鉢植えで育てていますので、大きくならないように剪定をします。
剪定した枝を捨てることがもったいないですので、挿し穂にして、オオデマリの挿し木にチャレンジします。
挿し木から、どのくらいの期間で花が咲くか?確認します。
オオデマリの鉢植え
オオデマリを鉢植えで育てています。苗木を植え付け・植え替えをする様子を詳しく記事に書きました
関連記事
オオデマリは、先端から葉が芽吹き、枝が長く伸びていますので、樹高を小さくするために剪定します。
樹形を小さくしたり、樹高を維持したりするために、伸びた枝を途中で切る切り戻し剪定をします。
オオデマリの剪定に適した時期は、花が咲き終わった後から6月までになります。
夏の7月~8月に、翌シーズンに咲く花芽ができますので、遅くならないように注意が必要です。
剪定して、オオデマリの鉢植えは、樹高が30センチを少し超えるくらいになりました。
オオデマリの挿し木の時期
オオデマリの挿し木する時期は、3月と5月~6月です。
3月頃にする挿し木は、前年の伸びた枝を使いますので、「古枝挿し」と呼ばれます。「春挿し」と呼ぶこともあります。
5月~6月は、新しく芽吹いて伸びた枝を使いますので、「緑枝挿し」になります。
「古枝挿し」と「緑枝挿し」、それぞれにメリットとデメリットがあり、樹種によって成功率が異なります。
挿し木に適した時期は、その植物がよく成長する時期の少し前です。挿し穂の発根がよく、剪定で切った枝の回復も早くなります。
剪定をした枝を挿し穂に使いますので、「古枝挿し」と「緑枝挿し」の両方で、オオデマリの挿し木をします。
オオデマリの挿し穂の水揚げ
オオデマリを剪定した枝を水につけて水揚げをします。
水揚げする時間は、30分から2時間ぐらいが基本です。
水揚げをする時間は、30分や一晩などといろいろな情報がありますが、2時間ぐらいで十分です。
葉と枝がたっぷり水分を含むことで、萎れて枯れることを防ぎます。葉と枝が水に漬かるように、水揚げは大きなバケツが適しています。
オオデマリの挿し穂を作る
挿し穂の下の方は、土に挿しますので、葉を取り除きます。
手で取り除くと、樹皮が剥がれることがありますので、葉の付け根をハサミで切るとよいです。
葉をハサミを使って半分に切ります。
葉から蒸散する水の量を減らす効果があります。植物は、葉で蒸散することで、根から水を吸収します。
根から水を吸収することができませんので、蒸散する量を減らします。
剪定した枝をすべて挿し穂にしました。
挿し木の成功率は、樹種や管理によって大きく変化します。挿し穂は多いほうがよいです。
大きな挿し穂の長さは、10センチぐらいです。
小さい挿し穂は5センチぐらいになります。
挿し穂の切り口
挿し穂の一番下の部分は、水を吸収しますので、枯れることなく、発根するために、大切になります。
剪定したときにハサミで切っていますので、よく切れる刃物でキレイな切り口を作ります。
よく切れる刃物は、カッターやカミソリがおすすめです。
新品の刃を使うことで、切れ味がよく、清潔な刃で切ることができます。
切り口を作るときは、水の中で切る水切りをします。
水が通る管である道管に、空気が入ることを防ぐためです。道管に空気が入ると、水の通りが悪くなります。
花屋さんなどでも、切り花を作るときに水切りすることが基本ですので、実績のある方法です。
切り口を斜めにすることで、断面積を大きくして、水を吸収しやすくします。
太い枝は、反対側も斜めに切り、クサビ形の切り口にするとよいです。
発根促進剤ルートンを塗る
植物の発根を助ける発根促進剤ルートン。発根する可能性が高くなります。
ホームセンターなどで購入できます。価格が安いですので、使うことをおすすめします。
発根促進剤ルートンは、粉末ですので、鉢受け皿などの容器に出して使います。
使い方は、水で溶いてルートン液を作り、挿し穂を漬けたり、少量の水でペースト状にして切り口に塗ったりします。
粉末のまま使う簡単な方法を紹介します。
茶色の枝は、前年の枝になりますので、「古枝挿し」です。緑の枝が今シーズンに伸びた枝で、「緑枝挿し」になります。
オオデマリの挿し床の準備
挿し木で用土を入れた容器のことを挿し床と呼びます。
オオデマリの挿し床は、プラスチック製の鉢を使います。
挿し穂の長さの半分から2/3ぐらいを土の中に埋めますので、挿し穂の長さから鉢のサイズを決めます。
鉢底石を薄く敷きます。
暑い夏は、水切れしないように、腰水で管理しますので、鉢底石を厚く敷くと用土が水に漬かりません。
オオデマリの挿し木の用土は、赤玉土の極小粒を使います。
粒が小さいほうが保水性がよく、挿し穂と接する面積が多いですので、乾きにくいです。
鉢の高さの3分目くらいまで用土を入れます。
用土に水を与えて、十分に湿らせます。
オオデマリの挿し木が完成しました。
挿し床に割りばしなどの棒で穴を開けて、1本ずつ挿すことは大変です。
挿し穂が長いと、深い穴を作る必要がありますので、挿すより用土を入れるほうが簡単になります。
挿し穂の数が多いときも、並べて用土を入れるほうが簡単になります。
オオデマリの挿し木の管理
挿し木した後は、すぐに水遣りをします。たっぷり水を与えます。
用土が水を含むことで、挿し穂がしっかり固定されます。
オオデマリの挿し木は、毎日、水遣りをします。用土が湿った状態を維持します。
水遣りができないときは、鉢受け皿に水を入れて、腰水で管理するとよいです。
オオデマリの挿し木は、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します。
風が強く吹くと挿し穂が動きますので、風が当たらない場所が適しています。
オオデマリの挿し木のポイント
- 30分から2時間ぐらい水につけて水揚げ
- 水の中で切る水切りで切り口を斜めに切る
- 発根促進剤ルートンを塗る
- 挿し床の用土は赤玉土の極小粒(細粒)
- 乾かないように腰水で管理
オオデマリの挿し木のポイントは5つだけです。難しいことはありませんので、気軽にチャレンジできます。
オオデマリの挿し木の今後
今後のオオデマリの挿し木の様子は、この記事を更新します。
発根の様子、暑い夏の管理、涼しい秋に成長、冬越し、翌シーズンの春に鉢上げするまでを記録します。
5月22日にオオデマリの挿し木をしました。
九州地方の福岡県の平野部で栽培しています。6月上旬に梅雨入りして、梅雨明けは、例年並みなら7月下旬になりますので、1ヶ月間ぐらいあります。
梅雨の時期は、雨の日が多く、挿し木の管理が簡単です。
梅雨が明けると、本格的な夏になり、気温が上昇します。発根に適した温度を超えますので、梅雨の間に発根できるか?が大きなポイントになります。
関連記事
0 件のコメント:
コメントを投稿