ムラサキシキブのミニ盆栽の作り方!取り木での素材作りから植え付け・管理まで解説

2022/10/03

ミニ盆栽 ムラサキシキブ

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晩秋に色づく高貴な紫色の実が魅力のムラサキシキブ(紫式部)。

優雅な姿を身近に楽しむなら、場所を選ばず飾れる「ミニ盆栽」が最適です。

この記事は、初心者の方でも挑戦しやすいムラサキシキブのミニ盆栽の作り方を詳しく解説します。

取り木による素材づくりから、100均の器を活用した鉢の準備、水もちを考えた用土の配合、失敗しない植え付けのコツまで、実際の作業の写真と詳しい説明でまとめました。

基本を抑えれば丈夫で育てやすい樹種ですので、小さなミニ盆栽を作って、四季折々の表情を楽しみましょう。


たくさんの実がついたムラサキシキブのミニ盆栽

ムラサキシキブのミニ盆栽の素材

鉢植えのムラサキシキブに取り木をしている様子
ムラサキシキブのミニ盆栽を作るために、素材が必要になります。

ムラサキシキブを鉢植えで育てています。ホームセンターや園芸店で販売されている苗木を鉢に植え付けをしました。

苗木を大きな鉢に植え付ける様子を詳しく書いた記事がありますので、参考にして下さい。
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取り木
ムラサキシキブの木からミニ盆栽の素材を作る場合、取り木がおすすめです。

枝がある株で、翌シーズンの春に花が咲く可能性があります。

ムラサキシキブの取り木を5月27日にしました。

取り木の様子を詳しく書いた記事がありますので、参考にして下さい。
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発根
7月27日、撮影。

ムラサキシキブの取り木をして2ヵ月が経過しました。

発根していますのでハサミで切って親木から切り離します。


ビニールポット
ビニールポットを取り除きました。


素材
ムラサキシキブのミニ盆栽の素材が手に入りました。

コンパクトな株で枝がたくさんありますので、よい樹形になる可能性が高いです。


根
土を取り除くと根がたくさんありますので、枯れる心配がないです。

ムラサキシキブは発根がよいですので、挿し木や取り木で簡単に株を増やすことができます。

ムラサキシキブのミニ盆栽の鉢の準備

ミニ盆栽 鉢
ムラサキシキブのミニ盆栽の鉢の準備をします。

ムラサキシキブの素材は根が乾かないように水に浸けておくとよいです

100均の陶器に、穴を開けて、水が流れるように高台を削って作った鉢です。

100均の陶器に穴を開ける方法を詳しく書いた記事がありますので、参考にして下さい。
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針金
ミニ盆栽は、鉢が小さいですので、ムラサキシキブの樹が、倒れたり、鉢から抜けないように、針金を使って固定します。

針金は直径1.2ミリのアルミ線を20センチと5センチの2本に切りました。


巻きつける
20センチの針金を半分に曲げて、5センチの針金に巻きつけます。


鉢の底
鉢の底から針金を通します。


ペンチ
先が細いペンチ(ラジオペンチ)で、5センチの針金を曲げます。


鉢 準備
針金をセットして、ミニ盆栽の鉢の準備ができました。

ムラサキシキブのミニ盆栽の用土

ミニ盆栽 用土
ムラサキシキブは、水もちがよい用土を好みます

ホームセンターや園芸店で販売されている普通の培養土で育てることができます。作る場合は、赤玉土の小粒と腐葉土を7:3の割合で混ぜた用土が適しています。

ミニ盆栽は、赤玉土の極小粒(細粒)と軽石を8:2の割合で混ぜた用土を使います。

盆栽の基本の用土は赤玉土です。環境や管理の方法によって、最適な用土が異なりますので、いろいろな配合を試すとよいです。


均一
赤玉土と軽石が均一になるように混ぜます。


鉢底石
鉢の底に、水はけがよくなるように、軽石の小粒を鉢底石として薄く敷きます。


土入れ
鉢底石の上に用土を入れます。

園芸用品のスコップ(ショベル)は、実用的ではありません。土入れのほうが使いやすいです。土入れは100均で大と小の2個セットで販売されています。


3分目
鉢の高さの底から3分目ぐらいまで用土を入れました。植え付け・植え替えのときに株元の高さを確認して調整します。

植え付け・植え替えは根が乾かないように、手際よく作業したいですので、最初に鉢の準備をします。

ムラサキシキブのミニ盆栽の植え付け

準備した鉢
取り木で作ったムラサキシキブを用土を入れて準備した鉢に入れます。


押さえて
鉢に固定した針金で根を押さえます

盆栽では、根を針金で縛って固定しますが、取り木で作ったムラサキシキブの素材は、根の量が少ないですので、押さえるようにして固定するとよいです。


用土 鉢
作った用土を鉢に入れます。


隙間
根の間に用土が隙間なく入るように竹串で突きます。

赤玉土は粒状で隙間ができやすくなりますので、注意が必要です。


ミニ盆栽 完成
鉢の高さの8分目ぐらいまで用土を入れます。

仕上げに、表面の土は軽石を敷きます。軽石は固く、水遣りをしても崩れませんので、キレイな状態が長持ちします。

盆栽用の化粧砂を敷くと、美しい仕上がりになります

ムラサキシキブの素材を鉢に植え付けて、ミニ盆栽が完成しました。

ムラサキシキブのミニ盆栽の管理

水遣り
ムラサキシキブの素材を鉢に植え付けした後は、すぐに水遣りをします。

鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます

ムラサキシキブのミニ盆栽の水遣りは、鉢の土が乾いたら、たっぷり水を与えることが基本です。

春と秋は1日に1回、暑い夏は1日1~2回、寒い冬は完全に乾かないように、3~4日に1回ぐらいが目安になります。

暑い夏は、水切れに注意が必要です。半日陰で管理すると、水切れの心配がなくなります


明るい日陰
植え付けした後の1週間ぐらいは、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します

葉が萎れるなどの異常がなければ、少しずつ日の当たる場所に移動させます。

ムラサキシキブのミニ盆栽は、日が当たりがよい場所で育てます。午前中に日が当たり、午後からは日陰になる半日陰が最適です。

葉焼けを防ぐために、真夏は西日が当たらないように管理するとよいです。日当たりが悪いと、花が少なくなることがあります

耐寒性は普通です。冷たい風や霜に当たると、枝が枯れることがありますので、注意が必要です。寒さが厳しい地域は、保護すると安心できます。

ムラサキシキブのミニ盆栽のポイント

  • 日当たりの良い場所で育てる。真夏は西日を避ける。
  • 用土は赤玉土の極小粒と軽石を8:2。
  • 水遣りは、鉢の土が乾いたら、たっぷり水を与えます。
  • 肥料は、2月頃の寒肥、花後のお礼肥として、緩効性化成肥料を置き肥。
  • 植え替えは、芽吹く前の2月~3月。

ムラサキシキブのミニ盆栽は、特別な育て方はなく、基本を大切にすれば、初心者の方でも育てることができます。

鉢が小さいですので、根詰りしないように、1~2年に1回、植え替えをします。

ムラサキシキブのミニ盆栽の今後

7月27日に取り木で作ったムラサキシキブの素材を小さな鉢に植え付けて、ミニ盆栽を作りました。

九州地方の福岡県の平野部で育てています。温暖な気候ですので、夏の水切れにさえ気をつければ非常に育てやすい環境です。

寒冷地にお住まいの方は冬の管理に少し注意が必要になります。ムラサキシキブは比較的丈夫ですが、厳しい寒風や霜に当たると細い枝が枯れ込んでしまうことがあります。

氷点下が続く地域では、軒下に入れたり室内の凍らない場所で保護するなど、お住まいの地域の気候に合わせて防寒対策を調整して下さい。

ムラサキシキブのミニ盆栽の今後の様子はこの記事を更新します。1年間の育てる様子を記録します。


更新しました

ビオトープに飾るムラサキシキブ【動画】

少し涼しくなり始めた9月になると、緑色であったムラサキシキブの実が色づいてきました。

完成したムラサキシキブのミニ盆栽をメダカのビオトープに飾りました。紫色の実が水辺に映える、癒やしの風景をぜひ動画でご覧ください。
2022.09.03 ムラサキシキブのミニ盆栽とメダカのビオトープ

まとめ:ムラサキシキブのミニ盆栽で彩る水辺の暮らし

ムラサキシキブのミニ盆栽は特別な道具がなくても基本を大切にすれば、初心者の方でも楽しく育てることができます。

取り木や挿し木で手軽に株を増やせることができます。

小さなミニ盆栽で季節の移ろいを感じることができます。深まる秋に色づく紫色の実は、日々の暮らしにささやかな癒やしを与えてくれます。

メダカのビオトープとの相性は抜群で、水面に映る紫の実の美しさは格別です。

この記事でご紹介したムラサキシキブのミニ盆栽の作り方のポイントを参考にして下さい。



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