エノキ(榎)のミニ盆栽の作り方:山採り苗を栽培して、ミニ盆栽を作る


エノキ 榎 ミニ盆栽
エノキ(榎)の学名は、Celtis sinensis var. japonicaです。ニレ科エノキ属の落葉高木で、エ・エノミ・ エノミノキ・アブラギリなどの別名があります。

エノキ(榎)は、北海道を除く、日本全土に自生して、樹高10m以上になり、幹の直径は1m以上になる落葉高木です。

公園や神社やお寺、河川敷など、多くの場所で見ることができますので、種から発芽した小さな苗を山採りして、育てることでミニ盆栽を作ることができます。

エノキ(榎)の山採り

エノキ 山採り
山採りは、山などの自然の中で自生している樹を採取して、庭木や鉢植え、盆栽に利用することです。

自然環境を保護することが重視されるようになり、山採りは、できなくなりましたが、発芽した小さな苗なら大きな問題になることはないでしょう。

小さな苗でも私有地では絶対してはいけません。環境保護されている山や公園でも禁止になります。

街路樹や河川敷の樹などからの種で発芽した苗ならよいでしょう。

地域の条例で制定されていることが多くなりましたので、住んでいる地域のホームページで確認するとよいです。

福岡市では、ホームページで詳しく説明しています。

Q&A方式で、わかりやすく街路樹について、記載されています。

Q15 街路樹の葉っぱや木の実を取ってもいいですか。
A 枝についている葉や実を採取することは街路樹を痛めることもあるため、お控えください。道路上に落ちている葉や実は採取してかまいません。

「落ちている葉や実は採取してもかまいません。」と明記されています。発芽した苗は街路樹ではないですので、大丈夫でしょう。

落ちている実の採取は問題ありませんので、種から育てることができます。




エノキ 苗
発芽した苗をビニールポットなどで栽培して、少し大きく成長したエノキ(榎)です。樹形がよくないですので、幹を太らせています。

盆栽
樹形がよい苗は、鉢に植え替え、剪定をして、枝を増やすと葉が小さくなり、盆栽になります。

元が同じような苗とは思えないほど、大きな違いがあります。ビニールポットのエノキ(榎)と同じ時に山採りした苗で作った盆栽です。

ちょっと、枝分かれまでの幹が長いので、取り木で幹を短くしてミニ盆栽にするか?検討中の樹になります。

ミニ盆栽 素材
今回、ミニ盆栽を作る素材のエノキ(榎)の苗です。樹形がよくなりそうかな?と小さい素焼き鉢に植え替えて、枝を作っていました。

よい樹形になっていませんが、小さい鉢に植え替えて、エノキ(榎)のミニ盆栽を作ります。

葉は小さくなっていますので、枝が増えれば、飾れるようになりそうです。


エノキ(榎)のミニ盆栽の鉢の準備

直径7.5センチ
エノキ(榎)の素材は、直径7.5センチの2.5号の素焼き鉢に植えてあります。

樹高
樹高は10センチぐらいです。


エノキ(榎)のミニ盆栽の鉢

ミニ盆栽 鉢
エノキ(榎)の素材を植え付けるミニ盆栽の鉢は、素焼き鉢より少し小さい鉢にしました。

直径5.5センチ
直径5.5センチ、2号(直径センチ)の鉢より少しだけ小さい鉢になります。

高さ
鉢の高さは4センチくらい。100均の陶器のお猪口です。

穴 高台
100均の陶器のお猪口の底にを開けて、底の水が流れるように高台を2ヶ所削りました。

少し道具が必要になりますが、安くミニ盆栽の鉢を手に入れることができます。穴を開ける方法を詳しく書いた記事を参考にして下さい。
関連記事
100円ショップ(百均)の陶器に穴を開けて、ミニ盆栽の鉢にする


ミニ盆栽の鉢に針金をセットする

針金
ミニ盆栽の鉢は小さいですので、を固定するために針金をセットします

難しそうですが、が固定できればよいですので、やり方が決まっているわけではなく、好きなようにして問題ありません。

直径1.5ミリと1.0ミリの2種類のアルミ線ラジオペンチを用意しました。

太い 直径1.5ミリ
盆栽では銅線を使うことが多いですが、取り扱いが簡単なアルミ線がおすすめです。アルミ線は銅線と比べると柔らかく、やり直すことができます。

少し太い直径1.5ミリの針金を短く切ります。針金を切ったり、曲げたりするためにペンチがあると便利です。100均のラジオペンチで大丈夫です。

鉢 長い
鉢の底に使う針金になります。鉢の底より少し長くします。

根 細い
直径1.0ミリの細い針金は15センチぐらいに切りました。を固定する針金になります。

短い 長い
短い針金長い針金の2本を使って、を固定します。

半分 曲げる
長い針金の半分に曲げます。

短い針金 巻く
短い針金長い針金を巻きつけます。

穴 通す
鉢の底から穴に通します。

穴 短い針金
短い針金で固定されます。

ペンチ 曲げる
短い針金は鉢の底より少し長いですので、両端をペンチで曲げます。

両端 曲げる
両端を曲げました。

鉢 長い針金
鉢の中に長い針金が2本出ていますので、この2本の針金で樹のを固定します。


ミニ盆栽の鉢のゴロ土

鉢底石 ゴロ土
ミニ盆栽の鉢は小さいですので、鉢底石を敷くと用土が少なくなりますので、底にゴロ土として赤玉土の小粒を敷きます。

使う用土より粒の大きなものをゴロ土とすることで、排水性(水はけ)がよい状態にすることができます。

底が見なくなる
ゴロ土は底が見えなくなるくらいに敷きます。

エノキ(榎)のミニ盆栽の鉢の準備ができました。


エノキ(榎)の苗の準備

苗 道具
エノキ(榎)のミニ盆栽の素材になる苗を準備します。必要な道具は、ハサミ竹串になります。

周りが土で汚れないように大きな鉢受け皿、ゴミなどを取り除くためにピンセットがあると便利です。


エノキ(榎)を鉢から取り出す

鉢 竹串
エノキ(榎)の苗は2.5号の小さな素焼き鉢に植えてありますので、鉢から取り出す必要があります。

鉢と土の間に隙間ができるように竹串を挿します。

根鉢
樹の根元を持って引き抜きました。小さい樹ですが根鉢ができています。

根
の状態は普通です。根詰りしてなく、細い根が多くあります。


エノキ(榎)の苗の土を取り除く

土 崩す
土を崩して根の状態を詳しく確認します。

幹 根
幹から横に伸びるがあります。根元に使えると盆栽らしくなります。

土 取り除く
エノキ(榎)の苗の土を取り除き、の状態を確認できるようになりました。


エノキ(榎)の根の剪定

根 剪定
素焼き鉢に植え付けたときに、太い根剪定していましたので、細い根だけになり、よい状態です

長く伸びた根をハサミで切って、剪定します。

ミニ盆栽の鉢
ミニ盆栽の小さな鉢に入るぐらいのの量にできました。微調整は植え付けるときにします。


エノキ(榎)を小さな鉢に植え付ける

エノキ 植え付け
エノキ(榎)を準備したミニ盆栽の鉢に植え付けます。


根を針金で固定する

根 微調整
エノキ(榎)のの量が少し多く、鉢に入らなかったので、微調整してを減らしました。

針金 固定
鉢にセットした針金で、エノキ(榎)のを固定します。

宙
幹を手で持ち、宙に浮くぐらいに、しっかり樹と鉢を固定します。


用土を入れる

用土
用土は焼成赤土の細粒を使いました。赤玉土の細粒がなくなっていましたので、焼成赤土にしました。あまり大きな違いはありません。

隙間
用土に隙間がないように竹串で突いて安定させます。根と根の間に用土が入るようにします。

用土
鉢の高さの8分目くらいまで用土を入れました。

表面の土
表面の土は、鹿沼土の小粒を敷き、

軽石
軽石を敷くことで、水遣り用土を崩れにくくします。


エノキ(榎)のミニ盆栽の管理

水遣り
小さなミニ盆栽水遣りは、用土が崩れないように、やさしい水流でを与えます。霧吹きで水を与えたり、腰水で水を与えたり、工夫するとよいです。

明るい日陰
植え付け後の1週間ぐらいは、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します。

今後
エノキ(榎)のミニ盆栽の今後は、この記事を更新します。

枝を増やして、樹形を作ります。エノキ(榎)は落葉樹ですので、葉がない冬の様子なども記録していきます。



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1 件のコメント :

匿名 さんのコメント...