チゴユリ(稚児百合)の育て方:植え替えて株を増やして小さなミニ盆栽を作る

2021/06/07

ミニ盆栽 ユリ 育て方 山野草

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ホームセンターで購入したチゴユリ(稚児百合)の苗。

ガーデニングの人気が高くなり、ホームセンターで山野草の苗が販売されていることが多くなりました。 

小さな苗ですので冬に落葉して消滅する可能性があります。

斑入りの園芸品種ですので消滅しないように株を増やすことにします。

増やした株で、小さなミニ盆栽を作り、美しい葉や花を楽しみます。



チゴユリ 稚児百合


チゴユリ(稚児百合)の特徴

ラベルがあるチゴユリの苗
チゴユリ(稚児百合)の学名は、Disporum smilacinumになります。イヌサフラン科チゴユリ属で落葉性の多年草です。

原産地は、千島列島南部、サハリン南部、日本列島、朝鮮半島、中国東部で、日本全土の平地や山地の広葉樹林などに自生しています。

チゴユリの特徴は、弓のように弧を描く茎です。茎に柄がとても短い葉が互生します。

互生(ごせい)とは、葉が交互につくつき方。2枚が対になってつくつき方は対生(たいせい)になります。

葉の大きさは、楕円形から長楕円形で先は尖り、長さは4~7センチぐらい、幅は2~3センチぐらいになります。

美しい小さな葉は、チゴユリ(稚児百合)の魅力の1つです。


チゴユリ 花 つぼみ
茎の長さは10~30センチぐらいで、5枚から10枚の葉がつき、先端に花が咲きます。花は直径1センチぐらいで、とても小さい白色で斜め下向きに、4~6月に茎の先端に1~2輪咲きます。

購入したチゴユリ(稚児百合)の苗は3株あり、1つの株の茎の先端につぼみがありますので、花を見ることができそうです。

チゴユリ(稚児百合)は、土の中で細い地下茎を伸ばして、新しい株を増やします。斑入りの園芸品種などは増えにくいです。

落葉性多年草ですので、寒い冬になると葉は枯れてなくなります。地下茎の先端にある芽と根を残して、葉が枯れて休眠します。

暖かくなる4月頃に、残った芽から芽吹き、新しい株が成長します。

耐寒性は強いですが、冬の乾いた北風で、乾燥すると冬越しできないことがありますので、注意が必要です。


チゴユリ(稚児百合)の植え替え

ビニールポット
ホームセンターで購入したチゴユリ(稚児百合)の苗は、直径9センチ(3号)のビニールポットです。

ビニールポットは通気性がなく、柔らかいですので、育てる環境がよくありません。株を増やすためには、よい環境で育てる必要があります。

ビニールポットから鉢に、チゴユリ(稚児百合)の植え替えをします。


チゴユリ(稚児百合)の鉢

草丈 3つの株
チゴユリ(稚児百合)の苗は、草丈が5センチぐらいで、3つの株があります。小さな株ですので、大きな鉢は必要ありません。

プレステラ105型
チゴユリ(稚児百合)の苗を植え替える鉢は、アップルウェアーのプレステラ105型にします。

ホームセンターや園芸店で10ヶ組で販売され、価格が安いですが、日本製で耐久性が高いです。

1辺9センチ
プレステラ105型は1辺9センチの正方形の鉢で、直径9センチの円形の3号の鉢より少し大きいサイズになります。

鉢の高さ
鉢の高さは8センチ。用土が十分に入る高さです。

スリット
プレステラの大きな特徴は、底にスリットがたくさんあり、鉢の底で根が巻くサークリング現象を防ぐことができます。

仕切り
小さな仕切りも設置され、サークリング現象を防ぎますので、根の状態がよく、植物が元気に成長します。

ウォータースペース
用土を入れる量の目安になる段差があり、ウォータースペースができますので、水遣りが簡単です。

プレステラは、植物の生産者用の鉢になりますので、デザイン性はないですが、チゴユリ(稚児百合)を育て、株を増やす目的に適した鉢です。


苗の植え替えの準備

道具
チゴユリ(稚児百合)の苗を植え替えるために、ビニールポットから取り出します。必要な道具は、ハサミと竹串です。

ゴミなどを取り除くためのピンセット。土がこぼれて周りを汚さないように、鉢受け皿などの容器を用意するとよいです。

鉢の底 根
苗をビニールポットから取り出す前に、鉢の底から根が出ていないか?確認します。

たくさん根が出ていますと、引っかかって苗を取り出すことができません。出ている根をハサミで切る必要があります。

横
ビニールポットから苗を取り出すために、苗を横向きに置きます。

鉢受け皿の中にチゴユリの苗を横向きに置く
ビニールポットを取り除こうとすると、根鉢が崩れました。ビニールポットに植え付けてからの期間が短いと、根が回ってなく、根鉢が崩れます。

ビニールポット ハサミ
根鉢が崩れるときは、ビニールポットをハサミで切るとよいです。

小さい根鉢
小さい根鉢があります。無理にビニールポットから取り出すことで根を切ると、今後の成長に影響します。

根鉢 土
チゴユリ(稚児百合)の小さな根鉢とビニールポットの土。

ビニールポットの土は、植え付けてから期間が短く、状態が悪くないですので、再利用します。


植え替えの鉢の準備

土 再利用
ビニールポットの土を再利用しますので、切れた根やゴミなどがないか?確認します。

鉢 土
チゴユリ(稚児百合)を植え替えの鉢に土を入れます。

土 プレステラ
ビニールポットの土を植え替えの鉢であるプレステラ105型に入れます。

鉢底石
プレステラは、底にスリットがたくさんあり、排水性(水はけ)がよいですので、鉢底石が必要ありません。

鉢の高さの2分目ぐらいまで、土を入れて、植え替えの鉢の準備ができました。


チゴユリ(稚児百合)を植え替える

根鉢
根鉢の状態のチゴユリ(稚児百合)を準備した鉢に入れます。

間隔
チゴユリ(稚児百合)の苗は、3つの株がありますので、株の間隔を広げて、根が成長できるスペースを作りました。

株が増えるためには、地下茎をのばす必要がありますので、株が固まっているより、スペースに少し余裕があるほうがよいです。

土 足す
根鉢が動かないように、土を足します。

少しずつ
一度に土を足すのではなく、少しずつ足します。

隙間 竹串
土に隙間ができないように、竹串で突きます。

稚児百合 用土
表面の土は、チゴユリ(稚児百合)の用土を作って敷きます。見た目がキレイになり、水遣りや雨で崩れにくい用土になりますので、水の通りがよい状態を維持できます。

チゴユリ(稚児百合)の用土は、小粒の赤玉土と鹿沼土、軽石を1:1:1の割合で混ぜたものが適しています。

均一
均一になるように混ぜます。

難しい
用土の重さ(密度)が異なりますので、均一に混ぜることが難しいですが、ナイフで切るように混ぜるとよいです。

用土 敷く
植え替えの仕上げに表面に作った用土を敷きます。

チゴユリ 植え替え
チゴユリ(稚児百合)の植え替えが完成しました。

3つの株の間隔が離れて、鉢植えとしては見栄えが悪くなりましたが、成長して株を増やすことが目的ですので、よい状態になりました。

表面の土を新しい用土にしましたので、水遣りや雨で土が跳ねて葉に付くことがなく、病害虫の発生を防ぎます。


チゴユリ(稚児百合)の管理

水
植え替え後は、すぐに水遣りをします。鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます。

明るい日陰
植え替え後は1週間ぐらい、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します。葉が萎れるなどの異常がないか?毎日の水遣りで確認しましょう。


チゴユリ(稚児百合)の今後

6月5日にチゴユリ(稚児百合)の植え替えをしました。花の時期は4~6月ですので、1つだけあるつぼみが開花して、花が咲く可能性があります。

目標はチゴユリ(稚児百合)の株を増やして、小さなミニ盆栽を作ることです。

花後の管理、暑い季節の夏越し、葉が枯れる寒い季節の冬越しなどの記録は、この記事を更新します。

美しい葉と小さな可愛らしい花を楽しめるチゴユリ(稚児百合)を楽しみましょう。

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