涼しげな葉が魅力のシマトネリコはシンボルツリーや観葉植物として大人気ですが、剪定した枝から手軽に増やせます。
庭木を育てることはハードルが高くても、挿し木で作る小さな鉢植えやミニ盆栽なら限られたスペースで気軽に楽しめます 。
この記事では成功率100%を達成したシマトネリコの挿し木方法を詳しく解説します 。
梅雨時期の「水切り」や発根促進剤の活用など、失敗しないための大切なポイントをまとめました 。剪定した枝を活用してあなただけの可愛らしいミニ盆栽を作ってみませんか?
シマトネリコの挿し穂を準備
シマトネリコの鉢植えの育て方を詳しく書いた記事です。
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先端付近に枝が増えて大きくなったので剪定します。剪定した枝を挿し穂として使用すれば、失敗してもショックが少なく、気軽に挿し木にチャレンジできます。
挿し穂を手に入れないと挿し木ができません。シマトネリコは人気があるのでシンボルツリーとして植えている家も多いですので、枝を分けてもらうとよいです。
TwitterなどのSNSで手に入れることもできます。挿し穂が乾かないように濡らした新聞紙やキッチンペーパーで包んで送ってもらいます。第4種郵便なら送料が安いです。
シマトネリコの挿し木の時期は梅雨が最適です。雨の日が多く、乾燥して枯れる心配が少ないからです。
剪定した枝をバケツの水の中に30分ぐらい入れます。挿し穂の水揚げです。十分に水を吸収させて乾燥して乾くことを防ぎます。
剪定した枝をバケツの水の中に30分ぐらい入れます。挿し穂の水揚げです。十分に水を吸収させて乾燥して乾くことを防ぎます。
挿し木は用土を湿った状態に保つため、カビなどが繁殖しやすいです。清潔な用土を使うことで雑菌の繁殖を防ぎ、根が腐敗しないように注意します。
空気中で切ると、道管に空気が入り水を吸うことができません。水切りすることで挿し木の成功率が高くなります。
シマトネリコの挿し木は、九州の福岡県で6月28日に作業しました。梅雨時期ですので葉が乾燥して枯れることがありません。
シマトネリコの挿し木が発根
8月6日撮影:シマトネリコを挿し木してから1か月以上が経過しました。葉は枯れていません。発根していれば挿し木の成功に大きく近づきます。発根を確認するには土を少し掘る方法が確実です。土を掘ると発根した細い根が切れる恐れがあります。
もう一つの鉢も発根していました。どの挿し穂の根か?分かりませんが3本のうち1本は確実に発根しています。
根の量が分からないので、まだ安心はできませんが、このまま根が増えれば挿し木が成功できます。
2020年は梅雨明けが例年より10日ぐらい遅く、九州北部の福岡県は7月30日でした。梅雨時期が長かったこともよい影響があった可能性があります。
今後のシマトネリコの挿し木の様子はこの記事を更新します。
根の量が増えると1つの小さな鉢に3本の挿し穂は多く、根の成長が悪くなります。少し大きな鉢に1つずつ植え替える必要があります。次は秋の植え替えの様子を更新する予定です。
更新しました。(翌年の6月7日の様子です。)
シマトネリコの挿し木の成功率
6月7日撮影、新芽が芽吹いてシマトネリコの挿し木は成功です。もう1つの鉢の写真がないですが、同様に新芽が芽吹きています。6本の挿し穂を準備して小さな素焼きの鉢に3本ずつ挿しました。6本すべてが翌年に新芽が芽吹きましたので、シマトネリコの挿し木の成功率は100%です。
時期や用土、挿し木をした後の管理に気をつければ、簡単に挿し木ができる樹です。
シマトネリコの挿し木の鉢上げ
前年の葉は色が悪くなっていましたので、ハサミで切り取りました。新芽だけになり、鮮やかな緑の葉が美しいです。
用土と鉢の間に竹串を挿して隙間を作ります。
シマトネリコを鉢から取り出す
鹿沼土が固まっていますので根が多く張っていることが分かります。底の方に根が見えます。
3本の苗木がありますので根が絡まっています。できるだけ根を切らないように時間かけて根鉢の土を取り除きました。
挿し木すると片方から太い根が1本だけ発根することもあります。根の数が少ないと成長に影響します。四方八方に根が伸びる状態がよく、苗木の枝が増えやすくなります。
シマトネリコの挿し木をして1年後の根の状態としては大成功です。
シマトネリコの挿し木を使ってミニ盆栽
小さな陶器の鉢に3本の苗木を植え付けてシマトネリコのミニ盆栽ができました。ミニ盆栽はちいさいですので、いろいろな場所に飾ることができます。
まとめ:シマトネリコの挿し木で緑のある暮らし
シマトネリコの挿し木は時期や手順をしっかり守れば、初心者の方でも非常に高い確率で成功させることができます 。
今回のポイントを振り返ると最適な時期は乾燥しにくい梅雨時期 、清潔な鹿沼土を使い 、丁寧な「水切り」で挿し穂の鮮度を保つことが大切です 。
挿し木をしてから約1ヶ月で発根が確認でき 、1年後には立派な苗木へと成長してくれました 。
大きな庭木として育てるイメージが強いシマトネリコですが挿し木から育てれば、デスクや窓辺に飾れる「ミニ盆栽」としてその涼しげな姿を間近に楽しむことができます 。
剪定で出た枝を捨てるのはもったいないものです。皆さんも、この記事を参考にシマトネリコの挿し木にチャレンジして自分だけの小さなシンボルツリーを育てましょう。