を含んでいるので、よいことはありません。

飼育容器の形によっても、影響に違いがあります。プラ舟などの広くて浅い容器は、雨水の影響が大きく、深い容器は影響が少ないと考えられます。たくさんの雨水をビオトープに入れないことが大切です。

夏の強い日差しによる水温上昇

メダカの飼育には日光は、とても重要です。日当たりのよい場所にビオトープは置きます。水中には水草などがあり、メダカは自由に泳いで、日光浴したり、日陰でゆっくりして過ごします。

強い日差しによって、ビオトープの水温が上昇することが問題です。水は水温によって酸素を含むことができる量が変化します。高温になると、含むことのできる酸素の量は減ります。酸欠になりやすい環境です。

水温上昇によって水質が悪化すると、水換えをしなければなりません。ビオトープは循環ができると、水換えが少なくてよいメリットがあります。水温上昇によって、循環のバランスが崩れます。

冬の積雪と水面の凍結

積雪
寒い冬に雪が降るとビオトープの水温が低下して、水面が凍ります。水面が凍結しても、メダカは底のほうで、じっとして生きています。長い期間、水面が凍っていることはメダカに影響があります。

越冬の期間は、できるだけビオトープに何もしないことが一番です。メダカは、越冬するために隠れています。メダカの状態が確認できないので、とても心配になります。

屋外のビオトープの問題点の対策

メダカのビオトープを置き場所が、軒下であれば、雨や雪の被害も少なくなります。最近の日本の家には、軒下のない建物が普通です。雨や雪を防ぐには、ビオトープに屋根を製作することが、対策としてよい方法です。

この記事ではプラ舟のビオトープに屋根を製作する様子を詳しき書きました。もっと小さなNVボックスの屋根の製作を別の記事で詳しく説明しています。
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メダカのビオトープに屋根を製作する

プラ舟
プラ舟のビオトープを新しく製作しました。メダカの繁殖用のビオトープです。タイルと木枠で和風のビオトープに仕上げています。このプラ舟に屋根を製作します。できるだけ安く、簡単に作ることができるように考えました。

ビオトープの屋根に必要な材料

杉の荒材
杉の荒材を使います。価格が安く、ノコギリで必要な長さに切ることができます。1本100円ぐらいです。5本使いました。

すだれ
すだれは、百均のものです。すだれは1~2年で汚れてしまいます。安いものを使って、 交換するほうがよいです。

PPシート
PPシートも百均で買いました。硬いプラスチックのシートです。100円で、大きさが縦39センチ×横55センチあります。

ネジ
ネジは、屋外で使用するのでステンレス製が価格は高くなりますが、錆びにくいです。

杉の荒材をノコギリで切る

ノコギリ
ノコギリは、弦掛けノコギリ(弓ノコ)が便利です。刃を交換することができるので、いろいろなものを切ることができます。金属、木材やプラスチックなど刃を交換するだけです。

ノコギリは、切れ味が少しずつ悪くなります。使わなくても錆びたりして、切れないノコギリになります。刃が交換できるメリットは大きいです。

切る
製作する屋根の大きさに合わせて、杉の荒材を切りました。縦、横、奥を各4本ずつの合計12本あれば、木枠ができて屋根を作ることができます。

ネジで固定して組み立てる 

杉の荒材の固定は、一番簡単なネジで固定する方法にします。 木材の端は、割れることがあるので、下穴を開けましょう。

ネジの長さ
簡単にネジだけで固定しようとすると、ネジの長さが長いものが必要になります。杉の荒材の幅は36ミリ、長さが51ミリのネジでも、しっかり固定することは難しいです。

ネジ 51ミリ
長いネジは価格が高くなるので、長さ51ミリのネジで、しっかり固定できるようにします。

埋め込む
幅36ミリの杉の荒材の半分くらいまで、ネジを埋め込みます。

電動ドリル
下穴を開けて、ネジの頭の大きさと同じ8ミリの穴を半分まで、電動ドリルで開けます。ドリルにテープで印をつけて、深さがわかるようにします。

組み立て
組み立てるときは、タイルの目地で垂直を確認して、ネジで固定します。

完成
完成です。プラ舟のビオトープの木枠と同じ杉を使うことで、デザインに統一感があり、とてもよい雰囲気です。

コンクリートブロック
プラ舟をコンクリートブロックの上に置いていましたが、少し見えるので、杉の荒材で台も製作しました。

プラ舟の台
プラ舟の台は、コンクリートブロックより少し高くしました。ちょっと低くて、針子や稚魚を見るときに、覗き込むようになっていたので、高くなって見やすくなりました。

屋根は固定しません

百均のすだれの上に、ミニ盆栽を入れた育苗箱で、風で飛ばないようにします。すだれを一番前にした状態です。真夏は、このくらい日陰になったほうが、ビオトープの水温が高温になりません。屋根を固定しないで、前後に移動させて日陰を調節できるようにしました。

すだれ 背面
育苗箱だけでも、日陰になります。すだれは背面のコンクリートブロックを隠すために、奥に設置しています。このままでは、ミニ盆栽の水遣りのときに、ビオトープに水がたくさん流れてしまいます。

PPシート
百均のPPシートです。雨水の浸入を防ぐための屋根です。PPシートで水が流れないようにします。

固定方法
ポイントは、固定方法です。奥に向かって水が流れるように、PPシートを手前は杉の荒材の上にネジで固定します。奥は杉の荒材の下に、中央を少したるませてネジで固定します。

実験
シャワーを使って実験すると、水が奥に流れています。ビオトープには水は浸入しません。

雨の日
雨の日にビオトープの水位を確認すると、増えていません。デザインがとてもよくなり満足です。

ビオトープに屋根を製作 まとめ

屋外のビオトープの問題点の対策のために屋根を製作しました。天候の影響は、季節によって異なります。雨対策、日差し対策、越冬など、どのような問題点にも対応できるように屋根を固定しないようにしました。

特に、雨対策は、集中豪雨や台風、ゲリラ豪雨によるビオトープの被害をなくすために必要です。ミニ盆栽を置く棚としても有効に利用でき、デザインもよくなったので、ビオトープの屋根の製作は成功です。 

できるだけ安く、美しいビオトープを製作しています。メダカライフを楽しみましょう。

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