ヤマアジサイ(山紫陽花)の挿し木を成功させるためのポイント:剪定した枝を挿し穂に使う

2021/06/20

アジサイ 挿し木

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普通のアジサイ(紫陽花)より小さく、コンパクトな花が咲くヤマアジサイ(山紫陽花)。

株を弱らせないために花後に花柄摘みをして剪定します。

剪定した枝を挿し穂にして挿し木をすると簡単に増やすことができます。

ヤマアジサイ(山紫陽花)は樹高が高くありませんので、小さな鉢植えで育てることができます。

挿し木で増やした株を使ってミニ盆栽や寄せ植えなどを作り、ヤマアジサイ(山紫陽花)の美しい花を楽しみましょう。


ヤマアジサイ 挿し木

ヤマアジサイ(山紫陽花)の美しい花

ヤマアジサイ 花
ヤマアジサイ(山紫陽花)の花は、外側に向かって咲きます。花の縁に装飾花をつけてガクアジサイと同じようにガク咲きとなります。

ガクアジサイの花より小さく、花が咲く時期は少し早くなります。


花 2つ
5月31日撮影。

小さなヤマアジサイ(山紫陽花)に2つの花が咲きました。大きいほうの花が先に咲き、少し萎れ始めました。

萎れたままの状態にしておくと、株が弱りますので、花柄摘みをします。

樹高
ヤマアジサイ(山紫陽花)の樹高は、25センチくらい。

花柄摘み
花を取り除く花柄摘みをします。

ハサミ
難しいことはなく、ハサミで花の下の茎を切るだけです。

茎 芽
花柄摘みができました。

長い茎が残っていますので、剪定してバランスをよくします。


ヤマアジサイ(山紫陽花)の剪定

長い茎
大きな花が咲いていた茎は、長く伸びていますので、小さな鉢とバランスがよくありません。

節と節の間隔が大きいですので、剪定をします。

根元
長く伸びた茎を根元近くでハサミで切り、剪定をします。

葉の上で茎を切ると、葉の根元から新しい芽吹きができ、枝が増えます。

スッキリ
長い茎がなくなり、スッキリしました。

左右の枝
剪定した後は、少し離れて見ると、バランスよくなったか?確認することができます。

大きな葉がある左右の2本の茎が気になります。小さな花が目立ちません。

剪定
左右の茎も剪定することにしました。

左の茎を葉の上で切ります。

左の茎
葉が大きな左の茎がなくなりました。

右の茎
右の茎だけになりましたが、葉が大きく、バランスが悪いです。

右の茎 剪定
右の茎も葉の上でハサミで切り、剪定しました。

ヤマアジサイ 鉢植え
ヤマアジサイ(山紫陽花)は、花や葉が小さいですので、小さい鉢に植え付けて、ミニ盆栽風にして楽しむことをおすすめします。

バランスがよくなり、よい雰囲気になりました。小さな花は、もう少しの間、楽しむことができます。


ヤマアジサイ(山紫陽花)の挿し木

剪定した枝
ヤマアジサイ(山紫陽花)を剪定した枝を挿し穂に使って、挿し木をします。

剪定した枝は、乾燥しないように水を入れたバケツで管理します。


水揚げ

水揚げ
剪定した枝を2時間以上、水につけて水揚げします。

根から水が供給されなくなりましたので、乾燥しやすく、すぐに萎れます。

挿し木後の水の吸収は、根からに比べて少なくなりますので、たっぷり水を含ませます。


剪定した枝で挿し穂を作る

剪定した枝を葉を4枚にする
剪定した枝は、葉が4枚になるように切りました。

ヤマアジサイ(山紫陽花)の葉は、対生ですので、2つの節で葉が4枚になります。

葉 切る
葉を半分くらいに切ります。蒸散を抑えるためです。

挿し木後に今まで通りに蒸散すると、水分が減り、萎れやすくなります。

葉の大きさを半分にすることで、乾きにくくして、挿し穂が萎れて枯れることを防ぎます。


挿し穂 長さ
長い挿し穂は9センチくらい。

短い挿し穂
一番短い挿し穂は3センチ。短い挿し穂が発根するか?チャレンジします。


挿し穂の切り口を作る

切り口
挿し穂が水を吸いやすくするために、下の部分をよく切れる刃物で斜めに切ります。

ヤマアジサイ(山紫陽花)の挿し穂は細くて、硬くないですので、カミソリを使いました。

新品のカミソリを使うことで、切れ味がよく、清潔な刃物で、挿し穂の切り口を作ることができます。

水切り
挿し穂の切り口を作るときは、水の中で切る水切りをします。

茎にある水が通る管である道管。とても細い管ですので、空気が入ると水をうまく吸えなくなります。

水切りをすることで、道管に空気が入ることを防ぎます。

すべての挿し穂
すべての挿し穂を水切りしました。


発根促進剤ルートンを塗る

発根促進剤ルートン
植物の発根を助けることができる発根促進剤ルートン。

ホームセンターや園芸店で販売され、価格が安いですので、使うことをおすすめします。

粉末
発根促進剤ルートンは粉末ですので、鉢受け皿などの容器に出して使います。

使い方は、水に溶いて使ったり、ペースト状にして塗ったり、することができます。

挿し穂 水
挿し穂は水揚げして水に濡れていますので、粉末の発根促進剤ルートンに触れるだけで、簡単に付着します。

付着
挿し穂の切り口付近に、発根促進剤ルートンを付着させました。

挿し穂 準備
7本、すべての挿し穂に、発根促進剤ルートンを塗り、挿し穂の準備ができました。


挿し床の準備

挿し床
挿し木を挿す用土を入れた容器のことを挿し床と呼びます。

ヤマアジサイ(山紫陽花)の挿し床は、小さな素焼き鉢にしました。

鉢底石
粒の小さい用土を使いますので、鉢底石を敷きました。

挿し木 用土
ヤマアジサイ(山紫陽花)の挿し木の用土は、鹿沼土や赤玉土の小粒や細粒が適しています。

焼成赤土の細粒が大量にあるので、使いました。赤玉土とほぼ同じです。


挿し床に挿し穂を挿す

挿し穂 挿す
普通は、挿し床に穴を作り挿し穂を挿しますが、挿し穂が7本あり、挿し床が小さいですので、簡単な方法を紹介します。

挿し床に2分目くらいまで用土を入れ、挿し穂を並べます。

用土 足す
用土を足して、挿し木の完成です。

1本ずつ、挿し穂を挿す手間が省けますので、とても簡単になります。

3本の長い挿し穂を最初に並べて、用土を半分くらいまで足しました。

4本 短い挿し穂
残りの4本の短い挿し穂を並べて、用土を足します。

挿し木 完成
7本のヤマアジサイ(山紫陽花)の挿し穂を挿して、挿し木が完成しました。


ヤマアジサイ(山紫陽花)の挿し木の管理

水遣り
ヤマアジサイ(山紫陽花)の挿し木の水遣りは、底面給水がよいです。

水を入れた容器に素焼き鉢を入れます。底からゆっくりと水を吸収します。

挿し穂は動かさないように管理します。発根した根はとても細く、少し動くだけで簡単に切れます。

上からジョウロなどで水遣りをすると、葉に当たりますので、挿し穂が動きます。

水遣り 乾かさない
発根するまで、挿し床を乾かさないように管理する必要があります。

水遣りができない日や暑い日は、水遣りの状態のまま腰水で管理するとよいです。

ずっと腰水のままの状態はよくありません。発根して、根が成長するには、空気も必要になります。

排水性(水はけ)がよい用土を使うのは、根の呼吸をしっかり行わせるためです。

涼しい日や夜間は、挿し床を水から出します。


明るい日陰
ヤマアジサイ(山紫陽花)の挿し木は、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します。

挿し木で、一番大切なことは、発根するまで乾かさないように管理することです。

気候にもよりますが、1か月ぐらいで発根しますので、頑張りましょう。

5月31日に、ヤマアジサイ(山紫陽花)の挿し木をしました。

九州地方の福岡県の平野部ですので、温暖な気候になります。6月になれば梅雨入りしますので、雨の日は管理が簡単になります。

発根後に鉢上げして、ヤマアジサイ(山紫陽花)の小さな鉢植えや寄せ植え、ミニ盆栽を作るまでをこの記事を更新して、記録します。

ヤマアジサイ(山紫陽花)を挿し木で増やして楽しみましょう。


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