ミニ盆栽に毎日の水遣りに絶対必要な道具である如雨露(じょうろ)。
ミニ盆栽の水遣りに適した如雨露(じょうろ)をホームセンターや園芸店、ネット販売など、探しましたが、限りあるの予算内で納得できるものが見つけることができませんでした。
水遣りはミニ盆栽の毎日の楽しみですので、使いやすい如雨露(じょうろ)がどうしても必要です。
ミニ盆栽用の如雨露(じょうろ)を自作することにしました。すべてを自作すると、材料や道具などで多くの費用が必要になりますので、市販の小さな水差しをベースにハス口だけを自作します。
ミニ盆栽に適した如雨露(じょうろ)とは
ミニ盆栽は樹高20センチ、鉢の大きさが3号(直径9センチ)ぐらいまでの小さな盆栽です。盆栽用の如雨露(じょうろ)が適していますが、盆栽園や多くの盆栽を所有する愛好家向けの商品が多いです。
たくさんの盆栽にたっぷり水を与えるために、容量の大きな如雨露(じょうろ)が多く、4~6リットルが定番のサイズです。
ミニ盆栽用の小さい如雨露(じょうろ)を1つだけ見つけることができました。容量が1.8リットルで銅製、世界で称賛される「根岸産業」の商品です。
予算に余裕のある場合は、日本製で耐久性が高く、長期間使用できますので、おすすめです。
高価な商品ですので、詳しく紹介している根岸産業のホームページで確認しましょう。
銅製竿長如雨露2号を使っている動画を確認しました。竿を長くすることで、水の圧力をコントロールできるメリットは大きいですが、全長66センチは少し大きいような気がします。
以前に、ミニ盆栽用の水差しを製作しました。市販の水差しは先端のノズルが太く、小さなミニ盆栽では、用土が鉢の外に流れる出ることがありました。
極細のノズルを100均の水差しに取り付けて、ミニ盆栽に適した水差しに改良しました。
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ミニ盆栽用の如雨露(じょうろ)を自作
如雨露(じょうろ)をすべて自作することは難しく、多くの手間や費用が必要になります。小さな水差しをベースにミニ盆栽に適したハス口を自作します。
ベースになる水差しを探すことから始めます。水が入る容量が1リットルぐらいと小さく、加工しやすいことが条件です。
「リッチェルのラウンド水差し」が価格が安く、加工してミニ盆栽用の如雨露(じょうろ)を自作できそうです。
ポイントは、ノズルがテーパー(先細り)でなく、先端部分が真っ直ぐなことです。テーパー(先細り)になっているとハス口を取り付けることに苦労します。先端部分が曲がっていると、ハス口を取り付けることができません。
先端が斜めになっていないこともメリットが大きいです。コストダウンのために、斜めにカットしたビニール製のチューブがついています。ノズルの金属部分(ステンレス製)にハス口を取り付けやすいです。
水差しの測定
リッチェルのラウンド水さしは、ホームセンターや園芸店で販売されています。インターネット通販でも購入することができます。購入する前にサイズを確認するために、ホームセンターで各部を測定しました。ホームセンターの値段が安かったので、購入しました。
ハス口の部品
ノズルの先端に取り付ける部品を見つけました。給湯管の部品です。商品名がメーカーによって異なり、銅管レデューサー、銅管継手異径ソケット、異径銅ソケットなどです。
給湯の銅管はサイズが規格がありますので、どのメーカーでもサイズは同じです。大きいほうの外径が15.88ミリ、小さいほうの内径が8ミリの異径ジョイントです。
自作するハス口の部品は、給湯管の異径ジョイントと銅管キャップの2つです。
盆栽用の高級品の如雨露(じょうろ)と同じ材質である銅製です。規格品ですので価格が安く、同じものを購入しやすメリットがあります。
リッチェルのラウンド水さしに何も加工することなく、取り付けることができます。加工が少ないですので、簡単にハス口ができそうです。
ハス口の製作
銅管キャップにドリルで小さな穴をたくさん開けて、ハス口を自作します。部品は2つで200円ちょっとでしたが、ドリルの刃は350円と高価です。ドリルの刃は0.6ミリを選びました。小さくなるほど加工するときにドリルの刃が折れる可能性が高くなります。
30個ぐらいの穴を開けたいですので、途中でドリルの刃が折れると、再度、購入する必要があり、コストが高くなります。
うまくハス口が製作できたら、0.4ミリの穴に挑戦します。
最初の1つ目は、真ん中に慎重に開けました。0.6ミリと極細のドリルの刃ですが、考えていたほど難しくはなく、簡単に穴を開けることができました。
連続して穴を開けると、ドリルの刃が熱を持って折れやすくなるので、休憩しながらゆっくり穴を開ける作業をします。
ハス口の小さな穴を開ける作業が難しいと考えていましたが、実際は、ゆっくり作業すれば大丈夫でした。
穴をもっと増やそうとすると、ドリルの刃を折りました。油断すると失敗します。
ミニ盆栽に適した如雨露(じょうろ)で水遣り
穴を開けた銅管キャップと異径ジョイントを組み立てて、ハス口にします。分解できるので、ハス口の穴にゴミが詰まっても掃除できます。0.6ミリの穴でも、柔らかい水の流れになっています。小さい0.4ミリで穴を開ければ、さらに柔らかい水の流れになる可能性があります。
難易度が高そうなハス口の製作ですが、サイズがちょうどよい部品を見つけることで、穴を開ける作業だけで、簡単にハス口を自作できました。
ミニ盆栽の如雨露(じょうろ)の改良
ハス口を製作したミニ盆栽の如雨露(じょうろ)で毎日、水遣りができるようになりました。盆栽用の如雨露(じょうろ)は水を入れる所にゴミが入らないように網があります。盆栽を本格的にしていると、水を一度、水瓶などに貯めて常温にします。その水を如雨露に汲みます。
水瓶で貯めている間に水にゴミなどが入ることがありますので、如雨露(じょうろ)の給水口に、こし網が付属しています。
一般的なハス口は分解できないので、小さな穴にゴミが詰まると、取り除くことが大変です。こし網が付属していると本格的な盆栽用の如雨露(じょうろ)に見えます。
こし網を付ける予定でしたので、給水口がキレイな円である水差しが最適です。リッチェルのラウンド水さしは、ミニ盆栽の如雨露(じょうろ)のベースに最適です。
直径55ミリのサイズの茶こしを探します。表示してあるサイズより、実際に測ったほうが確実です。
ちょうどよいサイズの茶こしは、取っ手付きタイプでした。よく観察すると、取っ手は簡単に取り外すことができそうでしたので、購入しました。
ミニ盆栽の水遣りに適した如雨露(じょうろ)のまとめ
ミニ盆栽の水遣りは、葉に水を与える葉水と根元に水をかけて用土に水を与える2つの目的があります。
一般的な大きさの如雨露(じょうろ)は、葉水は問題ありませんが、根元の用土に水を与えることが難しいです。
ハス口が大きいですので、小さなミニ盆栽の根元を狙って水を与えることができません。
小さな如雨露(じょうろ)は作りが簡単な商品が多く、本格的なものがなかったので、自作することにしました。
ベースになる水差しは、容量が1リットルと少ないですが、1回の満タンにしてミニ盆栽6鉢ぐらいの水遣りに使用できます。
ハス口の製作では、理想的な部品を見つけることができたため、穴を開けるだけの作業で簡単にできました。
今後も、毎日、製作した如雨露(じょうろ)を使って、ミニ盆栽に水遣りをして改良します。