オオデマリ(大手毬)は、レンプクソウ(スイカズラ)科ガマズミ属の落葉性低木です。
学名は、Viburnum plicatum f. plicatumで、テマリバナやジャパニーズ・スノーボールと呼ばれることがあります。
日本や台湾、中国に自生するヤブデマリの園芸品種です。ヤブデマリのガク咲きの花が、すべて装飾花に品種改良されて、真っ白なボール状の手毬咲きの花を咲かせるオオデマリが誕生しました。
花だけでなく、表面にくぼみがある葉も美しく、秋に紅葉を楽しめます。
園芸店で、オオデマリの苗木が販売されていましたので、購入して育てます。よく庭植えされていますが、小さな鉢植えで育てることにチャレンジします。
オオデマリの苗木
オオデマリの苗木のラベルで、
花の色や形を確認して購入しましょう。
ラベルは保管していますが、よく紛失しますので、写真に撮るようにしています。
植物のラベル用のアルバム(フォルダ)を作り、保存すると便利です。
大きく「ビバーナム」と記載されています。
レンプクソウ科(スイカズラ科)は、Viburnum(ビバーナム)ですので、間違ってはいません。
一般的に、ガーデニングで人気が高いビバーナムは、外国の品種であるティヌスやダビディー、カールセファーラムなどになります。
ビバーナム
スイカズラ科 落葉低木
花期:5月~6月頃
用 途
庭植え 花壇 鉢植え
栽培方法
日当たり~半日陰で排水の良いところを好みます。
庭植えの場合、根付いた後は極端に乾燥する時以外は特に水やりの必要はありません。鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
肥料は花後と落葉期の年2回を目安に、市販の肥料を適宜与えてください。
基本的に自然樹形が望ましい為、剪定を行なう場合は重なった枝や枯れ枝を切り落とす程度にします。
オオデマリの苗木の樹高は40センチぐらい。
苗木は小さいですが、地植えすれば、樹高が3~4メートルぐらいまで大きく成長します。
小さいほうが管理が簡単ですので、大きく成長しないように、小さな鉢植えで育てます。
最初の枝分れまでは6センチぐらい。
苗木は、幹が真っ直ぐ長く伸びていますと、小さくすることが難しくなります。コンパクトな鉢植えで育てる場合は、低い位置で枝分れしている苗木を選ぶとよいです。
直径13.5センチ、4.5号のビニールポットに植えられています。
オオデマリの苗木は、芽吹き始めています。
苗木の根元から、徒長枝が長く伸びています。
オオデマリの小さな鉢植え
オオデマリは、樹高が3~4メートルぐらいまで成長する落葉性低木です。大きく成長すると、管理が大変になりますので、小さな鉢植えで育てます。
小さな鉢植えで育てることで、管理が簡単になります。
日当たりを調節するために場所を移動したり、植え替えをしたり、小さな鉢植えは簡単にできます。
苗木をビニールポットのまま、鉢に入れると植え付け・植え替えしたときの雰囲気が確認できます。
ビニールポットと大きさがあまり変わらない鉢に植え付けます。花が終わったら、剪定をして、コンパクトな樹高で育てたいです。
オオデマリを小さな鉢植えで育てるために、KANEYA(兼弥産業)のスリット鉢を用意しました。
スリット鉢について、KANEYA(兼弥産業)のホームページで紹介してあります。
スリット鉢は、大地での根張りを鉢の中でも実現するために設計デザインされた理想的な植木鉢です。根のサークリング現象を防止するので、用土の90%以上が有効利用することができ、植物の生育に大きな効果があります。果樹・野菜・鑑賞用などあらゆる園芸に最適です。
MADE IN JAPAN、日本製ですので、耐久性が期待できます。
根詰りすることがなく、オオデマリを元気に育てることができます。植え替えも2~3年に1回で大丈夫になります。
スリット鉢のサイズは5号(直径15センチ)、CSM-150になります。
スリット鉢の大きな特徴は、六角形の形状と側面から底にスリットが設置されていることです。
ホームセンターや園芸店で販売され、価格が安いですので、おすすめの鉢です。
六角形の頂点に、側面から底にスリットが6つあります。
スリットにより、根が光を浴びて伸びなくなることで、底で根を巻くサークリング現象を防ぎます。
3ヵ所に仕切りがあり、根が鉢の底に沿って伸びることを防ぎます。
スリットだけでなく、仕切りを設置することで、完全に鉢の底で根が巻くことを防ぎます。
六角形の形状が特徴のスリット鉢ですが、上部は普通の鉢のように円形になります。
段差まで用土を入れますと、ウォータースペースができますので、水遣りが簡単になります。
植物の成長によいスリット鉢を使うことで、オオデマリを小さな鉢植えで育てることができます。
日差しが強く暑い夏は半日陰、霜が降りる寒い冬は軒下などに移動させることで、最適な環境で育てることができます。
準備したスリット鉢の直径15センチと5号のサイズですが、六角形に部分は、一回り小さくなりますので、普通の5号の鉢より少し小さい容量になります。
鉢の高さは12センチぐらい。大きくありませんので、移動が簡単になります。
オオデマリの用土
オオデマリは、水はけ、通気性がよい用土が適しています。
ホームセンターや園芸店で販売されている普通の培養土で育てることができます。
用土を作る場合は、赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜた基本の用土が適しています。
赤玉土と
腐葉土が均一になるように混ぜます。
スリット鉢は、スリットが多く設置され、水はけ(排水性)がよいですので、
鉢底石の必要がありませんが、スリットから
用土が流れ出ることを防ぐために、
鉢底石を敷きました。
鉢底石の上に用土を入れます。一度、土入れに入れると、用土がよく混ざりますのでおすすめです。
園芸用品のスコップ(ショベル)は、実用的ではありません。土入れのほうが使いやすいです。土入れは100均で大と小の2個セットで販売されています。
鉢の高さの底から3分目まで
用土を入れて、
オオデマリの鉢の準備ができました。
植え付け・
植え替えは、
最初に鉢の準備をします。
土の中にある根は乾燥しやすいですので、短時間で植え付け・植え替えをする必要があります。
オオデマリの植え付け・植え替え
オオデマリの苗木を、鉢に植え付け・植え替えをします。
必要な道具は、ハサミ、ピンセット、竹串、食器のフォークとナイフです。
鉢受け皿の中で作業すると、周りを土で汚すことがなく、後片付けが簡単になります。
鉢受け皿は、100均でも販売されていますので、大きなサイズを植え付け・植え替え用に購入するとよいです。
オオデマリの植え付け・植え替えに適した時期は、落葉期で寒さが厳しくない11~12月と2月下旬~3月上旬です。
ビニールポットから取り出す
最初に、底を確認します。
根がたくさん出ていますと、引っかかってポットから取り出すことができません。
根がポットの底の穴から出ている場合は、
ハサミで切ります。
太い
根がビニールポットの穴から出ていました。
ビニールポットと土の隙間にナイフを入れ、そのまま1周させます。
根詰まりしていますと、ナイフを1周させることができませんので、一度抜き、別の場所に入れます。
園芸用の専用の道具である「植え替えナイフ」「スパチュラ」がありますが、食器のナイフで代用できます。
ステンレス製ですので、さびにくく、強度があります。
オオデマリの苗木を鉢受け皿の中に横向きに置きます。
ビニールポットの底の角を指で押すと、簡単に取り出すことができます。
手で引っ張り上向きに、ポットから取り出すと、
根鉢が崩れて落としたり、土がこぼれたりしますので、置いて作業すると失敗なくできます。
根詰りして、苗木がビニールポットから取り出すことが難しい場合は、ビニールポットを
ハサミで切るとよいです。
オオデマリの苗木をポットから取り出すことができました。
オオデマリの根鉢
オオデマリの苗木をポットから取り出すことができ、根鉢の状態になりました。
根鉢は、苗木を鉢やポットから取り出して、根と土が固まって見えている状態のことです。
根鉢の状態は、根がたくさんあります。白い根は新しく、茶色の根は腐敗しています。
根は新しいですが、土がなく根だけで、根詰りしている状態です。
オオデマリの根鉢の底を観察すると、鉢の底で根が巻くサークリング現象が発生しています。
根鉢の底を三分の一ぐらいを崩して、一回り大きな鉢に植え付け・植え替えすることが基本です。
根鉢を崩して、植え付け・植え替えの準備
根鉢の表面の土は、水遣りで土の粒が崩れると、汚れて、水通りと通気性が悪くなります。
植え付け・植え替えのときに、表面の土を崩すと状態がよくなり、見た目も改善します。
育てているときに、表面の土を崩すことを「中耕(ちゅうこう)」と言います。雑草を取り除き、水通りと通気性が改善しますので、おすすめです。
表面の土が固まっている場合は、フォークが役に立ちます。
食器のフォークは、「根さばき」「根かき」の代用品として使えます。
幹から根が生える根元まで、竹串を使って、表面の土を取り除きます。
竹串を使って、根元が見えるまで、根鉢の表面の土を取り除きました。
竹串は素材が竹ですので、適度な硬さで幹や根を傷つけにくく、使いやすいです。
公園などにある大きな樹は、根の一部が地表に見える状態です。根元の位置が地表になると、樹の成長がよくなります。
苗木は、倒れることを防ぐために深植えされていることが多く、オオデマリの苗木は、根元が3センチぐらい土の中に埋まっていました。
根も呼吸をしていますので、水はけ(排水性)と通気性が大切です。
鉢に植え付け・植え替えをするときに、根元の位置を地表にしてあげましょう。
根元が見えるまで、根鉢の表面の土を崩すと、長く伸びた根がたくさんあります。
長く伸びた
根をハサミで切ります。
根をたくさん切ると、枯れないか?心配になりますが、
根詰りしているほうが枯れやすいです。
根元が見えるまで、根鉢の表面の土を崩すと、根鉢の高さが半分ぐらいまで小さくなりました。
根鉢の底は、軽く崩すだけにします。
根鉢の底は、根が密になり固まった状態で、植え付け・植え替えをすると、根の成長がよくありませんので、軽く崩します。
根鉢の底を
竹串を使って崩します。固まっている
根をほぐします。
鉢の底で巻いて、長く伸びている
根を
ハサミで切りました。
根元を地表に出して、長く伸びた不要な
根を取り除きました。
鉢に
植え付け・
植え替えをした後に、
根が成長できる状態になりました。
根鉢を崩して、鉢に
植え付け・
植え替えをする準備ができました。
植え付け・植え替え後の管理をしっかりすれば、たくさん根を取り除いて根鉢を崩しても大丈夫になります。
鉢に植え付け・植え替えをする
根鉢を崩したオオデマリを用土を入れて準備した鉢に入れます。
根元の位置を確認します。
スリット鉢の段差まで用土を入れますので、根元の位置が段差になるように調節します。
高い場合は、3分目まで入れた用土を減らします。低い場合は用土を増やします。低いですので、用土を足します。
オオデマリを一度鉢から出して、3分目まで入れていた
用土に追加します。
鉢の高さの底から5分目、半分ぐらいまで
用土を入れました。
オオデマリの
根元の位置が、
スリット鉢の
段差に合うようになりました。
根鉢の中心部分を竹串で挿すと、水通りや通気性がよくなります。鉢の中に入れていますので、
根鉢が崩れる心配がありません。
根鉢と鉢に隙間がありますので、用土を入れます。
根鉢の土が細かく、保水性が高いですので、赤玉土の小粒だけにしました。
根の間に
用土が隙間なく入るように
竹串で突きます。
赤玉土は粒状ですので、隙間ができやすくなりますので、注意が必要です。
用土を
スリット鉢の
段差の少し下まで入れました。
仕上げに軽石を敷きます。
軽石を敷くことによって、水遣りや雨で赤玉土の粒が崩れることを防ぎます。
水流が強い散水ノズルで水遣りしても、大丈夫です。
オオデマリの小さな鉢植えが完成しました。
小さな鉢植えですので、いろいろな場所に飾ることができ、管理も簡単です。
オオデマリの管理
オオデマリの苗木を鉢に植え付け・植え替えした後は、すぐに水遣りをします。
鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます。
オオデマリの水遣りは、鉢の表面の土が乾いたら、たっぷり水を与えることが基本です。
乾き具合は、鉢を手に持ち重さで判断するとよいです。小さな鉢植えは簡単にできます。
春と秋は1日1回、暑い夏は朝と夕方の1日2回、寒い冬は2~3日に1回ぐらいが目安になります。
寒さが厳しい真冬は、暖かい日の午前中に水遣りをします。午後に水遣りをすると鉢の中に残った水が夜間に凍ることがあります。
花が咲く期間は、水切れに注意が必要です。水切れすると花が傷みます。
寒い冬でも、乾いた風で1日で乾いたり、小春日和で暖かい日があったりしますので、1日1回は、乾き具合を確認するようにしましょう。
植え付け・植え替えした後の1週間ぐらいは、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します。
芽が萎れるなどの異常がなければ、少しずつ日の当たる場所に移動させます。
オオデマリは、日当たり・風通しのよい場所で管理します。暑い夏は、西日が当たらない、風通しのよい場所で管理します。
耐寒性・耐暑性が強いですので、育てやすい樹です。
オオデマリの育て方のポイント
- 日当たり・風通しがよい場所で育てる。
- 水はけ、通気性のよい用土。市販の培養土が適しています。作る場合は、赤玉土と腐葉土を7:3で配合。
- 水遣りは表面の土が乾いたら、たっぷり水を与えます。
- 肥料は、花後(お礼肥)と落葉後に緩効性化成肥料。
- 植え付け・植え替えは、落葉期の11~12月、2~3月。
オオデマリは、基本を大切にすれば、初心者の方でも育てることができます。
水切れ、水の与え過ぎによる多湿に、注意すれば枯れることはありません。水切れすると、復活できません。
耐寒性・耐暑性が弱く、冬は室内で保護、夏は半日陰の涼しい場所で管理します。
鉢植えは、2年ぐらいに1回、植え替えをします。水遣りのときに水が抜けなくなったり、葉の色が悪くなったりしますので、分かりやすいです。
オオデマリの今後
3月28日に、オオデマリの苗木を鉢に植え付け・植え替えしました。
まだ芽吹いていなく、
植え付け・
植え替えの時期にギリギリでした。
九州地方の福岡県の平野部で育てています。温暖な気候ですので、冬越しは保護の必要がなく簡単ですが、夏はとても暑く、水切れに注意が必要です。
オオデマリの今後の様子はこの記事を更新します。
最初の目標は、葉が芽吹き、5月に美しい花を咲かせることです。
小さな鉢植えですので、暑い夏の水切れが心配です。1年間の育てる様子を記録します。
同じような雰囲気の花が咲くコデマリを育てています。コデマリはバラ科シモツケ属ですので、オオデマリと種類が異なります。
関連記事
オオデマリの芽吹き
4月8日、撮影。
購入した苗木は、落葉した状態で葉がありませんでしたが、植え付け・植え替えをしてから1週間ぐらいで、オオデマリが芽吹き始めました。
オオデマリは、2枚の
葉が芽吹き、真ん中に
つぼみがあります。
たくさんのつぼみがありますので、開花が楽しみです。
![オオデマリの開花](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj8u7jAjF4-Octf7tqvs0Weh99wWsz2J4EK0NT7qzyFtTPg5czZzgNa4WcBxeYtukA6n_bNg0PDbnL6s-Zg-CEM8utf7B6GAtWrZHkNHHCgGuTUHi8V-kiErjqQQ3cY4d0shS1oxh3Wp0Cn73hUvB-AoJecG89iJ7bqW5lV6FfToQeGgzvbDY0DMGF6/w400-h300/DSC_0327.JPG)
4月20日、撮影。
オオデマリは、葉が芽吹き始めてから2週間ぐらいで開花しました。
花のように見えるのは、
装飾花です。
咲き始めは、薄い緑色で白色に変化します。
手毬のような丸い花が、可愛らしいです。
4月24日、撮影。
オオデマリの花が、緑色から白色に変化しています。
5月4日、撮影。
オオデマリの花が、すべて白色に変化しました。真っ白な花が、とても美しいです。
花が咲き始めてから、すべての花が白色になるまで、2週間ぐらい。
花が傷まないように、雨の日は軒下などに避難させるとよいです。
オオデマリの真っ白な手毬のような
花を楽しむことができました。
オオデマリの花がら摘み
5月8日、撮影。
九州地方の福岡県で栽培しています。ゴールデンウィークは天気がよく、初夏のような暑さでした。
オオデマリの花が萎れ始めていますので、花がら摘みをします。
花がら摘みは、結実して種を作ろうとして樹が弱ることを防ぎます。
オオデマリの花は、装飾花だけで、両性花がありませんので、結実しません。
オオデマリの
花が萎れて、
花びらが散ることを防ぐために、
花がら摘みをします。
花茎の根元をハサミで切るだけです。
オオデマリは、たくさんの小さな花が咲いていますので、花びらが散ると掃除が大変になります。
オオデマリの鉢植えは、
花がなくなり、寂しくなりました。
秋に美しく紅葉しますので、葉焼けしないように管理します。
オオデマリにお礼肥を与える
オオデマリは、
花が咲き終わった
5月下旬から6月に、お礼肥を与えます。
お礼肥(おれいごえ)は、花が咲き終わった後や果実を収穫した後に、樹を回復させるために与える肥料です。
ホームセンターや園芸店で販売されている緩効性化成肥料を使います。
チッ素N、リン酸P、カリKが、10ー10ー10ぐらいの普通の肥料で大丈夫です。
肥料に記載されている説明をよく、適切な量を与えます。
オオデマリは、直径15センチの5号の鉢ですので、4~10粒、2~5グラムになります。
肥料は少なく与えて、様子をみて、足りないようであれば、追加します。
根元から離して、均等に4粒の
肥料を置き肥で与えました。
5月8日に、オオデマリに肥料を与えました。梅雨入りすると雨の日が多く、肥料が雨でよく溶けます。
湿った状態が続きますと、カビが発生することがありますので、
花が咲き終わった後から梅雨入りする前に与えるよよいです。
オオデマリの剪定
5月22日、撮影。
オオデマリの鉢植えは、葉の緑色が濃くなり、順調です。
オオデマリの鉢植えの樹高は50センチを超えています。
植え付け・植え替えをしたときは、樹高が40センチぐらいでしたので、花が終わった後に、枝の先端に、葉が芽吹いて、枝が伸びて、大きく成長しました。
小さな鉢植えで、コンパクトな株で育てたいので、剪定をします。
樹形を小さくしたり、樹高を維持したりするために、伸びた枝を途中で切る切り戻し剪定をします。
オオデマリの剪定に適した時期は、花が咲き終わった後から6月までになります。
夏の7月~8月に、翌シーズンに咲く花芽ができますので、遅くならないように注意が必要です。
一番長く伸びている中央の枝を半分ぐらいの長さに切りました。
横に長く伸びている左の枝は、先端部分の三分の一ぐらいをハサミで切り、剪定しました。
剪定をして、
オオデマリの鉢植えは、樹高が30センチを少し超えるぐらいまで小さくなりました。
剪定した枝を挿し穂にして、挿し木にチャレンジしました。
オオデマリの挿し木の様子は、別の記事で詳しく書きました。
オオデマリのミニ盆栽を作ることにチャレンジします。
オオデマリの取り木についての記事を書きましたので、参考にして下さい。
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オオデマリの小さな鉢植えは、暑さが厳しい夏を水切れさせることなく、夏越しできました。夏の強い日差しでも、葉焼けしませんでした。
10月下旬になりましたので、九州地方の福岡県でも、朝晩は冷え込むようになり、オオデマリの葉が、赤色の色づき、美しい紅葉が楽しめます。
葉が少なくなり、少し寂しくなりましたが、秋の雰囲気を楽しめます。
次の更新は、寒い冬の落葉している様子を予定しています。
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