ビオトープに飾るもみじをいろいろなサイズや樹形で楽しむ。


ビニールポットのもみじに杉板で鉢カバーを製作

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メダカ盆栽のもみじは種から発芽させて育てました。秋の赤い紅葉が、とても楽しみです。たくさんのビニールポットの小さなもみじを使って美しい紅葉を楽しむために、鉢カバーを製作しました。黒いビニールが隠れるように石を置くとよさそうです。カッコいい石を川に行って探します。苔も少し貼ります。

メダカ盆栽
メダカ盆栽は、種から発芽した5つのもみじを植えています。成長に違いがあり、バランスよく育てるすることは難しいです。左の2つのもみじは、葉の大きさが小さくなり、ビオトープのサイズにちょうどよいです。

真ん中のもみじは大きくて、葉刈りをした後に新しい葉が芽吹いていない枝があります。右の奥の小さなもみじは、ゴマダラカミキリに樹皮を食べられて、枯れそうになり、根元から新芽が芽吹いた状態です。

葉の状態はよく、赤く紅葉することが楽しみです。福岡県の平野部では、12月の上旬ぐらいにもみじ紅葉が始まります。とても楽しみにしています。

鉢カバー 杉板
荒材の杉板を使って、ビニールポットのもみじを入れる鉢カバーを製作しました。4号のビニールポットなので、横を36センチ、縦を12センチにしています。材料は幅10センチの杉板ネジだけです。 底に隙間があり、排水性があります。

ミニ盆栽
ミニ盆栽にするために、もみじを小さく育てています。たくさんのもみじがあるので、価格の安いビニールポットを使っています。よい樹形のものは、春の植え替えのときにキレイな鉢に植え替えます。

雰囲気がよくなりましたが、ビニールポットが少し見えるので、ちょっと残念です。ちょうどよいサイズの石を川で拾って、隙間に置いてビニールポットが隠れるようにしたいです。もみじが紅葉するまでに完成させます。


大きく成長した発芽して1年目のもみじ

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大きなプラ舟のビオトープは、ミナミヌマエビの繁殖のためにメダカの数を少なくしています。猛暑でミナミヌマエビの数が減った?春に発芽したもみじで一番長く伸びた株は約60センチあり、強風で折れる可能性があります。植え替えて懸崖(けんがい)にしました。幹が細いので簡単に曲げることができます。

ミナミヌマエビ
プラ舟のビオトープでは、メダカと一緒にミナミヌマエビを飼育しています。メダカのエサの食べ残しや藻を食べてもらって、水質悪化を予防しています

夏の猛暑の影響で、ミナミヌマエビの数が少なくなりました。ミナミヌマエビはメダカの飼育環境で育てることができますが、暑くて水温が30度以上になると危険です

春と秋に繁殖をするので、孵化した稚エビがメダカに食べられないように、メダカの数を減らしました。大きく成長すれば、メダカに食べられることはありません。

もみじ
春に発芽した1年目のもみじです。1つだけ、とても長く伸びて、樹高が60センチあります。このままでは、秋の台風や冬の強風で折れる可能性が高いです。

1年目ですが、葉の状態もよく、紅葉も期待できるので、植え替えをします。プランターのままでは、キレイな紅葉も楽しむことができません。

懸崖
植え替えをしても、幹が細く樹高が高いので、バランスがとても悪いです。半分くらいの樹高に剪定することを考えましたが、大きく成長したので、針金を使って懸崖(けんがい)の樹形にしました。

懸崖(けんがい)は、盆栽用語で崖にある樹木の姿を表現した樹形です。鉢がプラスチック製で雰囲気がありませんが、幹が細く曲げやすいので、おもしろい樹形にすることができました。




もみじを寄せ植えにして、株立ちのように植え替えました。

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姫睡蓮の葉を間引きして水面が増えたので、メダカが元気に泳いでいます。白メダカの繁殖は、ちょっと汚れたグリーンウォーターですが、順調です。春に発芽したもみじの7つの株を使って寄せ植えにして、株立ちのように植え替えました。1年目の枝のない小さな苗でも、秋の紅葉を楽しむことができます。

姫睡蓮
増えた姫睡蓮の葉を間引きしました。1つの鉢に2種類の姫睡蓮を植えています。右前に斑入りの葉があります。葉が多くなると水面が少なくなり、メダカの観賞ができなくなります。

大きくなった葉がたくさんあると、新しい葉が行き場がなくなり、成長が悪くなります。ビオトープの限られたスペースでは、水草の間引きは必要な手入れです。

繁殖
白メダカの針子稚魚は、順調に成長しています。秋の繁殖は、寒くなる冬までに、ある程度のサイズまで成長しないと、越冬が心配になります。

グリーンウォーターは、エサ不足を解消してくれるので、成長がよいです。キレイなグリーンウォーターではありませんが、大丈夫のようです。

株立ち
プランターの発芽して1年目のもみじ寄せ植えに植え替えました。まだ枝がないので、葉の数が少なく、寂しい雰囲気になります。寄せ植えにすることで葉のボリュームが増えて、紅葉が楽しみになりました。

家のシンボルツリーによく使われる株立ちの樹形は、大きく成長した1本の幹の樹木を根元で剪定して、残った根から新しい幹が数本芽吹いたものです。寄せ植えとは違うものです。

寄せ植えで根元を近づけて植えることで、株立ちのような樹形にしました。7つのもみじを使っています。成長がよくない小さなもみじをうまくレイアウトできました。


大きなもみじの鉢植え

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メダカのビオトープのホテイ草の葉が少し黄色くなっています。メダカの数が少なくて、栄養不足かもしれません。発芽して4年目の樹高50センチのもみじ、1つだけ鉢植えで大きくしています。鉢カバーを製作して、ビオトープとデザインを統一して、高さが同じになるようにしました。赤く紅葉が楽しみです。

ホテイ草
睡蓮鉢のビオトープのホテイ草だけ、葉の色が少し黄色くなっています。栄養不足の可能性が高いです。メダカの飼育数が少ないので、水質は悪化しにくいですが、水草の栄養が足りないようです。

大きな鉢植えのもみじ
大きな鉢植えのもみじ、樹高は50センチあります。このくらいの大きさなら移動も簡単にできて、剪定や防虫などの手入れも難しくありません。種から発芽して4年目になります。枝が増えて葉の数もたくさんあります。

鉢カバー
カッコいい立派な鉢に植えると、雰囲気がよくなりますが、高価で、重く、割れることもあります。根詰まりがなく、植物の成長がよいスリット鉢を使っていますが、デザインがよくありません。

杉材で鉢カバーを製作しました。プラスチック製の鉢の弱点である直射日光による高温を防ぐことができます。脚をつけて、高くすることで、地面からの熱も防ぎ、メダカのビオトープと高さを同じにすることができました。

夏の猛暑を乗り越えて、もみじの観賞に一番よい季節が近づいています。しっかり管理してキレイな紅葉を楽しむことができようにします。もみじは育てやすく、いろいろなサイズや樹形で楽しむことのできる樹木です。

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