小さな白い花が美しく、葉も小さいですので、小さな鉢植えやミニ盆栽の素材になりそうです。
アベリアの学名は、Abelia × grandifloraです。スイカズラ科ツクバネウツギ属の半常緑低木になります。
和名はハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)、別名があり、ツクバネウツギ(衝羽根空木)やハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)と呼ばれることがあります。
花が咲く時期は、5月中旬〜10月と長く、新しく伸びた枝先に、白や淡いピンク色で釣鐘状の小さな花をたくさん咲かせます。
アベリアの苗
アベリアの苗をインターネット通販で購入しました。購入したい樹がありましたので、一緒に注文することで、送料の負担がなく、苗の価格だけで購入することができました。
「0.2m 10.5cmP」と記載された樹高が0.2メートル(20センチ)、直径10.5センチポットのアベリアの苗を注文しました。
樹の苗は、小さい苗は価格が安く、大きくなるほど価格が高くなります。
アベリアを小さな鉢植えにしますので、一番小さい苗を注文しました。
先端付近だけに、葉や新しい枝がありますので、剪定して樹高を小さくすることは難しいです。
しばらく栽培して、枝元に葉が芽吹くと、芽吹いた葉より上を剪定しても枝が枯れることはありません。
小さな樹高でコンパクトな小さな鉢植えができるまで時間が掛かりそうです。
10.5センチポットと記載されていましたので、ビニールポットを確認すると、「10.5」とありました。
間違ってないようです。
アベリアの苗は、幹が3本あります。手前の1本と奥の2本は、幹の樹皮の様子に違いがありますので、別々の株である可能性が高いです。
株分けすることができれば、2つの鉢に植え付け・植え替えができます。
アベリアが2鉢あれば、1つの鉢は、樹高を小さく、強剪定して、ミニ盆栽にチャレンジします。
株分けできる苗は、2つの鉢を作ることができますので、お得な苗です。
アベリアの小さな鉢植え
アベリアを小さな鉢植えで育てます。樹木は、庭植え・地植えが一般的で、鉢植えは大きな鉢に植えることが多いです。
大きく育てることが、よいと考える人が多いようですが、大きな樹は手入れや管理が大変になります。
小さな鉢植えは、移動が簡単ですので、いろいろな場所に飾ることができるメリットがあります。
落ち葉が少なく、掃除が簡単になり、美しい花を楽しめますので、おすすめです。
株分けできる可能性がありますので、2つの鉢を用意しました。
プラスチック製の鉢は、価格が安く、軽いことがメリットです。
陶器の鉢のように割れる心配がありませんので、取り扱いが簡単です。
KANEYA(兼弥産業)の商品であるスリット鉢は、大地での根張りを鉢の中でも実現するために設計デザインされた理想的な植木鉢です。根のサークリング現象を防止するので、用土の90%以上が有効利用することができ、植物の生育に大きな効果があります。果樹・野菜・鑑賞用などあらゆる園芸に最適です。
KANEYA(兼弥産業)のホームページで紹介されています。
生産者向けの商品ですので、実績があり、小さな鉢植えで樹木を育てることに適しています。
根が伸びることができなくなると、株元から新しい根が伸びます。
長く伸びた根より、株元から四方八方に根が多く伸びるほうが、植物の成長によいです。
アップルウェアーのプレステラ105型になります。
ホームセンターや園芸店で10ヶ組で販売され、価格がとても安いです。
段差まで用土を入れると、ウォータースペースができます。
スリット鉢とプレステラは、樹木の小さな鉢植えに適した鉢になります。
価格が安く、おすすめの鉢ですが、生産者向けの商品ですので、デザイン性がよくありません。
鉢カバーを利用することで、デザイン性を改善することができます。
アベリアの美しい花が咲くまでに、適したサイズの鉢カバーを見つけます。
アベリアの植え付け・植え替え
アベリアの苗をビニールポットから取り出して、鉢に植え付け・植え替えをします。
必要な道具は、ハサミ・ピンセット・竹串・食器のフォークです。
大きな鉢受け皿の中で作業すると、周りを土で汚すことがなく、後片付けが簡単になります。
アベリアの植え付け・植え替えに適した時期は、春と秋になります。
常緑の丈夫な樹ですので、真夏と真冬以外なら、大丈夫です。
ビニールポットから取り出す
アベリアの苗の鉢の底を確認します。根がたくさん出ていますと、引っかかってビニールポットから取り出すことができません。
底の穴から出ている根は、ハサミで切ります。
白い根は新しいですので大丈夫です。根が腐敗すると黒色になり、根腐れします。
アベリアは根の成長が活発ですので、ビニールポットで育てると、すぐに根詰りします。
アベリアの根鉢を崩す
アベリアの根鉢。
このままの状態で、植え付け・植え替えをすると、健康で元気よく育つことは無理です。
根鉢を崩す必要があります。
大きな鉢の場合は、三分の一ぐらいで問題ないですが、小さな鉢に植え付け・植え替えをする場合は、すべての土を落とすことをおすすめします。
竹串は、素材が竹で適度な硬さですので、根を傷つけにくい特徴があります。
食器のフォークは、ステンレス製で強度がりますので、代用できます。
根鉢の底をハサミで切り落とします。
根の剪定に使うハサミは、100均の安いハサミを用意するとよいです。
土や小さな石を一緒に切ることになりますので、ハサミの刃が傷みます。
葉や枝を切る園芸用のハサミを使うと、切れ味が悪くなります。
根鉢を回して、少しずつ切るようにするとよいです。
断面を見ると、外側は根がたくさんありますが、用土の部分には、根がほとんどありません。
用土が有効に利用できてなく、樹の元気に成長できません。
根鉢をすべて崩すことで、根を剪定して整理して、用土が有効に利用できる状態にします。
断面を見ると、根鉢を軽く崩して、植え付け・植え替えをすることができなくなります。
アベリアの根鉢をすべて崩しました。
細い根は土を落とすと切れますので、長く伸びた根がなくなり、根の量が少なくなります。
根の量が少なくなり、枯れることが心配になりますが、植え付け・植え替え後の管理を適切にすれば、大丈夫です。
アベリアの株分け
アベリアの苗の株分けをします。2つの株の根が絡まっていますので、竹串を使って、少しずつ根を分けます。
ゆっくり、丁寧に株分けします。
ホームセンターや園芸店で販売されている普通の培養土で育てることができます。
水はけ(排水性)がよい用土が適しています。
スリットから用土が流れ出ますので、底にゴロ土として、赤玉土の小粒を敷きました。
ポイントは、根元の位置です。
幹をどのくらい土の中に埋めるか?根元の位置が大切になります。
基本は、苗のときと、同じ位置にすることです。
根元の位置は、鉢の高さの底から3分目くらいまで入れた用土を減らしたり、増やしたりすることで調整できます。
鹿沼土は、赤玉土より硬く、水遣りで粒が崩れることがありません。
鉢の高さの底から3分目くらいまで用土を入れます。
鉢の大きさに対して、樹高が高く、バランスが悪いです。
長く伸びた枝の根元付近に葉が芽吹いたら、枝を短く剪定します。
アベリアの苗を株分けして、2つの小さな鉢植えを作ることができました。
アベリアの管理
アベリアの植え付け・植え替え後は、すぐに水遣りをします。鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます。
アベリアの水遣りは、表面の土が乾いたら、たっぷり水を与えることが基本です。
目安は、春と秋は1日1回、暑い夏は朝と夕方の1日2回、寒い冬は3~4日に1回ぐらいになります。
水遣りの回数を増やすことは難しいですので、置く場所を変えて日当たりを調節することで、水切れを防ぎます。
暑い夏の昼間は、鉢受け皿に水を入れて、腰水で水切れを防ぐことができますが、夜は鉢受け皿から出します。
腰水した状態が長時間になると、根腐れしやすくなります。
植え付け・植え替え後の1週間から10日間ぐらいは、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します。
葉が萎れるなどの異常がなければ、少しずつ日の当たる場所に移動させます。
アベリアは、美しい花を楽しむために日当たりのよい場所で育てます。
常緑性で、夏でも葉焼けしにくいですが、鉢植えは、水が不足しますので、夏の西日に注意が必要です。
アベリアの今後
9月22日に、アベリアの苗を株分けして、鉢に植え付け・植え替えしました。九州地方の福岡県の平野部で育てています。
温暖な気候ですので、11月ぐらいまでアベリアの花が咲きます。
アベリアの小さな鉢植えは、枝が徒長して長いですので、剪定をします。
枝に葉がなくなると、枝が枯れることがありますので、枝の根元に葉が芽吹くまで待ちます。
アベリアの花は、新しく伸びた枝の先端に咲きますので、樹形をコンパクトにして株立ちにします。
アベリアの美しい白い花がたくさん咲くように育てます。
アベリアの苗木を鉢に、植え付け・植え替えをした翌日ですが、枝の先端のつぼみが少し膨らんでいます。
アベリアの花が咲きました。小さな白色の花です。
ツヤのある濃い緑色の葉と白色の花で、よい雰囲気になります。
アベリアの剪定
5月27日、撮影。暖かくなる春になると、芽吹いて葉が増えました。
寒い冬に、ツヤのある濃い緑色の葉は、紅葉して、銅葉になりました。
アベリアの挿し木について、別の記事で詳しく書きました。参考にして下さい。
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アベリアを取り木して、ミニ盆栽を作ります。
挿し木は大きくなり、花が咲くまで時間が掛かりますので、取り木がよいです。
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5月下旬ですので、もうすぐアベリアの花が咲き始める時期です。
次回の更新は、アベリアの花が咲く様子を予定しています。
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