花が終わったフクジュソウに、種ができていますので、採取して種まきをします。
種から発芽させて、花が咲くまで7年ぐらいが必要とされていますが、チャレンジします。
フクジュソウの苗を購入して、育てています。
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フクジュソウの種
3月3日、撮影。花が終わったフクジュソウは、葉が芽吹き、大きく成長しました。種は、順調に大きく膨らんでします。
大きく膨らんだ種が、自然に落ちていました。
発芽率がどのくらいが不明ですが、インターネットで調べると、あまりよくないと書かれていることが多いです。
発芽できても、成長する途中で枯れることがあるようで、花が咲くまで大きく成長することは難しいようです。
簡単でしたら、フクジュソウがホームセンターや園芸店で、安く販売されることになります。
フクジュソウの種床
種まきする容器は、どのようなものでも大丈夫です。種をまくために用土を入れた容器を種床(たねどこ)と呼びます。
小さい容器の種床は、置く場所に困らないメリットがあります。栽培スペースが狭い場合などは有効です。
デメリットは、用土が少なくなりますので、乾きやすくなります。種が乾燥しないように水遣りをしますが、容器が小さいと朝と夕方の2回の水遣りが必要になることがあります。
対策として、直射日光が当たらない場所で管理するとよいです。風通しがよい場所にして下さい。
日が当たらないですので、水遣りをして湿度が高い状態が続くと、カビが発生する可能性があります。
フクジュソウの種床は駄温鉢
フクジュソウの種まきの種床は、直径18センチ、6号の浅型の駄温鉢にしました。大きな種床です。朝の1回の水遣りで、乾くことがありません。大きいですので、置く場所が必要になりますが、乾く心配がないことを優先します。
駄温鉢は、通気性と排水性(水はけ)がよく、栽培に適した鉢です。排水性(水はけ)をよくするために、底に直径3センチぐらいの大きな穴があります。
用土が流れ出ますので、鉢底ネットをセットします。針金で固定すると、鉢底ネットがずれることがなくなります。
フクジュソウの種床の用土
フクジュソウの種床の用土は、赤玉土、鹿沼土、軽石の小粒を4:4:2の割合で配合しました。フクジュソウは、発芽後の成長が遅いです。1年目は、双葉だけの状態になります。
発芽後の3~5年間を駄温鉢のままで栽培する予定ですので、排水性(水はけ)がよい状態を維持するために、鉢底石を敷きます。
駄温鉢の底に1センチぐらい、鉢底石を敷きました。
鉢底石は、ボラ土(日向土)を使いました。ボラ土(日向土)は、宮崎県が産地ですので、福岡県のホームセンターや園芸店で、安い価格で販売されています。
大粒、中粒、小粒、細粒とサイズが豊富ですので、鉢底石や赤玉土や鹿沼土に混ぜて用土としても利用しやすいです。
入れた用土は、植え替えなどの残土を再利用したものです。フルイにかけて微塵を取り除いてあります。
鉢の高さの半分ぐらいまで入れました。
鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます。
発芽後は長期間、フクジュソウを育てる可能性がありますので、水はけがよくなるように、微塵をしっかり洗い流します。
フクジュソウの種は小さいですので、大変ですが、ピンセットで1個ずつ並べました。
緑色の種は、まだ熟していませんので、この状態で土をかぶせると、種が腐敗することが多いです。
3月27日に、フクジュソウの種を用土の上に並べて、約2週間後になります。
上が採取した直後の緑色の状態です。下が約2週間後、種が黒く熟した状態になります。
用土は、硬質の鹿沼土の小粒を使いました。水遣りで崩れることがありません。
発芽するまで、用土が乾かないように管理することが大切です。
水遣りができないときは、鉢受け皿に水を入れて、腰水で管理するとよいです。
4月9日に種まきをしました。発芽は1年後になります。長期間の管理は大変ですが、発芽できるように頑張ります。
フクジュソウの種まきを成功させるポイント
- 種が黒く熟してから土をかぶせる
- 種床を乾かさないように管理する
- 発芽後、苗を栽培できる種床にする
- 種まき後、たっぷりと水遣りをする
フクジュソウの種まきの今後
フクジュソウの種まきを2022年4月9日にしました。発芽は1年後の春になります。
46個の種をまきましたので、何個が発芽できるか?楽しみです。
フクジュソウの発芽から成長の様子は、この記事を更新します。
花が咲くまで7年間ぐらい必要です。次の更新は発芽になります。
2 件のコメント:
今日は2023年4月中です。発芽はしたでしょうか。知りたいです。更新お願いしま~すっ。
匿名さん、コメントありがとうございます。
2023年5月になりましたが、フクジュソウは発芽していません。残念ですが、失敗したようです。
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