メダカを塩浴で元気にする方法


メダカの飼育をしていると、元気がなく、体調が悪いようなメダカを見ることがあります。

簡単な対処方法は塩浴です。塩浴でなぜメダカが元気になるか?塩浴の方法について書きました。
メダカ 塩浴

メダカを塩浴させる理由

メダカの体調が悪く、元気に泳ぐことがなく、長い時間じっとしている状態のときに、病気などを心配になります。

どのような病気か?はっきりわからないときにメダカの体力を回復させるために、塩浴をします

塩浴は、飼育水の塩分濃度を高めて、メダカの体内の塩分濃度に近づくようにします。

メダカの浸透圧調整を助け、エネルギーの温存、新陳代謝の活性をすることができ、弱ったメダカの体力を回復させます。




メダカの塩浴には、2つの効果があります。

メダカの体力を回復して、免疫力を高める。

メダカの体液濃度は約0.9%ぐらいです。体液は淡水より濃度が高いため、浸透により体表から水が入り込みます。このため積極的に水を飲み込むことはなく、えらで積極的に塩分を吸収し、腎臓は薄い尿をたくさん排出して体内の余分な水を体の外に出すようにしています。このような仕組みを浸透圧調整といいます。

塩分濃度0.3~0.7%で塩浴をして浸透圧調整でかかる負担を減らし、メダカの体力を回復することができます

塩に含まれるミネラル分をメダカが摂取することができるようになります。粗塩(天然塩)はミネラルをたくさん含んでいるので、塩浴は普通の食塩より粗塩(天然塩)のほうが効果が高いです。ミネラル分をたくさん摂取して、免疫力を高めます

細菌や寄生虫を減らす。

細菌や寄生虫の体内塩分濃度は0.35%ぐらいです。0.5%の塩分濃度で細菌や寄生虫は脱水状態で死滅します。

飼育水やメダカの体表にいる細菌や寄生虫を減らすことで、メダカを健康な状態にすることができます


メダカの塩浴の方法

メダカの塩浴は粗塩があれば、すぐにできます。実際にどのようなことに気をつける必要があるか?詳しく説明します。

塩水の作り方

塩は「粗塩」か「人工海水用の塩」、「メダカの飼育用の塩」を使用します。日常的に使う塩は精製塩です。工業的に作られた塩化ナトリウムに近いものです。

パッケージに「粗塩」の文字が書いてある塩を使います。にがりなどのミネラル分が入った粗塩がメダカの塩浴に適しています

水1L(リットル)に塩10g(グラム)を溶かすと塩分濃度が約1%の塩水ができます。0.3%なら塩を3g(グラム)、0.5%は5g(グラム)を溶かします。

水は計量カップで測ります。塩は料理用の計量スプーンの小さじを使います。小さじは5mLで、精製塩は6g(グラム)になりますが、粒子の粗い粗塩は小さじ1杯で5g(グラム)です。

人工海水用の塩」や「メダカの飼育用の塩」は使用方法をよく読んで使います。塩以外のミネラル分を別途に入れてあるので、塩分濃度が違います。


メダカに負担がない塩浴

メダカの塩浴は塩分濃度0.5%が一般的ですが、メダカの負担を考えると、最初は0.3%以下の塩分濃度で始めます。飼育水の水質が急激に変わると、元気がなく体調の悪いメダカに大きな負担を与えます。

0.3%の塩浴で、1日ぐらい様子を見て、0.4%、0.5%と塩分濃度を高くします。塩浴の期間は3日~1週間ぐらいが目安で、症状が改善しない場合は、薬を使うことを考える必要があります。

塩浴をやめるときも、急に元の飼育容器に戻すのではなく、水を足して塩分濃度を少しずつ下げて、メダカの負担を減らすために、水質の変化を緩やかにします。


塩浴は別の容器を用意する。

メダカの塩浴をするときは、新しい別の容器を用意します。塩分濃度が高くなると、水草、ミナミヌマエビ、ろ過バクテリアに大きな影響を与えます。

ろ過バクテリアは死滅するので、塩浴中はメダカの排泄物から出る亜硝酸などが分解されず、水質が悪化します

水質が悪化しやすいので、エサの量に注意が必要です。1回に与えるエサの量を少なくして、食べ残しがないようにします

別の容器は小さなものを使うと水質が悪化しやすいので、メダカ1匹で1L(リットル)以上の容器がよいです。飼育水の量が少ないと水温の変化が大きくなるので、直射日光の当たらない明るい日陰に置きます。


メダカの塩浴のまとめ

メダカの治療法の1つである塩浴は、簡単にできますが、やり方を間違えると、メダカに大きな負担を与えることもあります。注意するポイントをしっかり確認してください。

メダカの体力の回復を助け、免疫力を高めることができますが、薬ではないので、すべての症状に効果があるわけではありません

大切なメダカを回復させて、メダカの飼育を楽しみましょう。


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