フウ(楓)は、 街路樹や公園などに植えられ、秋の紅葉が美しい樹です。
葉の形が三角のタイワンフウ(台湾楓)とモミジのように葉が5つに分かれるアメリカフウの2種類があります。
フウ(楓)の実から種を取り出して、種まきをして発芽させ、フウ(楓)のミニ盆栽を作ります。
フウ(楓)の実
公園などで見つけることができるフウ(楓)の実。シュリンプ(観賞用の小さなエビ)の飼育によく使われます。飼育水の水質の安定や稚エビのえさ場、隠れる場所になることから販売されていることもあります。
特徴のある形のフウ(楓)の実は、手芸や小物づくりに最適です。クリスマスリースなど使うことができます。
採取したフウ(楓)の実は直径3.5センチぐらいです。葉を確認すると5つに分かれていますので、アメリカフウ(モミジバフウ)です。地面に落ちている茶色のフウ(楓)の実は、種が残っていることがありません。穴が開いて、空洞になっているところがあり、種があった場所です。
公園の樹や街路樹のフウ(楓)は大きな樹ですので、手が届く高さに実があることが少なく、枝についている緑色の実を探すことに苦労しました。
公園の樹や街路樹の実は、落ちているものは、拾って採取しても違法になることが少ないですが、枝にある実を採取することは違法になるケースがあります。
自治体のホームページなどに公園の樹や街路樹についての記載されていますので、確認すると安心できます。
福岡市の街路樹の場合、「街路樹についてよくある質問Q&A」で
Q:街路樹の葉っぱや木の実を取ってもいいですか。
A:枝についている葉や実を採取することは街路樹を痛めることもあるため、お控えください。道路上に落ちている葉や実は採取してかまいません。
と記載されています。
緑のまちづくり「公益財団法人 福岡市緑のまちづくり協会」のホームページで紹介されています。
「街路樹を痛めることもあるため、お控えください。」とやさしい表現です。枝を折るなど樹を痛めると、器物損壊になる可能性が高いです。
採取した葉や実を商用(販売目的)に利用することを禁止していることが多いです。大量に採取することを防ぐためです。
常識の範囲なら大きな問題になることはありませんが、自治体によっては条例で制定されていることがありますので、確認することをおすすめします。
脚立や長い棒を使えば、採取できそうなフウ(楓)の実がありましたが、「お控えください」となっていますので、実行することはできません。
手が届く実を街路樹を痛めることなく、やさしく採取することが理想です。
記憶にあるフウ(楓)の樹は、紅葉が美しい大きな樹ですので、手が届くことはありません。自宅の近くに大きくないフウ(楓)の樹を見つけました。手が届く高さに緑色の実があり、採取することができました。
フウ(楓)の実から種を取り出す
実が開く前で、小さな粒がたくさん詰まっています。
穴が開いてないフウ(楓)の実は、4~5日後には穴が開き、種を取り出すことができました。右の緑色の実は、まだ穴が開いていません。
種を集めるために、小さな粒を取り除くほうが簡単です。目の細かいフルイを使います。
小さな粒は種を固定するためにあります。フウ(楓)の種はモミジと同じで羽があり、風で遠くに飛ぶようにできています。
風が強い日に、実から種が落ちるように小さな粒で固定しています。風が強いと遠くに種を飛ばすことができます。
種まきには、2つの方法があります。
- 種を採取直後に種まきをする「採りまき」
- 保存して適した時期に種まきをする
採りまきが簡単ですが、種の採取は秋が多く、発芽する春まで、長い期間、種まきした用土を乾燥させないように、水遣りが必要です。
保存して春に種まきすれば、発芽するまで短い期間ですので、注意すれば水遣りを忘れることが少ないです。
種の保存は、冷蔵庫などの寒い所がよく、乾燥させると発芽率が悪くなることもあり、樹種によって管理が難しいものがあります。
どちらの方法もメリットとデメリットがありますが、簡単な採りまきでフウ(楓)の種まきをします。
水に沈む種が発芽率が高いですが、羽があるフウ(楓)の種は沈みにくいですので、沈まないでも心配ありません。
写真のように水を入れてもすぐには沈みません。
半分くらいの種が水に沈みました。
プランターなどの深さがある容器のほうが、用土が乾きにくいので、おすすめです。
発芽後、ある程度の期間、苗が大きくなるまで、そのままの状態で栽培する場合は、大きな鉢がよいです。
発芽後、苗を植え替える場合は、小さな鉢でも大丈夫です。
発芽後、梅雨の終わりぐらいに植え替えをする予定ですので、5号の鉢にしました。
ホームセンターや園芸店で販売されている普通の赤玉土です。種まき用の専用の用土がありますが、フウ(楓)は発芽率が悪い樹でないので、必要ありません。
フウ(楓)の種は、1センチぐらいでしたが羽がありますので、種の部分は5ミリより小さいです。
種の大きさの2~3倍くらいの深さになるように、種まきをすることが基本ですので、6分目ぐらいまで用土を入れました。
種が重なると、発芽したときに苗の成長が悪くなる可能性がありますので、ピンセットで並べていきます。
種が乾かないぐらいの深さがよいです。
直射日光が当たる場所は、用土が乾燥しやすいです。水を含んだ種が乾燥すると発芽しにくくなります。
種まきした鉢は、園芸ラベルに名前を書いて管理します。用土だけですので、分からなくなる可能性があります。
アメリカフウはモミジバフウとも呼ばれ、漢字で書くと「紅葉葉楓」。ちょっと分かりづらいですが、漢字のほうが文字数が少なくなるので、ラベルに適しています。
フウ(楓)の種まきを冬の12月12日にしました。
暖かくなった春の発芽の様子は、この記事を更新します。
発芽した苗で、フウ(楓)のミニ盆栽を作ることが目標です。
たくさん発芽することを願って、水遣りをします。
0 件のコメント:
コメントを投稿