学名はEremophila、エミューブッシュやエレモフィラ・マクラタと呼ばれることもあります。
エレモフィラの原産地は、オーストラリアで、春に花が咲きます。花の色や形は品種により大きく異なります。
エレモフィラの苗木がホームセンターで販売されていましたので、購入して育てます。
オーストラリア原産のオージープランツの人気が高くなっています。
葉が美しいロフォミルタスを小さな鉢植えで育てています。
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エレモフィラの苗木
ラベルに、エレモフィラ・ニベアと記載されています。ニベアは品種名で、銀白色の短い毛に覆われた葉が美しく、春に淡青色の花が咲きます。ホームセンターや園芸店で、よく販売される流通量が多い品種になります。ラベルに、花の写真がないことが残念です。
ラベルの裏に簡単に説明が記載されています。
エレモフィラ・ニベア
学名 Eremophila nivea.
ハマジンチョウ科/半耐寒性常緑低木
開花期
3月~5月
(地域によって異なります)
置き場所
日当り、風通しの良い所
水やり
土の表面が乾いたら、たっぷりと与えて下さい。
肥料
生育期に緩効性の化成肥料を与えて下さい。
エレモフィラの苗木の樹高は、30センチぐらいです。
細い枝が長く伸びていますので、樹形がよくありません。剪定することを考えましたが、1年目は花を咲かせることが目標ですので、このままの状態で育てます。
根元の近くの葉は、密集していますので、風通しが悪く、水遣りのときに土が跳ねて葉に付着しますと、病気になる可能性が高くなります。
枝が多くありますので、うまく剪定できれば、よい樹形になりそうです。
樹が小さい場合は、子供用の歯ブラシがコンパクトで使いやすいです。
エレモフィラの苗木は、根元がキレイになり、幹が見えるようになりました。
樹木の鉢植えは、根元が見え、幹から枝が分かれている樹形が美しく見えることが大切です。
エレモフィラの小さな鉢植え
エレモフィラは、樹高が50~250センチぐらいまで大きく成長する樹です。
大きく成長すると、管理が大変になりますので、エレモフィラを小さな鉢植えで育てます。
鉢植えで育てることで、管理が簡単になります。
日当たりを調節するために場所を移動したり、植え替えをしたり、小さな鉢植えは簡単にできます。
花が咲かなければ、鉢を大きくして、育てることにします。
少し樹高が高いですが、剪定することでバランスのよい鉢植えになります。
エレモフィラの鉢は、アップルウェアーのプレステラ105型にします。
ホームセンターや園芸店で10ヶ組で販売され、価格が安いですので、おすすめの鉢です。
苗木の植え付け・植え替えをするときは、予備の鉢を用意します。株分けしたほうがよい場合や鉢のサイズを変更することがあります。
一回り小さなプレステラ90型もあり、いつでも植え付け・植え替えができるように、購入して鉢の予備を用意しています。
プレステラの大きな特徴は、側面から底にスリットが多く設置されていることです。
スリットにより根の先端が光を浴びて、伸びることができなくなります。
鉢の底で根が巻くサークリング現象を防ぎ、根詰りすることなく、用土を有効に利用でき、植物が元気に成長できる鉢です。
小さな鉢植えで、エレモフィラを元気に育てることができ、根詰りを防止しますので、植え替えの頻度も少なくなります。
プレステラは、底に特許番号が記載されています。
1辺に2ヶ所、合計8ヵ所に仕切りがあり、根が鉢の底に沿って伸びることを防ぎます。
スリットだけでなく、仕切りを設置することで、完全に鉢の底で根が巻くことを防ぎます。
段差まで用土を入れると、ウォータースペースができ、水遣りが簡単になります。
プレステラは、生産者向けの商品で、実績がありますので、エレモフィラを健康で丈夫に育てることが期待できます。
デメリットは、デザイン性がよくないことです。プラスチック製の鉢ですが、日本製ですので耐久性が高く、よい鉢です。
プレステラ105型は、1辺9センチぐらいの正方形の鉢です。
普通の円形の鉢の3号(直径9センチ)より、少し大きなサイズになります。
エレモフィラは、高温多湿に弱い性質の植物ですので、鉢底石を敷くことをおすすめします。
エレモフィラの用土は、ホームセンターや園芸店で販売されている普通の培養土で大丈夫です。
用土を作る場合は、赤玉土の小粒と腐葉土、軽石を5:2:3の割合で混ぜた用土が適しています。
高温多湿に弱いですので、軽石を多く混ぜました。市販の培養土にも軽石を混ぜるとよいです。
赤玉土の小粒と腐葉土、軽石が均一になるように混ぜます。
鉢の高さの底から3分目まで用土を入れて、エレモフィラの鉢の準備ができました。
苗木の植え付け・植え替えは、根が乾燥しないように、素早く作業したいです。鉢の準備を最初にするとよいです。
エレモフィラの植え付け・植え替え
エレモフィラの苗木を、鉢に植え付け・植え替えをします。
必要な道具は、ハサミ、ピンセット、竹串です。
鉢受け皿の中で作業すると、周りを土で汚すことがなく、後片付けが簡単になります。
鉢受け皿は、100均でも販売されていますので、大きなサイズを植え付け・植え替え用に購入するとよいです。
エレモフィラの植え付け・植え替えに適した時期は、春の4月~6月と秋の9月から10月です。
12月下旬と秋の植え付け・植え替え時期に少し遅いですが、ビニールポットのままで、冬越しさせることは負担になりますので、鉢に植え付け・植え替えをします。
ビニールポットから取り出す
最初に、底を確認します。
根がたくさん出ていますと、引っかかってビニールポットから取り出すことができません。
根がビニールポットの底の穴から出ている場合は、ハサミで切ります。
ビニールポットの底の角を指でつまむように押すと、簡単に取り出すことができます。
手で引っ張り上向きに、ビニールポットから取り出すと、根鉢が崩れて落としたり、土がこぼれたりしますので、置いて作業すると失敗なくできます。
エレモフィラの苗木をビニールポットから取り出すことができました。
エレモフィラの根鉢
エレモフィラの苗木をビニールポットから取り出すことができ、根鉢の状態になりました。
根鉢は、苗木を鉢やビニールポットから取り出して、根と土が固まって見えている状態のことです。
エレモフィラの根鉢を観察すると、根の量が多く、底で根が巻くサークリング現象が起きています。
根詰りに近い状態ですので、植え付け・植え替えに適したタイミングです。
根鉢を崩す
根鉢の底を三分の一ぐらいを崩して、一回り大きな鉢に植え付け・植え替えすることが基本です。
12月下旬と寒くなる時期ですので、底を軽く崩して、植え付け・植え替えをします。
根鉢の表面の土は、水遣りで土の粒が崩れると、水通りと通気性が悪くなります。
植え付け・植え替えのときに、表面の土を崩すと状態がよくなり、見た目も改善します。
育てているときに、表面の土を崩すことを「中耕(ちゅうこう)」と言います。雑草を取り除き、水通りと通気性が改善しますので、おすすめです。
竹串を使って、根鉢の表面の土を崩します。
根元が見えるまで、根鉢の表面の土を取り除きました。根元は、幹から根が生えている部分です。
公園などにある大きな樹は、根の一部が地表に見える状態です。根元の位置が地表になると、樹の成長がよくなります。
根も呼吸をしていますので、水はけ(排水性)と通気性が大切です。
苗木は、倒れることを防ぐために深植えされていることが多く、エレモフィラの苗木も根元が2センチぐらい土の中に埋まっていました。
鉢に植え付け・植え替えをするときに、根元の位置を地表にしてあげましょう。
このままの状態で、植え付け・植え替えをすると、根の成長がよくありませんので、軽く崩します。
根元の位置を確認します。
プレステラの段差まで用土を入れますので、根元の位置が段差になるように調節します。
高い場合は、3分目まで入れた用土を減らします。低い場合は用土を増やします。
水通りや通気性がよくなります。鉢の中に入れていますので、根鉢が崩れることがありません。
根鉢の土が細かく、保水性が高いですので、赤玉土だけにしました。
エレモフィラの小さな鉢植えができました。
土の中に埋まっていた幹を出しましたので、樹高が少し高くなりました。
小さな鉢植えですので、いろいろな場所に飾ることができ、管理も簡単です。
エレモフィラの管理
エレモフィラの苗木を鉢に植え付け・植え替えした後は、すぐに水遣りをします。
鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます。
エレモフィラの水遣りは、鉢の表面の土が乾いたら、たっぷり水を与えることが基本です。
春と秋は1日1回、暑い夏は朝と夕方の1日2回、寒い冬は2~3日に1回ぐらいが目安になります。
花が咲く期間は、水切れに注意が必要です。水切れすると花が傷みます。
寒い冬でも、乾いた風で1日で乾いたり、小春日和で暖かい日があったりしますので、1日1回は、乾き具合を確認するようにしましょう。
水遣りができないときは、鉢受け皿に水を入れて腰水で管理するとよいです。
長時間、腰水をすると根腐れの原因になりますので、夜は水の中から鉢を出します。
植え付け・植え替えした後の1週間ぐらいは、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します。
葉が萎れるなどの異常がなければ、少しずつ日の当たる場所に移動させます。
エレモフィラは、日当たり・風通しの良い場所で管理します。暑い夏は、日差しが強いですので、半日陰に移動させます。
長期間、雨に当たると根腐れしたり、葉が黒ずんだりしますので、雨の当たらないところがよいです。
エレモフィラの育て方のポイント
- 日当たり・風通しがよい場所で育てる。
- 用土は普通の培養土でよい。
- 水遣りは、表面の土が乾いたら、たっぷり水を与えます。
- 肥料は春と秋に緩効性化成肥料を置き肥で与えます。
- 植え付け・植え替えは、春と秋が適しています。
エレモフィラは基本を大切にすれば、初心者の方でも育てることができます。
鉢植えは根詰りしないように、2~3年に1回、春か秋に植え替えをします。
耐寒性が弱いですので、寒い地域は冬は室内で管理が安心できます。
エレモフィラの今後
12月21日に、エレモフィラの苗木を鉢に植え付け・植え替えしました。
九州地方の福岡県の平野部で育てていますので、温暖な気候です。
エレモフィラの今後の様子はこの記事を更新します。
最初の目標は、冬越しです。本格的に寒くなる1月と2月を無事に過ごすことができるか?確認します。次の目標は、春に花を咲かせることになります。
エレモフィラの小さな鉢植えで、銀白色の短い毛に覆われた葉を楽しみ、春に、たくさん花が咲くことを期待します。
1年間の育てる様子を記録します。
エレモフィラのつぼみ
3月19日、撮影。エレモフィラの苗木を鉢に植え付け・植え替えしてから、3ヵ月が経過しました。
つぼみを確認できてから、3週間が過ぎました。
エレモフィラの花が咲く時期は、ラベルには3月~5月と記載されています。
エレモフィラの花が咲きました。
エレモフィラが満開になりました。
ベル形の合弁花で、花冠は5列に分かれ、少し外側に反っています。花の色は、淡い青色から紫色。奥の方は白色で斑点があります。
エレモフィラの花がら摘み
5月5日、撮影。
エレモフィラの花が咲き終わりました。
花が咲き終わり、結実して種を作ろうとすると、樹が弱りますので、花がら摘みをします。
エレモフィラは小さな鉢植えで育てますので、樹高が小さいほうがよいです。
花が咲いていた枝の先端をハサミで切り落とすと、樹高が小さくなります。
花がら摘みでなく、剪定になりましたが、花がらがなくなり、樹高が小さくなったのでよかったです。
樹高が小さくなり、管理しやすくなりました。
エレモフィラの剪定
5月24日、撮影。エレモフィラは、花が終わり、枝の先端に葉が芽吹き、樹高が大きくなっています。
小さな鉢植えですので、樹高が大きくならないように剪定をします。
エレモフィラは剪定すると、切ったところが少し枯れます。剪定に弱い樹になります。
エレモフィラの剪定に適した時期は、花が咲き終わった後から6月までになります。
新しく伸びた枝に、翌シーズンに咲く花芽ができますので、古い枝を短く切る剪定が適しています。
不要な枝を途中で切るのではなく、付け根から切り取るので、枝透かし、枝抜き剪定と呼ばれることもあります。
エレモフィラは、枝分かれが少なく、枝が長く伸びる性質です。
剪定して、エレモフィラの小さな鉢植えは、樹高が20センチ以下になりました。
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エレモフィラ「ニベア」は、多湿に弱く、梅雨の長雨で根腐れすることがあります。
樹高が小さくなりましたので、雨が当たらない場所で管理しやすくなりました。
次の更新は、梅雨時期と夏越しの様子を予定しています。
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