育てているツルウメモドキに実ができましたので、種を取り出して種まきにチャレンジします。多くの写真で詳しく説明していますので参考にして下さい。
ツルウメモドキの種まきのポイント
- 種まきの時期は秋から冬に「採りまき」、または春の「春まき」。
- 種を低温状態にして休眠打破させる。
- 種を水につけて、水分をたっぷり含ませる。
- 種床は、どのような容器でもよく、普通の鉢が簡単。
- 種まきの用土は赤玉土、または、種まき専用の用土。
- 発芽するまで明るい日陰で乾かないように水遣りをして管理。
ツルウメモドキの鉢植え
ツルウメモドキは、ニシキギ科ツルウメモドキ属の落葉するツル性の植物です。北海道、本州から沖縄までの広い範囲に自生。
ツル性ですが、うまく剪定することで鉢植えや盆栽になります。秋ごろにホームセンターや園芸店で販売されていることが多いです。
5月から6月に咲く小さな花、秋の黄色の仮種皮に包まれた丸い実、冬に仮種皮が3つに分かれて開き、中の赤い実が姿を見せます。
ツルウメモドキは、花より冬の黄色の仮種皮と赤い実との色の美しいコントラストを楽しむ樹です。
ツルウメモドキの実
ツルウメモドキは美しい実を楽しむ樹ですので、育て方で一番大切なことは結実することです。
難しいことでなく、花が咲き、受粉することで結実します。
問題はツルウメモドキが雌雄異株であることです。
雌木と雄木があり、雌木が実を付けます。販売されているツルウメモドキは、実が付いていますので雌木です。
ホームセンターや園芸店で、ツルウメモドキの雄木を見たことがありません。
インターネット通販で探すと少ないですが、手に入れることができます。
苗木のインターネット通販は送料が安くなく、ツルウメモドキの雄木だけを購入する気になれません。
ツルウメモドキの雄木を手に入れる方法
ツルウメモドキは、挿し木や取り木で簡単に増やすことができます。
雌木を増やしても問題は解決しません。
雄木を手に入れる方法は、種まきが一番簡単です。
購入したツルウメモドキは実が付いていますので、冬になると仮種皮が爆ぜて赤い実があります。
赤い実の中に、種がありますので、種まきして発芽すればツルウメモドキの苗が手に入ります。
雌木と雄木の区別は、花が咲かないと分からないです。
欠点は、実が付いている購入したときしか種を手に入れることができないことです。
ツルウメモドキを購入して、2年目に花が咲いたが結実しなくて、実が付かない。
原因を調べると雌雄異株で、雄木が必要と分かった場合は、残念ですが種がないです。
雄木を購入するより、実の付いた雌木をもう一度購入して、種まきするほうがよいかもしれません。
ツルウメモドキの種を採取
冬になると仮種皮が爆ぜ、赤い実が現れます。赤い実の中に種があります。
樹から取り、仮種皮を取り除いて赤い実だけにしました。赤い実は3つに分かれています。
とても小さいですので、ピンセットを使いました。直接手で触ると、実の赤色が付きます。
赤い実の中に種がありました。
実の1つの房に1個か2個の種がありました。
実には発芽を抑制する成分が含まれていますので、実をキレイに取り除くことで発芽率を高くすることができます。
3ミリぐらいの小さい種です。
ツルウメモドキの種の採取ができました。
採取した種は乾かないように水につけます。
発芽率が分からないので、できるだけ多くの種を採取しました。
発芽した苗が、どのくらいの割合で雄木になるか?心配ですので、種は多いほうがよいです。
ツルウメモドキの種まき
採取した種が水に沈むと発芽する可能性が高いです。
2日間、水に漬けましたが、沈まない種がありました。沈まなかった種も種まきします。
ツルウメモドキの種まきに6号(直径18センチ)の駄温鉢を使います。プランターなど、どのような容器でも種まきはできます。
種を採取して、すぐに蒔きますので、発芽する春まで、長い期間、乾かさないように管理する必要があります。
小さい容器や浅い容器は、乾きやすいですので管理が大変です。大きな容器のほうが乾きにくいですので水遣りが簡単です。
発芽した後、しばらく育てるので、鉢底石を敷き、排水性(水はけ)をよくします。
鉢底石を1センチぐらい敷きました。
鉢底石は砂利、軽石などのいろいろな種類があります。どのようなものでもよいですが、粒の大きさが大切です。使う用土より少し大きな粒が適しています。
ツルウメモドキの種まきの用土は、赤玉土の小粒を使います。ホームセンターや園芸店で販売されている培養土や種まき専用の用土でもよいです。
通気性と排水性(水はけ)があることが大切です。
鉢の8分目ぐらいまで赤玉土の小粒を入れて、種まきします。
種が重ならないように、均等に種まきをします。
種が乾かないように、上から用土を薄くかけます。
ツルウメモドキの種まきができました。
種まきの仕上げは水遣りです。たっぷり水を与えます。
種まき後は、明るい日陰で管理するとよいです。直射日光が当たると乾きやすいですので、水遣りが大変になります。
種まきは発芽するまでの管理が難しいです。旅行や留守で、水遣りができない場合は鉢受け皿に水を入れて管理するとよいです。
ツルウメモドキの種まきの今後
11月21日にツルウメモドキの種まきをしました。発芽する春まで4~5か月間、乾かないように水遣りをして管理します。
発芽やその後の成長の様子は、この記事を更新します。ツルウメモドキの雄木を手に入れることができるように、栽培します。
更新しました。
ツルウメモドキの発芽
4月8日、撮影。ツルウメモドキの種まきをしてから5ヶ月半が経過、暖かい春になり、たくさん発芽しました。
秋から冬に種まきをする「採りまき」でしたので、長期間、乾かないように水遣りをすることは大変でしたが、発芽すると嬉しくなります。
たくさんの苗木が手に入りましたので、ツルウメモドキの種まきは成功です。水に沈んだ種は30個ぐらいありましたので、発芽率は90%ぐらいになります。
今後は苗木を育て、花が咲くように成長させます。ツルウメモドキは雌雄異株ですので、実ができる雌木だけでは花が咲いても花粉がありませんので、結実することができません。
雄木がない場合でも遠くから飛んできた花粉によって実が2~3個できることはあります。
たくさんの実を楽しむためには雄木を育て、花粉を採取して人工授粉させることが一番よい方法です。
ツルウメモドキの苗木の成長については、別の記事で書く予定ですので、楽しみにして下さい。
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