ウォーターコイン(ウォーターマッシュルーム)の育て方・株分け メダカのビオトープを美しく飾りましょう


ウォーターコイン ウォーターマッシュルーム メダカ ビオトープ
一般にウォーターマッシュルームと呼ばれますが、葉の形がきのこ(マッシュルーム)には見えません。マッシュルームでイメージすると切り口の形を思い浮かべてしまします。コインのほうが葉の形が丸く、大きさもコインぐらいで、覚えやすい名前なのでウォーターコインと書きます


ウォーターコインはどのような水草 

北アメリカに分布するウコギ科の水生多年草です。北米原産の植物でしたが、観賞用として導入されたものが野生化し、南アメリカ、北アフリカ、ヨーロッパ、日本などのアジアでも広い地域で帰化状態にある植物です。

特徴は光沢のある美しい葉。直径1~4㎝ぐらいの円形で、長い葉柄があり互生します。地下茎は分枝してよく伸び、各節から発根して増えます。

ウォーターコイン ウォーターマッシュルーム 花
6月~10月の花期になると、かわいらしい白い小さな花が咲きます。伸びた花茎の先端に、大きさ2㎜ぐらいの星形のを数輪まとまって咲きます。は非常に小さいですが鉢植えにするとアクセントになってとてもよいです。




ウォーターコインを美しく育てるために注意すること

栽培環境は、日当たりを好みます。ビオトープなら日の当たる場所に設置しているでしょうから問題ないです。

真夏に水温があまり高くなると根が傷んで枯れてしまうこともあります。水温の上昇に注意して下さい。メダカの飼育と変わらないのでビオトープなら大丈夫です。害虫や病気も少ないです。

越冬を確実にするためには、3℃以上の気温が必要となっています。冬場は室内に置くと安心できます。

暖地なら、屋外で越冬可能です。福岡県で、日当たりのよい屋外で越冬しています。寒さで枯れる葉もありますが、水中にある根の部分は枯れることはなく、春に再び芽吹きます。


水草はうまく管理すれば購入は最初の一度だけ

2015年の4月にメダカを友人に譲っていただいて、睡蓮鉢のビオトープを作りました。そのときに購入した水草がホテイ草、ミズトラノオ、ウォーターコインでした。
睡蓮鉢のビオトープ
近くのホームセンターで販売されていた水草です。価格が安いものを3つ購入しました。

ホテイ草は定番でビオトープによく使われていて安いので選びました。ミズトラノオとウォーターコインは、草丈の高いものと低いものがあればよいレイアウトが作れそうな気がしたので購入しました。

ウォーターコインはビニールのポットから出して鉢にそのまま入れて、赤玉土を少し足してビオトープに設置しました。


睡蓮鉢のビオトープ 秋
2015年の9月の写真です。ウォーターコインは成長して葉の数も増えていますが、バラバラに伸びて美しくありません。このウォーターコインを株分けして増やしてきれいに美しくビオトープに飾って育てます。

メダカの飼育を始めて3年目になりますが、3つの水草は現在も健在です。飼育容器は増えていますが、水草を株分けするだけで十分足りています。

ウォーターコイン(ウォーターマッシュルーム)の植え付け

ウォーターコイン ウォーターマッシュルーム 育て方


ビオトープには鉢植えにして設置しよう

ビオトープ 鉢 レイアウト

メダカのビオトープに水草を設置するときは鉢植えにします。鉢植えのほうが管理がしやすくレイアウトの変更もきるからです。

真ん中に置いたり、隅に置いたりすることで雰囲気が変わります。万が一、枯れてしまったりしても、すぐに取り除くことができます。気軽にやってみましょう。


ビオトープの大きさ・深さに適した鉢を見つけましょう。


ビオトープ 鉢

ビオトープ大きさ・深さから鉢を選びます。

鉢の大きさはよく○○号と書いてありますが、1号=約3センチで鉢の直径の長さです。6号の鉢で直径が約18センチとなります。


注意するポイントは鉢の高さです。同じ6号の鉢でも高さの違うものがたくさんあります。


ビオトープの深さの60~80%ぐらいのものを選びましょう。深さが20センチなら鉢の高さは12~16センチです。

用土はボラ土を試してみてください


ボラ土
ウォーターコインは普通は赤玉土で植えつけることが多いですが、ビオトープではボラ土を使うとよいです。ボラ土は硬い軽石みたいなものです。水で洗ってから使うと濁りが出ません。

鉢が汚れてきてもビオトープから取り出して簡単に掃除することができます。
洗って再利用ができるので廃棄する土がなく、とてもエコな用土です。



鉢に用土を入れて 植え付けましょう。


ウォーターコイン ウォーターマッシュルーム 植え付け

ウォーターコイン株分けをしました。地下茎の間隔が大きいものは真ん中ぐらいで切って、間隔が小さいものはそのままで、10~20の葉を用意します。


鉢の半分に用土を入れて、地下茎を使って葉が上を向くように並べます。用土を少し足して固定します。用土は少ないほうが鉢に沿ってまっすぐ伸びて、茂ったときに美しく見えます

土の中では、地下茎がつながっています。このままの状態では、うまく鉢にレイアウトすることが難しいので、地下茎を切ります。

葉を切っていますが、きれいな葉ならつけたままでよいです。これで均等に植えつけることができます。


手入れをして美しく茂るようにしょう。


地下茎が伸びてきて新しい葉が芽吹いてきます。鉢から出るくらい伸びてきたら割り箸や大きなピンセットを使って地下茎と根を用土に埋めます。

地下茎の先端を円を描くようにして鉢の中心に向けます。地下茎に絡めながら向けると固定されます。葉が密になり鉢いっぱいに茂るようになります。

メダカのビオトープには日陰が必要黒のコンテナのビオトープ 完成!

メダカ ビオトープ 日陰
いい感じに茂ってきました。メダカの飼育には日光が重要ですが、日陰を作ってあげることも重要です。体温の調整ができない魚類ですから自由に日当たりを調整できるようにしてあげます。

用土を少なくしていると、根元がメダカの隠れ家になって写真撮影も簡単です。

黒のコンテナのビオトープ 完成!

ウォーターコインの植え付けから茂って鉢一杯になるまで経過を簡単にまとめました。1株購入して株分けすればよいので、とても経済的です。13Lの黒のコンテナにウォータコインと姫睡蓮のビオトープが完成しました。





ウォーターコインを美しく保つためにすること

ウォーターコイン ウォーターマッシュルーム 茂る
葉がたくさん増えて、背丈も高くなりました。定期的に鉢を回して向きを変えると、すべての葉が上に伸びて美しくなります。よく忘れてしまうので、曜日を決めて週1回のペースで変えるとよいです。


ウォーターコイン 根の先端
次から次に新しく芽吹いてきます。鉢一杯になると、根の先端が鉢から出てしまうことがあります。切ってしまっても大丈夫ですが、うまく鉢の中心に向きを変えてあげましょう。


ピンセット 先端
ピンセットで根の先端をつかみます。


ピンセット 持ち上げる
根を折らないように気をつけて、持ち上げます。


中心 向き
他の根や茎に絡めて、中心に向くようにします。


NVボックス 木枠
ウォーターコインが美しく茂っているのに、NVボックスはデザイン性がないので、木枠を製作してみました。ウォーターコインビオトープになりました。



ウォーターコイン 茂る
ウォーターコインは、大きく成長します。しばらく手入れをしないと、茂りすぎてしまいます。葉の大きなものや長く伸びたものを間引きしていきます。


ウォーターコイン 間引き
うまく間引きして、美しい状態に戻りました。できるだけ高さをそろえるようにするとうまくできます。


ウォーターコインは越冬することができます。

水面から出た葉
ウォーターコイン(ウォーターマッシュルーム)の耐寒温度は3度で、温暖な地域なら屋外で越冬することは可能です。 寒くなると、写真のように枯れた葉が目立つようになります。

水面から出た葉は、寒くなると枯れます。冬のビオトープで、越冬さえる場合は、水面から出た葉は、切ってください。

水中
水面から出た葉をすべて切りました。水中にある葉は、寒くなっても枯れることはありません。深い飼育容器にすると、水中に沈めることができます。

凍る
雪が降るような寒い日は、ビオトープの水面が凍ります。

氷
水面が凍るぐらいなら、影響はありませんが、寒い地域で、ウォーターコインの根まで凍ると株が枯れてしまいます。根まで凍るようなら、室内で越冬させるほうが安心できます。

枯れてしまったように見えても、春に暖かくなると、新芽が伸びてくることがよくあります。メダカが越冬できているなら、ウォーターコイン(ウォーターマッシュルーム)も越冬できます。

ウォーターコインの育て方 まとめ  

春の株分け、成長、間引き越冬の様子を写真を使って、簡単に説明しました。丈夫で繁殖力が強い水草なので、難しいことはありません。春から夏は、間引きをするようにしましょう。ビオトープ全体に茂ることがあります。メダカのビオトープにレイアウトして、楽しみましょう。

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