ビオトープの敵、アオミドロとは?
糸状の形状で、ヌルヌルして長く伸びている藻がアオミドロです。アオミドロは、ホシミドロ目 ホシミドロ科 アオミドロ属に属する藻類の総称です。アオミドロが発生して、増えると、ビオトープがアオミドロで埋め尽くされて、 メダカが泳ぐスペースがなくなります。、アオミドロの中から出ることができなくなり、からまって死んでしまうこともあります。
アオミドロが発生する原因
- 飼育水が富栄養化している。
- 水流がない。
- 強い日差しで、水温が高い。
メダカのビオトープでは、水流はありません。メダカにも強い水流は、よくないです。
屋外で、日差しを浴びて、元気よくメダカを飼育することが、ビオトープのメリットです。
アオミドロ対策
アオミドロが発生して増えた場合は、どのような対策をして、ビオトープを美しく、メダカの飼育によい環境にする方法は?発生したアオミドロを取り除く
発生したアオミドロを一度、キレイに取り除いてから、対策をすることが一番よい方法です。
ほとんどキレイに見える水でも、アク取りを使って、10回ぐらい水をすくうと。アオミドロをたくさん取ることができます。ネットよりステンレス製のアク取りが使いやすいです。
網のネットは、裏返してアオミドロを取り除くことが、めんどうです。ステンレス製のアク取りは、百均で買いました。
ビオトープの水換えをする
ビオトープの水換えの頻度を増やすことで、飼育水の富栄養化を防ぎます。小さいビオトープなら水換えをすることは、大変な作業では、ありませんが、大きなビオトープは、飼育水の準備などで大変です。
ビオトープでは、メダカのエサの食べ残しや排泄物をバクテリアが分解して、水草に必要な養分になります。
大きなスポイドを使って、ビオトープの底を掃除します。スポイドも百均で買いました。
スポイドの先端を底床の中にさして、吸うことで底に沈んだエサの食べ残しと排泄物を取り除くことができます。
見えやすいようにガラスの容器に集めると、泥のような水です。水換えをしなくても、ビオトープの底をキレイにすることで、水換えの回数を減らすことができます。
水草をたくさん入れることでアオミドロの発生を防ぐ
ビオトープでは、エサの食べ残しやメダカの排泄物をバクテリアが分解して、水草の養分にします。たくさんの水草をビオトープに入れることで、飼育水の養分を、水草に吸収してもらい、アオミドロの発生を防ぎます。
どのくらい水草を入れると、アオミドロの発生をなくすことができるかは、メダカの飼育数やエサの量などによって、違います。
日よけで日差しをなくす
日差しのあたる時間が長く、水温が上がると、アオミドロが発生しやすくなります。メダカの飼育や水草の成長に、日差しは必要です。水草の種類によっては、日差しが不足することになる可能性もあります。レイアウトする場所を移動するなどして、日差しがあたるようにするとよいです。
ミナミヌマエビをメダカのビオトープに入れる
メダカと共存することができて、飼育しやすいミナミヌマエビをビオトープに入れます。小さなミナミヌマエビは、目に見えないくらいのアオミドロを食べることができます。発生する前なら予防としての効果があります。
ミナミヌマエビの寿命は、1~2年ぐらいですが、ビオトープで繁殖することができるので、1度購入すれば、メダカと共存できて、アオミドロ対策にもなります。
アオミドロの発生させない方法のまとめ
メダカを美しいビオトープで飼育するために、藻(アオミドロ)を発生させないことです。水草をたくさん入れて、エサの量に注意すれば、藻(アオミドロ)の発生を防ぐことは可能です。
できることからやってみることです。試行錯誤しながら、メダカをビオトープで飼育して楽しみましょう。
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