ホームセンターで購入したチゴユリ(稚児百合)の苗。
ガーデニングの人気が高くなり、ホームセンターで山野草の苗が販売されていることが多くなりました。
小さな苗ですので、冬に落葉して消滅する可能性があります。斑入りの園芸品種ですので、消滅しないように株を増やすことにします。
増やした株で、小さなミニ盆栽を作り、美しい葉や花を楽しみます。
チゴユリ(稚児百合)の特徴
チゴユリ(稚児百合)の学名は、Disporum smilacinumになります。イヌサフラン科チゴユリ属で落葉性の多年草です。原産地は、千島列島南部、サハリン南部、日本列島、朝鮮半島、中国東部で、日本全土の平地や山地の広葉樹林などに自生しています。
チゴユリの特徴は、弓のように弧を描く茎です。茎に柄がとても短い葉が互生します。
互生(ごせい)とは、葉が交互につくつき方。2枚が対になってつくつき方は対生(たいせい)になります。
葉の大きさは、楕円形から長楕円形で先は尖り、長さは4~7センチぐらい、幅は2~3センチぐらいになります。
美しい小さな葉は、チゴユリ(稚児百合)の魅力の1つです。
購入したチゴユリ(稚児百合)の苗は3株あり、1つの株の茎の先端につぼみがありますので、花を見ることができそうです。
チゴユリ(稚児百合)は、土の中で細い地下茎を伸ばして、新しい株を増やします。斑入りの園芸品種などは増えにくいです。
落葉性多年草ですので、寒い冬になると葉は枯れてなくなります。地下茎の先端にある芽と根を残して、葉が枯れて休眠します。
暖かくなる4月頃に、残った芽から芽吹き、新しい株が成長します。
耐寒性は強いですが、冬の乾いた北風で、乾燥すると冬越しできないことがありますので、注意が必要です。
チゴユリ(稚児百合)の植え替え
ホームセンターで購入したチゴユリ(稚児百合)の苗は、直径9センチ(3号)のビニールポットです。ビニールポットは通気性がなく、柔らかいですので、育てる環境がよくありません。株を増やすためには、よい環境で育てる必要があります。
ビニールポットから鉢に、チゴユリ(稚児百合)の植え替えをします。
ホームセンターや園芸店で10ヶ組で販売され、価格が安いですが、日本製で耐久性が高いです。
プレステラは、植物の生産者用の鉢になりますので、デザイン性はないですが、チゴユリ(稚児百合)を育て、株を増やす目的に適した鉢です。
苗の植え替えの準備
チゴユリ(稚児百合)の苗を植え替えるために、ビニールポットから取り出します。必要な道具は、ハサミと竹串です。ゴミなどを取り除くためのピンセット。土がこぼれて周りを汚さないように、鉢受け皿などの容器を用意するとよいです。
たくさん根が出ていますと、引っかかって苗を取り出すことができません。出ている根をハサミで切る必要があります。
ビニールポットの土は、植え付けてから期間が短く、状態が悪くないですので、再利用します。
鉢の高さの2分目ぐらいまで、土を入れて、植え替えの鉢の準備ができました。
株が増えるためには、地下茎をのばす必要がありますので、株が固まっているより、スペースに少し余裕があるほうがよいです。
チゴユリ(稚児百合)の用土は、小粒の赤玉土と鹿沼土、軽石を1:1:1の割合で混ぜたものが適しています。
3つの株の間隔が離れて、鉢植えとしては見栄えが悪くなりましたが、成長して株を増やすことが目的ですので、よい状態になりました。
表面の土を新しい用土にしましたので、水遣りや雨で土が跳ねて葉に付くことがなく、病害虫の発生を防ぎます。
チゴユリ(稚児百合)の今後
6月5日にチゴユリ(稚児百合)の植え替えをしました。花の時期は4~6月ですので、1つだけあるつぼみが開花して、花が咲く可能性があります。
目標はチゴユリ(稚児百合)の株を増やして、小さなミニ盆栽を作ることです。
花後の管理、暑い季節の夏越し、葉が枯れる寒い季節の冬越しなどの記録は、この記事を更新します。
美しい葉と小さな可愛らしい花を楽しめるチゴユリ(稚児百合)を楽しみましょう。