ケヤキ ミニ盆栽の枝作り 冬の剪定と針金かけ編


発芽して2年目の実生のケヤキです。芽摘み剪定葉刈りをして、枝が増えて葉の大きさが小さくなりました。秋を向かえ、紅葉する時期になりましたが、枝作りのために冬の剪定をします。

実生のケヤキの発芽から2年間の様子

発芽
種から発芽したケヤキ。種を蒔き、発芽したときは、とてもうれしかったです。たくさん種を蒔きましたが、5つしか発芽しませんでした

剪定
ケヤキのミニ盆栽にするために、大きく成長しては困ると考え、枝が長く伸びると、剪定をしていました。すぐに剪定することは失敗でした。幹が細いままで、成長がとても悪くなります。

紅葉
実生のケヤキの初めて紅葉。小さい苗でも紅葉して、うれしくなりました。5つの株を1つの鉢に植えて、よく剪定していたので、成長が悪く、冬に枯れるかもしれないと心配になりました。

植え替え
2年目の春に1株ずつビニールポットに植え替えをして、幹が太くなるように成長させます。

植え替えの様子は別の記事で詳しく書いています。
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ケヤキのミニ盆栽の作り方 発芽~植え替え~剪定

枝
 1年目に剪定を失敗したので、枝を伸ばしたままにして、成長させます。細長い枝がとても長く伸びますが、幹は長く成長しないことがわかりました

剪定
とても元気で幹が太くなったので、剪定しました。ミニ盆栽にするので、目標とする大きさに枝を短くしました。

葉刈り 
葉刈りをするときも、心配だったので、片方の枝だけをしました。右側の葉刈りした枝から新芽が芽吹いたので、安心して、もう片方(左側)の枝も葉刈りしました。

新芽
小さなケヤキの苗でも、葉刈り後に新芽が芽吹いています。

ミニ盆栽
新しく芽吹いた葉は、大きくならないで小さいままです。枝の数も増えて、ミニ盆栽らしくなってきました。

5つの株
5つの株、すべてを枯らすことなく、枝を増やして、葉を小さくすることができました。

冬の剪定
紅葉が楽しみですが、冬の剪定をして、枝作りを優先させます




ケヤキのミニ盆栽 冬の剪定

葉刈り
最後の葉刈りの時期が遅かったので、新芽が芽吹きが悪く、葉が少ないです。特に右側の枝に葉がありません。紅葉は、葉が少なく期待できないので、冬の剪定を早めにして、枝作りを優先させます

ケヤキの枝作りのポイントは、枝元から新しい枝を芽吹かせることです。樹木は、先端が一番成長します。先端の枝先から、新しい枝ができてもホウキ仕立てになりません。

枝先からの芽吹きをなくすために芽摘み剪定をします。そして、葉刈りをして枝元に日光を当たることで、枝元奥の芽を芽吹かせると、ホウキ仕立ての樹形になります。

ある程度の大きさの盆栽なら、芽摘み、剪定、葉刈りで樹形を作ることができますが、ミニ盆栽は小さくて、根の量も少ないので、枝元奥の芽が芽吹きにくいです。

紅葉する前の状態をよく観察すると、枝にがあることがわかります。このは成長していますが、寒くなって、今シーズンは芽吹くことがなく、来春に芽吹きます

早く、冬の剪定をすることで、枝先の芽を剪定して、枝元奥の芽だけにすると、奥の芽が成長して、来春に芽吹きやすくなります

樹高
樹高は10センチぐらいのミニ盆栽を作ることが目標です。最初の枝分かれの高さは3センチで、期待ができる株です。

道具
用意した道具は、剪定ハサミ糸切ハサミ毛抜きピンセット2つ、針金(アルミ線)です。

残った葉を取り除く 

枝を剪定する前に、残った葉を取り除きます。剪定ハサミでは、ちょっと大きく難しいです。

糸切はさみ
裁縫用の糸切ハサミが使いやすかったです。バネで自動で戻るので手が疲れません。大きさも小さいミニ盆栽に適しています。

ピンセット
ピンセット毛抜きで葉を取り除くことは、おすすめしません。枝に無理な力がかかります

紅葉して落葉すれば、葉を取り除く作業は必要ないです。いろいろな道具を使いましたが、裁縫用の糸切ハサミが一番使いやすかったです。


ケヤキのミニ盆栽の枝の剪定

落葉
葉をすべて取り除いて、落葉した状態になりました。樹形をよく見ることができ、不要な枝長い枝を剪定することができます。

不要な枝
剪定で一番最初にすることは、不要な枝根元から剪定することです。不要な枝は、樹形を乱す枝同じ場所から芽吹いている枝です。

芽摘み剪定を数回しているので、樹形を乱す枝は少ないです。写真の赤丸のように、同じ場所から芽吹いている枝を根元で剪定します。

向きが悪い枝
1箇所から2本の枝が伸びていると、どちらかは向きの悪い枝になります。細い枝を残したいですが、向きが悪いので、太いほうの枝を残して剪定しました。

2つの芽
次に、細い枝を1本ずつ剪定します。枝元から2つ芽を残して短く剪定します。小さな樹は、先端の枝先の芽が芽吹きやすく、来春に芽吹く芽を枝元の奥の芽にすることができます。

剪定しない
剪定をしないと、先端の枝先から新しい枝ができます。青い線が新しい枝の予想です。枝が曲がりながら伸びていくだけで、枝分かれがなく、輪郭に枝が少なくなります

剪定後
剪定後の新しい枝の予想です。細い枝の先端を剪定しているので、根元の芽から新しい枝が伸びます。外側の輪郭に枝が増えるようにします

剪定後
剪定後は、とてもスッキリしました。伸びた枝が短くなって、もったいないようですが、来春に細い枝から2本の枝が芽吹くと、枝の数が2倍になります。

枝が短くなって、ちょっと心配になりますが、コンパクトで美しい樹形を作るためには、枝元の芽から芽吹いて、新しい枝を作ることが重要です。

1年前
1年前の落葉したときの写真です。一番右の株です。1年間で、小さな苗からミニ盆栽の素材になりました。樹高は変わらなく、枝の数が増えました。

樹高8センチ
剪定後の樹高は8センチぐらいです。と左右の2本の太い枝を骨格に、細い枝をたくさん伸ばして、樹高10センチぐらいのミニ盆栽を作ることが目標です。

枝の向きをよくするために針金をかける

針金
葉がなくなると、枝の向きがよくないことが確認できます。ケヤキホウキ仕立ての樹形は、枝の角度が重要です。

左右の太い枝に対して、30度ぐらいの角度で伸びている枝が理想です。剪定をして、下向きの枝はありません。下のほうの枝が、日光を求めて、上向きではなく、横向きに伸びています

アルミ線
細いアルミ線を使って、枝の向きを矯正します。アルミ線は、太さ1ミリのものを使いました。百円均一で販売されています。太さは2ミリと3ミリもありました。

1ミリならハサミで簡単に切ることができます。簡単に曲がるので、ニッパーやプライヤーを買う必要はありません

針金縛り
ケヤキのミニ盆栽は、とても小さくて、枝1つ1つに針金をかけることは無理です。樹、全体を針金でぐるぐると巻いて、ロートのような形状になるように、針金を巻きつけます。

全体を針金で縛り上げることは、難しそうだったので、左右の枝を別々に針金縛りにしました。下から巻き始めて、小枝の角度が鋭角になるように、小枝と太い枝を一緒に、針金で巻きながら、上に巻き進めます。

左右の枝
最後に、左右の枝の角度が鋭角になるように、針金で固定します。

樹高8センチ 
樹高が8センチぐらいになりました。冬の間はこの状態にして、枝の向きをよくします。寒い冬の間は、ケヤキが成長しないので、幹や枝に針金が食い込むことはありません。春の植え替えのときに、針金をはずして、樹形を確認します。

ケヤキのミニ盆栽の枝作り まとめ

小さなミニ盆栽は、先端の枝先から新しい枝が芽吹くので、枝元の奥の芽を成長させるために、まだ暖かい紅葉する前に葉を取り除いて、枝を短く剪定します。

不要な枝は根元から剪定、残す枝芽を2つ残して短く剪定します。残した2つの芽が成長して充実すると、来春に芽吹いて新しい枝ができます。

枝の向きがよくなるように、針金をかけます。通常なら、枝は上の方向に伸びるので、大きな問題はないですが、芽摘み剪定葉刈りで枝を増やすと、根元のほうの枝は、日光を求めて横向きに伸びます

枝分かれの角度が30度ぐらいになるように、2つの枝を束ねて針金を巻いて、針金縛りの状態で、冬の間に矯正します。春の植え替えをする時に針金を外します。 

剪定針金縛りで、ケヤキのミニ盆栽の枝作りをして、ホウキ仕立ての樹形にします。種から発芽して2年目の冬の剪定で、枝の骨格ができれば、3年目には、ミニ盆栽らしくなります。

今後も、5つのケヤキのミニ盆栽の成長の記録の記事を書きます。次回は、春の植え替えの予定です。根を剪定して、浅鉢に植え替えます。
 






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