「価格が安いプラ舟を使って、本格的な美しい和風のビオトープを作りたい」と試行錯誤しました。
本記事はメダカのビオトープによく利用されるプラ舟を使った本格的な美しい和風のビオトープの製作手順を多くの写真で徹底解説。
- 和風の雰囲気を演出するためのポイント
- 低予算でプラ舟の木枠を作るための材料選び・製作方法
- 水草の選び方とレイアウト
2018年に製作、その後の様子を記録しました。私の経験をもとにした工夫をすれば、メダカが生き生きと泳ぐ本格的な美しい和風のビオトープを手に入れることができます。
和風のビオトープの材料と道具
DIYで和風のビオトープの製作するためには、材料と道具をリストアップする必要があります。材料のサイズや購入しなければならない道具を確認して、費用を含めて検討しましょう。
和風のビオトープの材料
本格的な美しい和風のビオトープの製作に必要な材料とサイズを表にまとめましたので参考にして下さい。
DIYで使う道具
- 軍手
- ディスクグラインダー
- ダイヤモンドカッター
- マスキングテープ
- ノコギリ
- 電動ドリル
- ドリルの刃
- ドライバー(または電動ドリルのビット)
- メジャー、さしがね、鉛筆、キリ
価格が高い道具はディスクグラインダーと電動ドリルです。ディスクグラインダーは石調タイルを切るために使いますので必要。電動ドリルは穴あけに使うだけですのでキリで代用できます。
ビオトープに最適なプラ舟
ホームセンターなどで販売されているプラ舟。メダカの飼育容器によく使われます。黒色と緑色の2つの色が販売されていますが、和風のビオトープには黒色のほうがよいです。プラ舟をビオトープに使うメリット・デメリット
メリット
- 価格が安く、購入しやすい:大きさ(水が入る容量)に対して価格が安く、ホームセンターやネット通販で販売されていますので、簡単に購入できます。
- 軽量で設置や移動が容易:プラスチック製ですので、ガラスや陶器に比べて軽量です。一人で設置や移動することができます。
- サイズが豊富:プラ舟は多くのサイズがあり、容量は小さい25リットルから大きな220リットルの中から選べます。ビオトープには25・40・60・80リットルがよく使われます。
- 広くて浅い形状:ビオトープは水草を多くレイアウトしますので、プラ舟の広くて浅い形状が適しています。上から見て鑑賞するメダカに向いている形状です。
デメリット
- デザイン性がない:作業用の製品ですので価格重視でデザイン性がないです。陶器製の睡蓮鉢と比べると大きく見劣りします。
- 耐久性が低い:プラスチック製ですので日光(紫外線)による色あせ・劣化しやすいです。屋外で長期間使うと割れることがあります。
- 水温の変化が大きい:ガラスや陶器に比べてプラスチック製ですので断熱性が低く、水温の変化が大きくなります。水面が広いですので水が蒸発したり、凍ったりしやすいです。
プラ舟のサイズの選び方
メダカのビオトープに使うプラ舟のサイズは25・40・60・80リットルが一般的です。設置する場所やメダカを飼育する数で選びます。ビオトープではメダカ1匹に1~2リットルの飼育水が必要とされています。今回製作する和風のビオトープは、小さい25リットルのプラ舟を使います。メダカを20匹ぐらい飼育できます。日本製で
※2026年では物価上昇している影響で1000円前後になっています。
サイズはプラ舟のラベルに記載されている縦310(31センチ)×横570(57センチ)×深さ135(13.5センチ)です。
25リットルのプラ舟は小さいですが、私が初めて製作したプラ舟のビオトープは80リットルを使いました。
たくさんの水草をレイアウトでき、多くのメダカを飼育しています。水換えが大変・移動することが難しいなどのデメリットがあります。
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小さな25リットルのプラ舟を選ぶことで水換えなどの管理や移動が簡単になります。和風のビオトープの製作するための他の材料(石調タイルや材木)が少ないですので費用を抑えることができます。
プラ舟で和風の雰囲気を演出する
作業用の製品であるプラ舟は、ガラスや陶器に比べてデザイン性がないですので、メダカのビオトープで和風の雰囲気を演出するためには大きく2つのポイントがあります。- 石調タイルを貼る:プラ舟の内側の側面に石調タイルを貼ることで、プラスチックの部分が見えなくなります。黒色のプラ舟を選んでも日光(紫外線)で色あせしますので、効果的です。日本庭園に多くレイアウトされている石を使うことで雰囲気が大きく変わります。
- 木枠を設置する:プラ舟の上部のフチと外側に木枠を設置することでプラスチックの部分を隠すことができます。日光(紫外線)が当たらなくなりますので耐久性が向上します。
人工的な材料でなく、自然の材料である石や木材を使うことでプラスチック製のプラ舟でもメダカのビオトープに和風の雰囲気を演出できます。
プラ舟の内側の側面に石調タイルを貼る
ビオトープはメダカを上から見て鑑賞します。底の面は、底床に赤玉土などを敷くので隠れますが、側面のプラスチックの部分が目に入ります。ビオトープを美しくするためには、人工物であるプラスチックが見えないほうがよいです。
飼育容器の内側に石を組み、本物の池のようにすることも可能ですが、大きなプラ舟には多くの石が必要になります。
写真は日本庭園ようなビオトープを目指して作りました。飼育容器が小さいですが多くの石を準備しました。
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25リットルの小さなプラ舟ですが、縦31センチ×横57センチありますので、大量の石が必要になります。
プラ舟の内側の側面を隠すために、いろいろな材料を検討していると、ホームセンターで石調タイルを見つけました。プラ舟の内側の側面に石調のタイルを貼ることで、ビオトープが和風の雰囲気になります。
石調タイルのサイズは30センチ×30センチですので、25リットルの小さなプラ舟のサイズ、縦31センチ×横57センチに加工が少なく、貼ることができます。
ホームセンターで1枚300円ぐらいで販売されています。 ネット通販では10枚入りなどが多く、2枚ですと送料が高くなります。
※2026年では400円ぐらいに値上がりしています。
プラ舟の奥と左右の側面に石調タイルを貼ります。手前の側面は見えないので貼りません。タイルを切る作業が増えますが、2枚あれば貼ることができます。
同じ種類で小さい石調タイルもあります。1辺が15センチの正方形です。この石調タイルなら切ることはなく、並べるだけでよいです。1枚100円で9枚必要なので、ちょっとコストが上がります。
以前、製作した大きなプラ舟で小さい石調タイルを使いましたが、タイルとタイルのつなぎ目である縦の線が見えるので、タイルであることが、すぐにわかります。
今回は1辺が30センチの大きな石調タイルを貼ります。左右の側面は1枚で貼ることになり、タイルであることがわからないようになります。
石調タイルを切る
ダイヤモンドカッターは以前は高価でしたが、最近は安いものがあり、ある程度キレイに切ることができます。耐久性も悪くはないです。
ディスクグラインダーと呼ばれる電動工具を使います。作業中は音が大きく、うるさいです。騒音トラブルに気をつけて使用します。
購入したい場合は、ホームセンターで音の大きさを確認することを勧めます。音がうるさくて、ほとんど使わなくなることがあるからです。
ディスクグライダーは使い慣れていないと、ちょっと危険な電動工具です。重たくて、持ちにくいので、しっかり力を入れて切ります。
初めて使う人は、100均にディスクグラインダー用の砥石などが販売されているので、木材などのあまり硬くない材料を削ったりして慣れてから、ダイヤモンドカッターを使いましょう。
1辺が30センチの正方形の石調タイルを半分に切ります。プラ舟の深さは13.5センチです。ちょっと長いですが、木枠を製作するので大丈夫です。木枠の杉の角材の厚さが2センチあるので、ちょうどよいぐらいになります。
石調タイルに線を引くことは難しく、見えにくいと切るときに顔を近づけて危険です。切る線がよく見えるように、テープを使います。塗装用のマスキングテープが白くて見えやすいので便利です。
ダイヤモンドカッターで石調タイルを切ると、刃の厚さがあるので、ちょうど半分でテープを貼ると、どちらかが短くなります。3~4ミリぐらいの余裕が必要です。
2つのブロックを隙間を開けて置きます。石調タイルは重いですので、片側でなく両側にブロックを置かないと、切っている途中で割れてしまいます。軍手と保護メガネも用意しましょう。切りくずがたくさん飛びます。
メガネをかけているので、保護メガネは用意していません。DIYをよくするので、レンズが大きいDIY用の安いメガネを持っています。
普通のメガネでは、レンズが小さく隙間から切りくずが目に入ることがあります。目に切りくずが入ると、視界がなくなり、とても危険です。
ディスクグラインダーは重たく、回転しているときは必ず両手で持たないと怪我をします。安い保護メガネがあるので、必ず用意しましょう。
このダイヤモンドカッターでは、切り口がこのくらいの幅(4ミリぐらい)になります。4ミリの幅であれば、半分より2ミリ短くしてテープの右端を合わせます。
右利きの人は、左側にテープを貼って、テープの右端と切り口の左端が一致するように切ります。
石調タイルをキレイに半分に切れました。もう1枚も半分に切ります。
プラ舟の横の長さは57センチですので、奥の側面に石調タイルを2枚並べるとちょっと長いです。
このくらい隙間ができます。あまり目立つところではないので、このままでも大丈夫そうですが、キレイに貼りたいので石調タイルを斜めに切ります。
プラ舟の角の斜めに平行になるようにマスキングテープを貼ります。このマスキングテープに沿って切れば、ピッタリ合って石調タイルを貼ることができます。
奥の側面は少し長いので難しいです。斜めに切って長さの調整もしますので、台形に切ることになります。プラ舟で長さを確認して、もう片方を切ります。
半分に切るより少しだけ斜めに切るほうが難しいです。
慎重に作業して、石調タイルをキレイに斜めに切ることができました。
プラ舟に石調タイルを並べて確認します。プラスチックの部分がまったく見えないようになりました。
今回のプラ舟で本格的な美しい和風のビオトープを製作において、石調タイルを切ることが一番難しい作業です。
石調タイルをキレイに半分に切れました。もう1枚も半分に切ります。
プラ舟の角は斜め
半分に切った石調タイルをプラ舟に並べて確認すると、角はキレイに貼ることができません。 プラ舟の角は斜めになっているからです。プラ舟の横の長さは57センチですので、奥の側面に石調タイルを2枚並べるとちょっと長いです。
このくらい隙間ができます。あまり目立つところではないので、このままでも大丈夫そうですが、キレイに貼りたいので石調タイルを斜めに切ります。
プラ舟の角の斜めに平行になるようにマスキングテープを貼ります。このマスキングテープに沿って切れば、ピッタリ合って石調タイルを貼ることができます。
奥の側面は少し長いので難しいです。斜めに切って長さの調整もしますので、台形に切ることになります。プラ舟で長さを確認して、もう片方を切ります。
半分に切るより少しだけ斜めに切るほうが難しいです。
慎重に作業して、石調タイルをキレイに斜めに切ることができました。
プラ舟に石調タイルを並べて確認します。プラスチックの部分がまったく見えないようになりました。
今回のプラ舟で本格的な美しい和風のビオトープを製作において、石調タイルを切ることが一番難しい作業です。
私はディスクグラインダーを使った経験が多く、レンガなどの硬い材質のものをダイヤモンドカッターで切ったこともありますので、失敗することなく一度で成功しました。
ディスクグラインダーを初めて使う方は失敗することがありますので、予備の材料を用意してチャレンジしましょう。
石調タイルをプラ舟に貼る
石調タイルをプラ舟に貼るために接着剤としてバスコークNを使います。水槽用で防腐剤が入っていませんのでメダカに影響がありません。ラベルの裏側が説明書になっています。よく読んで正しく使いましょう。
貼る場所を間違えないように石調タイルを並べて置きます。
石調タイルの裏側にバスコークNを塗ります。たくさん塗ったほうが、しっかり固定できますが、貧乏性なので最低限の量しか塗りません。
バスコークNの説明書には、「24時間の静置」と書いてあります。動かないように重りとして車のジャッキを置きました。1日ですべての石調タイルを貼ることはできません。翌日以降に左右の側面に貼ります。
左右の側面に石調タイルを貼るときは、プラ舟をブロックを使って傾けました。立てると奥の側面に貼った石調タイルが剥がれる可能性があります。
重りを置いて動かないようにします。石調タイルを貼る作業は奥、右、左と3日以上かかります。完全に硬化するまで乾燥させると強い接着力があります。
右側の角は石調タイルがキレイに貼れました。
左側の角もプラスチックがまったく見えません。手前の側面に石調タイルを貼っていないので、この状態では不恰好ですが、木枠を設置するとキレイになります。
プラ舟の上部より石調タイルのほうが高くなっていますが、これも木枠でちょうどよくなります。
「水を繰り返し入れ替えて充分にアク抜きしてください」と書いてあるので、大量の水を使います。プラ舟を傾けて、水の量を少なくてアク抜きができるようにします。
傾けたプラ舟に水を入れます。
石調タイルを貼った部分を水でアク抜きします。奥の側面をアク抜きしています。
しばらくしてから、左右の側面のアク抜きをします。時間はかかりますが、使用する水の量を減らすことができます。
右側の角は石調タイルがキレイに貼れました。
左側の角もプラスチックがまったく見えません。手前の側面に石調タイルを貼っていないので、この状態では不恰好ですが、木枠を設置するとキレイになります。
プラ舟の上部より石調タイルのほうが高くなっていますが、これも木枠でちょうどよくなります。
バスコークNのアク抜き
バスコークNの説明書には、アク抜きをするように記載されています。プラ舟を満水にすると25リットルの水が必要です。「水を繰り返し入れ替えて充分にアク抜きしてください」と書いてあるので、大量の水を使います。プラ舟を傾けて、水の量を少なくてアク抜きができるようにします。
傾けたプラ舟に水を入れます。
石調タイルを貼った部分を水でアク抜きします。奥の側面をアク抜きしています。
しばらくしてから、左右の側面のアク抜きをします。時間はかかりますが、使用する水の量を減らすことができます。
プラ舟の内側に石調タイルを貼る まとめ
人工物のプラスチックが見えないように石調タイルを貼る作業は、「切る」「接着」「アク抜き」と3つの作業があり時間がかかります。ディスクグラインダーを使ってダイヤモンドカッターで石調タイルを切る作業は難しく、簡単にできません。接着やアク抜きは日数が必要です。
完成したビオトープを見るとプラ舟であることが、まったくわからなくなります。
完成したビオトープを見るとプラ舟であることが、まったくわからなくなります。
メダカの飼育容器の絶対的な頂点にある陶器製の睡蓮鉢に負けないぐらいの本格的な美しい和風のビオトープになります。
大きな陶器製の睡蓮鉢は、高価なものになります。低予算で本格的な和風のビオトープを製作するので製作は難しく、時間がかかります。
大きな陶器製の睡蓮鉢は、高価なものになります。低予算で本格的な和風のビオトープを製作するので製作は難しく、時間がかかります。
小さいタイルを使えばタイルを切る作業がないので、簡単にできるのでチャレンジしてください。
長さは約2メートルです。杉の荒材は束売りです。たくさん使う予定がない場合は、ちょっと高くなりますが、必要な分だけ購入しましょう。杉やヒノキがおすすめです。
このように、さしがねを使うと直角に線を引くことができます。荒材なのでキレイに直角になりませんが、便利な定規です。
縦と横の杉板を切りました。横の板は、プラ舟の長さより左右の杉板の厚さ分(12ミリ×2で24ミリ)、長く切ります。
杉板をネジで組み立てるために穴の位置にきりで印をつけます。
電動ドリルでキレイに穴を開けます。杉板の端に近いので、板が割れないように穴を開けます。
2箇所に穴を開けて、ネジで組み立てます。
できるだけ直角に組み立てるために、四角い箱などを利用すると仕上がりがキレイになります。使っていないプラスチックの水槽を利用しています。
側面の木枠が完成しました。
プラ舟に木枠を取り付けます。長さが短いと木枠が入りません。 ちょっと長くすると安心して製作できます。
側面の木枠によってプラ舟の外側のプラスチックの部分が見えなくなりました。
側面の木枠をプラ舟にネジで固定します。前面はネジが見えるので、左右と奥の面にネジで固定します。
杉の角材は約21ミリ×36ミリです。上部の木枠はプラ舟のフチの縦と横の長さに合わせて切ります。
上部の木枠はネジで固定するだけの簡単な制作方法にしました。杉の角材の端のほうですので、電動ドリルで下穴を開けてます。杉の角材が割れることを防ぐためです。
幅が36ミリあるので、しっかり固定するためには長いネジが必要となります。ちょっと工夫して、あまり長くないネジでキレイに固定する方法は、下穴の半分まで大きな穴にして、ネジの頭を隠すようにします。大きな穴が深くならないようにテープで印をつけます。
下穴の半分までをネジの頭が入るように大きな穴にします。
ネジの頭の大きさに合わせて、大きくしました。
長さが50ミリのネジを使いますが、杉の角材の幅が36ミリあるので、14ミリしか縦の杉の角材に固定できません。
下穴の半分までネジの頭が入るようにすると、写真のようになり、32ミリが縦の杉の角材にネジがしっかり固定できます。
前から見ると、ネジの頭がキレイに隠れますので、見た目が良くなります。
上部の木枠の完成です。
プラ舟に長さにぴったりです。石調タイルが少し高く出していましたが、上部の木枠の高さが21ミリあるので、ちょうどよくなります。
上部の木枠によって手前の側面は見えなくなるので、石調タイルを貼る必要はありません。
上部の木枠をプラ舟に固定します。プラ舟のフチの部分に電動ドリルで穴を開けてます。
プラ舟のフチを下から見ると小さな穴が見えます。
下からネジで上部の木枠をプラ舟に取り付けます。
プラ舟に木枠を取り付けるとプラスチックの部分が見えなくなり、美しい和風のビオトープになります。
プラ舟に木枠を製作する
木枠を製作する材料は、価格が安く、和風の雰囲気が出る杉の荒材を使います。プラ舟の側面には、幅105ミリの杉板の荒材、上部には21ミリ×36ミリの杉の角材を用意しました。長さは約2メートルです。杉の荒材は束売りです。たくさん使う予定がない場合は、ちょっと高くなりますが、必要な分だけ購入しましょう。杉やヒノキがおすすめです。
プラ舟の側面の木枠を製作する
杉板をプラ舟の縦と横の長さに合わせて切ります。ノコギリ、メジャー(巻尺)、さしがね、鉛筆を用意します。このように、さしがねを使うと直角に線を引くことができます。荒材なのでキレイに直角になりませんが、便利な定規です。
縦と横の杉板を切りました。横の板は、プラ舟の長さより左右の杉板の厚さ分(12ミリ×2で24ミリ)、長く切ります。
杉板をネジで組み立てるために穴の位置にきりで印をつけます。
電動ドリルでキレイに穴を開けます。杉板の端に近いので、板が割れないように穴を開けます。
2箇所に穴を開けて、ネジで組み立てます。
できるだけ直角に組み立てるために、四角い箱などを利用すると仕上がりがキレイになります。使っていないプラスチックの水槽を利用しています。
側面の木枠が完成しました。
プラ舟に木枠を取り付けます。長さが短いと木枠が入りません。 ちょっと長くすると安心して製作できます。
側面の木枠によってプラ舟の外側のプラスチックの部分が見えなくなりました。
側面の木枠をプラ舟にネジで固定します。前面はネジが見えるので、左右と奥の面にネジで固定します。
プラ舟の上部の木枠を製作する。
プラ舟の上部の木枠を製作します。杉の角材は約21ミリ×36ミリです。上部の木枠はプラ舟のフチの縦と横の長さに合わせて切ります。
上部の木枠はネジで固定するだけの簡単な制作方法にしました。杉の角材の端のほうですので、電動ドリルで下穴を開けてます。杉の角材が割れることを防ぐためです。
幅が36ミリあるので、しっかり固定するためには長いネジが必要となります。ちょっと工夫して、あまり長くないネジでキレイに固定する方法は、下穴の半分まで大きな穴にして、ネジの頭を隠すようにします。大きな穴が深くならないようにテープで印をつけます。
下穴の半分までをネジの頭が入るように大きな穴にします。
ネジの頭の大きさに合わせて、大きくしました。
長さが50ミリのネジを使いますが、杉の角材の幅が36ミリあるので、14ミリしか縦の杉の角材に固定できません。
下穴の半分までネジの頭が入るようにすると、写真のようになり、32ミリが縦の杉の角材にネジがしっかり固定できます。
前から見ると、ネジの頭がキレイに隠れますので、見た目が良くなります。
上部の木枠の完成です。
プラ舟に長さにぴったりです。石調タイルが少し高く出していましたが、上部の木枠の高さが21ミリあるので、ちょうどよくなります。
上部の木枠によって手前の側面は見えなくなるので、石調タイルを貼る必要はありません。
上部の木枠をプラ舟に固定します。プラ舟のフチの部分に電動ドリルで穴を開けてます。
プラ舟のフチを下から見ると小さな穴が見えます。
下からネジで上部の木枠をプラ舟に取り付けます。
プラ舟に木枠を取り付けるとプラスチックの部分が見えなくなり、美しい和風のビオトープになります。
プラ舟の木枠の製作は杉の荒材を使うことで低予算で製作できます。耐水性が強く、木目が美しいヒノキがありますが、価格が高く、硬い材質ですので加工が少し大変になります。
木枠は側面と上部に分けることで製作が簡単になります。
杉の荒材でも美しい木枠にできる加工方法があります。私がNVボックスに製作した木枠をバーナーで焼いて美しい焼杉にしました。
木目がとても美しくなります。製作方法を詳しく書いた記事がありますので、参考にして下さい。
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製作した和風のビオトープを設置
25リットルの小さいプラ舟は地面に直接置くと、ちょっと低いですのでブロックの上に置きます。メダカにエサを与えたり、水草の手入れをしたりするときに作業しやすい高さにします。2つのブロックの上に製作したプラ舟を設置します。
底床にはボラ土(日向土)の中粒を使いました。名前に土とありますが、ちょっと硬い軽石のようなものです。 赤玉土のように崩れることがなく、洗うと再利用ができますので、とても経済的です。
赤玉土を使う場合は洗い方に注意が必要です。赤玉土の洗い方について詳しく書いた記事がありますので、参考にして下さい。
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ボラ土はフルイで小さな粒を取り除きます。粗目のフルイは100均で購入しました。
フルイを使ってボラ土をビニール袋から取り出します。10回ぐらい横に振ると小さな粒は落ちます。
小さい粒を取り除く理由はビオトープの水換えは1年に1回ぐらいしかしません。春と冬に底の汚れを大きなスポイドで吸います。
小さい粒がスポイドを詰まらせることがあるので、ちょっと手間がかかりますが底床から小さい粒を取り除きます。
ボラ土を洗うと表面に付いた汚れが落ちるので飼育水が早く透明になります。
プラ舟の底にボラ土を敷きます。底が隠れるぐらいに敷きます。
底のプラスチックが隠れたことで、前から見るとプラスチックの部分は完全に見えなくなりました。木枠を取り付けていますので、プラ舟であることがわかりません。
プラ舟に水を入れます。カルキ抜きした水を使うと濾過バクテリアの定着が早くなりますが、25リットルの水を準備することは大変ですので、水道水を使いました。水道水を入れましたので、メダカを飼育するためには2週間ぐらい必要になります。
水に浮かぶボラ土があります。2~3日後に沈みますが取り除いてもよいです。
水草の選び方とレイアウト
水道水を入れましたので、濾過バクテリアの定着が早くなるように水草を入れました。左から姫睡蓮、ミニシペラス、マツモです。シラサギカヤツリとナガバオモダカもレイアウトしました。予備の水草なので、鉢のデザインに統一感がありません。
プラ舟に石調タイルを貼り、木枠を製作したビオトープですが、水草の選び方やレイアウトをしっかり考えないと本格的な美しい和風のビオトープになりません。
メダカのビオトープに水草の選び方について詳しく書いた記事がありますので、参考にして下さい。
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写真は右の奥にトクサをレイアウトしました。トクサは草丈が高く、竹のような雰囲気がありますので、和風のビオトープに必要な水草です。
私が試行錯誤した経験から姫トクサ、コブラグラス、ショートヘアーグラス、ニューラージパールグラスが和風の雰囲気に適しています。
水草を購入して鉢に植え付けて、ビオトープにレイアウトして育てることは大変ですが、少しずつ本格的な美しい和風のビオトープに近づいていきますので楽しいです。
本格的な美しい和風のビオトープの日々の様子
ビオトープの製作後はメダカの飼育が楽しくなります。プラ舟を使った本格的な美しい和風のビオトープの日々の様子をYouTubeに短い動画で記録しました。
YouTubeは公開して多くの方に見て頂くためだけでなく、自分の記録用に適したプラットフォームです。動画はHDDやSSDなどの記録メディアの容量が必要になりますが、YouTubeに動画を投稿すれば、自分のPCの記録メディアは必要なく、多くの動画を記録できます。
2021年5月から2023年4月までのプラ舟を使った本格的な美しい和風のビオトープの日々の様子を記録しています。
プラ舟で本格的な美しい和風のビオトープを製作する方法 まとめ
製作に必要な材料
- プラ舟 25リットル
- 石調タイル 30センチ×30センチ 2枚
- 杉板(荒材) 幅105ミリ 厚さ12ミリ
- 杉の角材 21ミリ×36ミリ
- バスコークN
内側に石調タイルを貼る
プラ舟の内側のプラスチックはメダカを観賞するときに、どうしても見えます。石調タイルを貼ることによって、雰囲気がとてもよくなるので、簡単ではありませんが、チャレンジする価値はあります。小さいタイルなら、切らずに貼るだけで大丈夫です。
木枠は、側面と上部に分けて製作する。
木枠の製作方法は、いろいろありますが、一番簡単な方法は、側面と上部を別々に製作することです。木材を切ってネジで固定するだけです。木枠はシンプルな形にして、ビオトープの周りに植物などを飾ると雰囲気がよくなります。
本格的な美しい和風のビオトープでメダカの飼育を楽しみましょう。
本格的な美しい和風のビオトープでメダカの飼育を楽しみましょう。