ユーフォルビア「白雪姫」は、トウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)の非耐寒性多年草です。メキシコ南部からエルサルバドルが原産地になります。
学名は、Euphorbia leucocephala ‘Shirayukihime’で、雪華草と呼ばれることがあります。レウコセファラ種の園芸品種です。
花が咲く期間は、晩秋の11月から冬の1月まで、小さな白色の花がたくさん咲きます。白色の花びらは花でなく、苞と呼ばれる花序の下の葉で、花はとても小さく目立ちません。
昼の時間が短くなると花をつける短日性ですので、花芽ができる夏頃から花が咲くまでは、夜は電灯などの照明が、当たらない場所で管理します。
同じように見えるユーフォルビア「ダイヤモンドフロスト」がありますが、花が咲く時期が5月から11月と「白雪姫」と異なり、花びらに見える白色の苞が大きいことが特徴です。
「ダイヤモンドフロスト」を育てた記事がありますので、参考にして下さい。
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ユーフォルビア「白雪姫」は、寒くなる晩秋から花が咲き始めますが、耐寒性が弱く、気温が10度以下になると枯れやすいです。冷え込む夜間に、5度以下になる時期からは、室内で保護するとよいです。
耐寒性が弱いですので、ホームセンターや園芸店では、一年草として扱われることがあります。
ユーフォルビアは、茎や葉を傷つけたり、切ったりすると、白い液が出ます。肌に触れるとかぶれることがありますので注意が必要です。
11月中旬に、ホームセンターで、ユーフォルビア「白雪姫」の苗が、値引き販売されていましたので、購入して育てます。
小さな鉢に、植え付け・植え替えをして、コンパクトで、美しい花を楽しみます。
ユーフォルビア「白雪姫」の苗
ラベルは写真がなく、文字だけですが、花が咲いている苗でしたので、実物を見て、購入することができました。
「姫白雪」と記載されています。草丈が小さい「白雪姫」の矮性品種です。小さいですので、置く場所に困ることがなく、寒い冬に保護しやすくなります。
ラベルは保管していますが、よく紛失しますので、写真に撮るようにしています。
EUPHORBIA
LEUCOCEPHALA
お手入れ方法
冬期はカーテン越しの光と10℃以上の保温。水・肥料は少な目に。
陽のよくあたる所で寒風を直接受けない場所ほど長持ちします。
ユーフォルビア「白雪姫」の苗の草丈は13センチぐらい。草丈は小さくコンパクトな株ですが、たくさん花が咲いていますので、豪華な雰囲気です。
大きな鉢や地植えすると、草丈が30センチぐらいまで大きく成長します。自生地では樹高が2メートルぐらいまで大きくなる低木です。
小さいほうが管理が簡単ですので、大きく成長しないように、小さな鉢植えで育てます。
左の鉢は、ユーフォルビア「ブラックバード」です。ユーフォルビア・マルティニの園芸品種で、濃い紫色の銅葉が特徴。花が咲く時期は4月~6月まで、花の色は黄色から黄緑色です。
同じユーフォルビアですので、葉の形は似ていますが、雰囲気が大きく異なります。
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ユーフォルビア「白雪姫」の小さな鉢植え
ユーフォルビア「白雪姫」は、草丈が30センチまで大きく成長する多年草です。大きく成長すると、管理が大変になりますので、小さな鉢植えで育てます。
小さな鉢植えで育てることで、日当たりを調節するために場所を移動したり、植え替えをしたり、管理が簡単にできます。
ビニールポットの状態のままで、鉢に入れると、植え付け・植え替えをしたときの雰囲気が確認できます。
ユーフォルビア「白雪姫」を小さな鉢植えで育てるために、KANEYA(兼弥産業)のスリット鉢を用意しました。
スリット鉢について、KANEYA(兼弥産業)のホームページで紹介してあります。
スリット鉢は、大地での根張りを鉢の中でも実現するために設計デザインされた理想的な植木鉢です。根のサークリング現象を防止するので、用土の90%以上が有効利用することができ、植物の生育に大きな効果があります。果樹・野菜・鑑賞用などあらゆる園芸に最適です。
MADE IN JAPAN、日本製ですので、耐久性が期待できます。
八角形の頂点に、側面から底にスリットが8つあります。
スリットにより、根が光を浴びて伸びなくなることで、底で根を巻くサークリング現象を防ぎます。
八角形の形状が特徴のスリット鉢ですが、上部は普通の鉢のように円形になります。
段差まで用土を入れますと、ウォータースペースができますので、水遣りが簡単になります。
植物の成長によいスリット鉢を使うことで、ユーフォルビア「白雪姫」を小さな鉢植えで育てることができます。
日差しが強く暑い夏は半日陰、霜が降りる寒い冬は室内などに移動させることで、最適な環境で育てることができます。
スリット鉢は価格が安いので、いろいろな鉢のサイズを購入してあります。左から2.5号(直径7.5センチ)、3号(直径9センチ)、3.5号(直径10.5センチ)。
苗木を購入するときは、鉢のサイズ選びで悩む必要がありません。
購入したユーフォルビア「白雪姫」の苗は、草丈が13センチぐらいですので、大きく成長させたい場合は、ビニールポットより一回り大きい3.5号(直径10.5センチ)が適したサイズになります。
ユーフォルビア「白雪姫」の立派な鉢植えになる予定です。
ユーフォルビア「白雪姫」の用土
ユーフォルビア「白雪姫」は、水はけ(排水性)と水もちがよい用土が適していますので、ホームセンターや園芸店で販売されている普通の培養土で育てることができます。
作る場合は、赤玉土の小粒と腐葉土を6:4の割合で混ぜた用土を使います。
スリット鉢は、スリットが多く設置され、水はけがよいですので、鉢底石の必要がありませんが、スリットから用土が流れ出ることを防ぐために、鉢底石を敷きました。
ユーフォルビア「白雪姫」は、水はけがよい用土が適していますので、鉢底石を敷き、水はけのよい環境を作ります。
鉢底石の上に用土を入れます。一度、土入れに入れると、用土がよく混ざりますのでおすすめです。
園芸用品のスコップ(ショベル)は、実用的ではありません。土入れのほうが使いやすいです。土入れは100均で大と小の2個セットで販売されています。
鉢の高さの底から3分目ぐらいまで用土を入れます。
植え付け・植え替えのときに、株元の高さを確認して調整します。
ユーフォルビア「白雪姫」の鉢の準備ができました。最初に鉢の準備をします。
根は乾燥しやすいですので、短時間で植え付け・植え替えをする必要があります。
ユーフォルビア「白雪姫」の植え付け・植え替え
ユーフォルビア「白雪姫」の苗を鉢に植え付け・植え替えをします。
必要な道具は、ハサミ、ピンセット、竹串です。
鉢受け皿の中で作業すると、周りを土で汚すことがなく、後片付けが簡単になります。
鉢受け皿は、100均でも販売されていますので、大きなサイズを植え付け・植え替え用に購入するとよいです。
ユーフォルビア「白雪姫」の植え付け・植え替えに適した時期は、暖かくなった5月頃になります。
11月中旬と、朝晩は冷え込むようになりましたが、温暖な九州地方の福岡県で育てていますので、根鉢を軽く崩して、鉢に植え付け・植え替えをします。
苗を掃除してキレイにする
ビニールポットの中にあった肥料と枯れ葉を取り除きました。
苗は植え付け・植え替えをする前に、キレイな状態にするとよいです。
ビニールポットから取り出す
ビニールポットの底を確認します。
根がたくさん出ていますと、引っかかってビニールポットから取り出すことができません。
根がポットの底の穴から出ている場合は、ハサミで切ります。
ビニールポットの底の角を指で押すと、簡単に取り出すことができます。
ユーフォルビア「白雪姫」の苗をビニールポットから取り出すことができました。
ユーフォルビア「白雪姫」の根鉢
ユーフォルビア「白雪姫」の苗をポットから取り出すことができ、根鉢になりました。
根鉢は、苗を鉢やポットから取り出して、根と土が固まって見えている状態のことです。
根鉢の状態を確認すると、根の量は少なく、長く伸びた根が数えれるぐらいあるだけで、心配です。
白い根は新しく、茶色の根は古く、黒い根は腐敗しています。
根鉢の底を三分の一ぐらいを崩して、一回り大きな鉢に植え付け・植え替えすることが基本です。
つぼみがあったり、花が咲いたりしている苗は、根鉢をあまり崩さないで、植え付け・植え替えをします。
根鉢を崩して、植え付け・植え替えの準備
ユーフォルビア「白雪姫」の苗を少し動かすと、根鉢が崩れました。根の量が少ないと、根鉢は崩れやすいですので、注意が必要です。
根鉢の表面の土は、水遣りで土の粒が崩れると、汚れて、水通りと通気性が悪くなります。
植え付け・植え替えのときに、表面の土を崩すと状態がよくなり、見た目も改善します。
竹串を使って、根鉢の表面の土を崩します。根元が見えるまで、根鉢の表面の土を取り除きました。
根元より周りの土が高くなっていることが多いですので、根元が一番高くなるように根鉢の肩の土を崩します。
根も呼吸をしていますので、水はけ(排水性)と通気性が大切です。
ユーフォルビア「白雪姫」の苗は、挿し木で作られますので、深植えされていることが多く、根元が3.5センチぐらい土の中に埋まっていました。
根も呼吸をしていますので、水はけ(排水性)と通気性が大切です。
鉢に植え付け・植え替えをするときに、根元の位置を地表にしてあげましょう。
根鉢をたくさん崩すと、枯れることが心配になりますが、植え付け・植え替え後の管理をしっかりすれば、大丈夫です。
枯れる原因は、根詰りによる根腐れが多いですので、不要な根は取り除きます。
ユーフォルビア「白雪姫」の根鉢を崩して、鉢に植え付け・植え替えをする準備ができました。
鉢に植え付け・植え替えをする
根元の位置を確認します。
スリット鉢の段差まで用土を入れますので、根元の位置が段差になるように調節します。
高い場合は、3分目まで入れた用土を減らします。低い場合は用土を増やします。少し低いですので、用土を足しました。
根鉢を竹串で挿すと、水通りや通気性がよくなります。
鉢の中に入れていますので、根鉢が崩れる心配がありません。
根鉢と鉢に隙間がありますので、用土を入れます。
根鉢の土が細かく、保水性が高いですので、腐葉土を入れずに、赤玉土だけの用土にしました。
根の間に用土が隙間なく入るように竹串で突きます。
赤玉土は粒状ですので、隙間ができやすくなりますので、注意が必要です。
スリット鉢の段差より少し下まで用土を入れます。
ウォータースペースを作るために、鉢のフチより1~2センチ下まで用土を入れますが、スリット鉢は、段差がありますので、分かりやすいです。
水流が強い散水ノズルで水遣りしても、赤玉土の粒が崩れることがありません。
雨や水遣りで土が跳ねて、葉に付着しますと、病気の原因になりますので、表面の土を軽石にするとよいです。
ユーフォルビア「白雪姫」の小さな鉢植えが完成しました。
小さな鉢植えですので、いろいろな場所に飾ることができ、管理も簡単です。
ユーフォルビア「白雪姫」の管理
ユーフォルビア「白雪姫」の苗を鉢に植え付け・植え替えした後は、すぐに水遣りをします。
鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます。
ユーフォルビア「白雪姫」の水遣りは、鉢の表面の土が乾いたら、たっぷり水を与えることが基本です。
乾き具合は、鉢を手に持ち重さで判断するとよいです。小さな鉢植えは簡単にできます。
春と秋は1~2日1回、暑い夏は1日1~2回、寒い冬は、完全に乾かないように4~5日に1回ぐらいが目安になります。
気温が低い時期に多湿の状態が続くと、根腐れの原因になりますので、水の与えすぎに注意します。
寒さが厳しい真冬は、暖かい日の午前中に水遣りをします。午後に水遣りをすると鉢の中に残った水が夜間に凍ることがあります。
花が咲く期間は、水切れに注意が必要です。水切れすると花が早く傷みます。
植え付け・植え替えした後の1週間ぐらいは、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します。
葉が萎れるなどの異常がなければ、少しずつ日の当たる場所に移動させます。
ユーフォルビア「白雪姫」は、日当たりのよい場所で管理します。暑い夏は、強い日差しで水切れや葉焼けしますので、明るい日陰で管理します。
日陰でも育てることができますが、茎が間延びして、花の数が減り、色も薄くなります。
花が咲いている時期は、雨が当たらないように管理します。花が傷むことがなく、長期間、花を楽しめます。
支柱で支える
ユーフォルビア「白雪姫」の小さな鉢植えは、草丈が14センチぐらいですが、茎の先端にたくさんの花があり、風が強く吹くと、倒れる可能性があります。
支柱を使って、茎を支えて、倒れることを防ぎます。
小さな鉢植えですので、竹串を支柱として使うことができます。
竹串を鉢の底まで深く挿します。
支柱を設置することで、茎の向きを修正することができます。
ユーフォルビア「白雪姫」の小さな鉢植えは、枝の向きがよくなり、よい草姿になりました。
ユーフォルビア「白雪姫」の育て方のポイント
- 日当たり、風通しのよい場所で育てる。夏は明るい日陰。
- 用土は普通の市販の培養土。作る場合は赤玉土と腐葉土を6:4で配合。
- 水遣りは、土が乾いたら、たっぷり水を与えます。
- 肥料は、5月~9月に緩効性肥料を置き肥で少量与える。
- 植え付け・植え替えは、暖かくなった5月頃。
- 耐寒性が弱く、10℃以下にならないように管理。
ユーフォルビア「白雪姫」は特別な育て方はなく、基本を大切にすれば、初心者の方でも育てることができます。
暖かくなった5月頃から、屋外で管理しますので、植え替えをします。植え替えるときに、切り戻しをすると、茎が増えて、たくさんの花が咲きます。
ユーフォルビア「白雪姫」の今後
鉢カバーに入れると、立派な鉢植えになります。
11月25日に、ユーフォルビア「白雪姫」の苗を鉢に植え付け・植え替えしました。
九州地方の福岡県の平野部で育てています。温暖な気候ですので、12月の平均気温は8.9度になります。最高気温が12.6度、最低気温は5.6度。
まだ本格的に寒くなる前に、保護する必要があります。室内で管理することが難しいですので、屋外で保護して、冬越しにチャレンジします。
ユーフォルビア「白雪姫」の今後の様子はこの記事を更新します。1年間の育てる様子を記録します。
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