イチョウの鉢植え・ミニ盆栽の育て方|種からの栽培と秋の紅葉を楽しむコツ

2017/11/04

イチョウ 樹木の栽培

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イチョウといえば、街路樹や公園で見かける身近な樹木ですが、実は鉢植えやミニ盆栽としても非常に優秀であることをご存知でしょうか?「銀杏の臭いが気になる」「大木になるから家庭では無理」と思われがちですが鉢植えならその心配はありません。

イチョウは非常に丈夫で初心者でも水やりや剪定に神経質にならずに育てられるのが魅力です。

春の瑞々しい新緑から夏の見事な緑、そして秋の鮮やかな黄金色の紅葉まで四季折々の表情を小さな鉢の中で楽しむことができます。

この記事ではイチョウを種や苗木から手に入れる方法や、鉢植え・ミニ盆栽としてコンパクトに仕立てるコツを、実際の栽培記録と共にご紹介します。


イチョウの大きな鉢植えと小さな鉢植え


イチョウは新緑から紅葉まで葉がとても美しい

イチョウは身近な樹木です。街路樹や公園に植えられています。丈夫な樹木で水遣りも神経質になる必要もなく管理が楽です。

銀杏はおいしい秋の味覚ですが、落ちている実は、とてもにおいがきつく、素手で触るとかぶれます。このことがイチョウの木のイメージを悪くしています。

イチョウから育てると、実がつくようになる大木にするまで30年かかります。実ができる雌株になる種は100個のうち5個ぐらいです。

とてもにおいのきつい銀杏の実のことは心配する必要はありません。安心してイチョウの木を育ててみましょう。

イチョウの木は育てやすい

イチョウの木鉢植えで育てることは、あまり一般的ではありません。盆栽では、育てやすい樹木なので初心者向けとして人気があります。

植え替え剪定によって枯れてしまうことも少なく、日当たりや水遣りも適当にしても問題なく育てることができます。

イチョウの木の魅力

庭や玄関のインテリアとして、春の新緑から、夏の緑、秋の紅葉と葉の美しさを楽しめることがイチョウの魅力です。

他の樹木とは異なる独特な葉の形も、イチョウを育てる楽しみの一つです。誰が見てもイチョウの木であることがわかり、名前のわかる樹木は愛着が出ます。

イチョウの木をどのようにして手に入れるか

イチョウの木を手に入れる方法は、苗木を購入するか、自分で採取するか、どちらかになります。

イチョウの種の入手方法

イチョウ 実
イチョウの種は販売されていますが、拾いに行くことをお勧めします。拾いに行くと大きなイチョウの木を見ることができます。これから育てようと思っている樹木を見ることで目標とする樹形がイメージできます。

イチョウの葉が少し色づいたころにが落ちています。地域によって違いますが、9月~11月ぐらいです。台風が来ると、風が強くなり、たくさん落ちています。場所によっては毎年拾う人がいて、すぐになくなることもあります。

イチョウの種には、においのきつい実がついています。直接手で触るとかぶれます。小さめの厚手のビニール袋を多く持って行きましょう。

  • 両手に手袋のようにビニール袋をつけます。
  • イチョウの実を拾って、ビニール袋に集めます。
  • 10個ぐらい集まったら、ビニール袋の外から、つぶして実と種を分けます。
  • 種を取り出して、新しいビニール袋に集めます。
家に持って帰ってからを取り除くと、近所にきついにおいがします。現地である程度きれいにしてから持って帰ると、家では水で洗ってをまくだけです。
イチョウ 種

イチョウの苗の採取

イチョウ 苗
山や林のある公園にイチョウの木があると、近くにイチョウの苗があることがあります。は季節に関係なく採取できます。スコップとビニール袋とペットボトルに水を入れて持って行き、できるだけ根を傷つけないように採取しましょう。

持ち帰ってに植えつけて、たっぷりと水をあげて日陰で様子を見ましょう。採取するときに土も一緒に持って帰ると枯れる可能性が低くなります。

発芽する環境が整っている場所は少なく、見つけることは難しいかもしれません。遊歩道からちょっと入った場所であることも多いですが、探すことを楽しみながら散歩してみましょう。


鉢植えのイチョウ

イチョウ 芽吹き
冬の間のイチョウは棒のようになっていますが、春が近づいてくると新しい芽吹きが出ます。たくさん芽吹きがあるとうれしくなります。

イチョウ 芽吹き 2
新しい葉が出てきました。春の新緑です。やわらかい緑色の小さな葉がたくさんあります。春のイチョウは優しい雰囲気があります。

イチョウ 葉が大きく
葉が大きくなってきました。右の木は葉の数が多く、期待が持てます。

イチョウ 夏
夏になると葉がとても大きくなり、バランスが崩れてしまいました。緑色が濃くなりました。日当たりによって色が変化します。半日陰ぐらいのほうがきれいな緑色になります

イチョウ 葉焼け
西日が強く当たる場所においていたので、葉焼けしました。乾燥にも強いので水遣りは適当でも枯れることはありません。

イチョウ 秋
葉焼けした部分をハサミでカットしました。少し黄色になって紅葉が始まっている様子。

鉢植えのイチョウが紅葉している
イチョウの葉が黄色く紅葉してきました。葉枯れして状態はよくありませんが、紅葉できそうです。

イチョウ 紅葉 黄色
黄色に紅葉できました。きれいな黄色にはなりませんでしたが、2年目も無事に栽培できて、よかったです。

2年目の問題点は、葉が大きくなりすぎてバランスが悪くなったこと葉枯れしたことの2つです。落葉してから、植え替えをします。3年目の目標は、葉を小さくすることです。

2株のイチョウを別々の鉢に植え替えました。植え替えの様子を詳しく記事に書きました。
関連記事
イチョウ(銀杏)の鉢植えの育て方 植え替え編
 

イチョウを盆栽のように育てる

イチョウ ミニ盆栽
イチョウ(銀杏)ミニ盆栽は、小さいですが春の新緑から秋の紅葉まで楽しむことができます

100円ショップ(百均)の食器の陶器に穴を開けて鉢にしました。大きさが3号鉢ぐらいです。白い陶器が洋風でモダンなミニ盆栽になりました。いろいろな場所に飾ることができます。

イチョウの苗でミニ盆栽を作る

イチョウ 冬
1年目の冬に先端を切って、小さく育てるようにします。切った先端から新しい芽が出ています。下のほうにも芽が出てきて、葉がついたら樹形がよくなりそうです。

イチョウ 盆栽 春
葉がきれいに出ました。この株は、葉の大きさが小さく樹高とのバランスがよいです。2番目、3番目の葉との間隔も、ほどよくあいていて盆栽らしく見えます。

イチョウ 葉
同じように先端を切り、育てても1箇所だけから葉が出て、葉の大きさも大きくバランスが悪いものもあります

イチョウ 小品盆栽
1年目に、大きく成長しなかったものは、ミニ盆栽にしようと考えています。

イチョウ 紅葉
少し葉の色に変化がありました。黄色くなっています。イチョウ紅葉は、きれいな黄色になることが目標です。植え替えをした様子を詳しい記事に書きました。
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イチョウ(銀杏)のミニ盆栽の作り方 植え替え編


イチョウの栽培について まとめ

イチョウ(銀杏)は大きくなる樹木ですが、鉢植えや小さなミニ盆栽で楽しむことができる樹です。種から発芽させることで簡単に苗を手に入れることができます。春の新緑から秋の黄色の紅葉までを楽しみましょう。
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