レンギョウは、モクセイ科レンギョウ属の落葉低木で、レンギョウウツギやイタチハゼなどと呼ばれることがあります。
レンギョウの花が咲く時期は、3月中旬~4月です。
落葉した状態から、新しい葉が芽吹く前に、前年に伸びた枝の葉の付け根に、直径2~3センチぐらいの花をたくさん咲かせます。
桜のソメイヨシノように、樹に花だけの状態になりますので、豪華で美しいです。
レンギョウの苗を購入して、小さな鉢植えで花が咲くように育てることにチャレンジします。
レンギョウの苗
レンギョウの苗をインターネット通販で、購入しました。近くのホームセンターや園芸店で、レンギョウの苗を見つけることができませんでした。
地域や販売される時期もありますが、雨の日の休日は、苗を探しにホームセンターや園芸店に行きますので、販売されてないようです。あまり人気がないのでしょうか?
インターネット通販は、送料が必要になりますので、他の苗と一緒に注文して、送料が無料で購入することができました。
小さな鉢植えで育てますので、価格の安い小さな苗、「0.3m・10.5cmP」と記載されている樹高30センチ、10.5センチのポットの苗を選びました。
ビニールポットの大きさが記載と違いますが、大きな問題はありません。
ビニールポットを確認すると、10.5と書いてありましたので、間違ってないようです。
曲がっていますので、真っ直ぐに伸ばすと60センチ以上ありそうです。
レンギョウは、枝が長く伸びて、枝垂れますので、問題はありませんが、大きな苗になりました。
先端付近に、今シーズンに伸びた枝がたくさんありますので、来シーズンの春に花が咲く可能性が高いです。
剪定して、樹高を小さくすると、花が見れなくなりますので、このままの状態で育てます。
現物を確認できないインターネット通販では、思っていた苗と状態が異なる苗が届くこともあります。
小さい苗より大きい苗の方が、価格が高く、よいものとされますので、発送される方も問題がなく、喜んでもらえると考えたかもしれません。
価格がとても安いので、気にすることなく、育てます。
レンギョウの小さな鉢植え
レンギョウを小さな鉢植えで育てます。いろいろな樹木を育て、花や新緑、紅葉などを観賞して、季節を感じることが好きです。
広い庭があれば、大きな樹で育てることが可能ですが、日本の住宅では難しくなります。
大きな樹は立派で豪華ですが、管理が大変ですので、小さな鉢植えで育てています。
レンギョウの苗を植え付け・植え替えするために、プラスチック製の鉢、KANEYA(兼弥産業)のスリット鉢を用意しました。
スリット鉢は、大地での根張りを鉢の中でも実現するために設計デザインされた理想的な植木鉢です。根のサークリング現象を防止するので、用土の90%以上が有効利用することができ、植物の生育に大きな効果があります。果樹・野菜・鑑賞用などあらゆる園芸に最適です。
KANEYA(兼弥産業)のホームページで紹介されています。
段差まで用土を入れると、ウォータースペースが簡単にできます。
植物の栽培に適したスリット鉢を使うことで、レンギョウを小さな鉢植えで育てることができます。
レンギョウは、根の成長が活発ですので、根詰りしやすい樹になります。
必要な道具は、ハサミ・ピンセット・竹串です。
大きな鉢受け皿の中で、作業すると、周りを土で汚すことがなく、後片付けが簡単になります。
株分けすることができれば、1つは小さく剪定することができます。
たくさん根が出ていますと、引っかかってビニールポットから取り出すことができません。
無理に取り出すと、根が切れますので、注意してください。
根が白く、新しいですので、問題がありませんが、根が腐敗して黒くなると、完全に根詰りの状態になり、樹が枯れることもあります。
太い根が長く伸びると、枝が徒長しやすくなり、樹形に大きな影響がありますので、短く剪定します。
レンギョウの苗は、幹が2本あり、株分けできる可能性がありますので、表面の土を崩して根元を確認します。
竹串は素材が竹ですので、適度な硬さで根を傷つけにくい特徴があります。
専用の園芸道具に、根さばき・根かきがありますが、ステンレス製のピンセットで代用できます。
根元の部分が根が多く、崩すことが難しいです。
根洗いと呼ばれる作業になります。
完全に土を落としますので、樹に負担が大きく、植え付け・植え替え後の管理に注意が必要になります。
根は白く、健康な状態ですので、剪定して減りますが、樹が枯れることはありません。
たくさん根を剪定すると、樹が枯れることが心配になります。
樹種や時期によっては、枯れることがありますので、注意が必要です。
レンギョウは、根の成長が活発な樹ですので、半分くらいまで根を剪定しても問題ありません。
株分けしたときに、切り口が広くなりますので、雑菌などで腐食して枯れる心配があります。
残念ですが、レンギョウの苗を株分けしないことにしました。
直径15センチ(5号)のスリット鉢を使うことにしました。
植え付け・植え替えでは、大きさの異なる鉢が数種類あると安心できます。
スリットの幅が大きく、用土が流れ出ますので、底にゴロ土として、赤玉土の中粒を敷きました。
ホームセンターや園芸店で販売されている普通の培養土で育てることができます。
用土を作る場合は、赤玉土の小粒と腐葉土を7:3の割合で混ぜた基本の用土になります。
基本は、苗のときの根元の位置にすることになります。
根元の位置とは、幹をどのくらい土の中に埋めるか?です。
スリット鉢の段差まで用土を入れますので、根元の位置を合わせます。
底から鉢の高さの三分の一まで、用土を入れましたが、根元の位置が低い場合は、用土を足し、高い場合は、用土を減らします。
レンギョウの植え付け・植え替えができました。
カッコ悪いですので、花が咲く春までに、改善します。
レンギョウの育て方のポイント
- 日当たり、風通しがよい場所で育てる。夏は西日が当たらない半日陰。
- 用土は市販の培養土。作る場合は、赤玉土と腐葉土を7:3で配合。
- 水遣りは、鉢の土が乾いたら、たっぷり水を与えます。
- 肥料は、冬に寒肥、花後にお礼肥。緩効性化成肥料を置き肥。
- 植え付け・植え替えは、落葉している12月~3月が適しています。
レンギョウは特別な育て方はなく、基本を大切にすれば、初心者の方でも育てることができます。
鉢植えは根詰りしないように、2~3年に1回、植え替えをします。
剪定は、落葉している12月から3月上旬に、長く伸びた徒長枝などを切ります。花が咲き終わった5月中旬に、伸びすぎた枝を切り詰めます。
6月頃から翌シーズンに咲く花芽ができますので、注意が必要です。
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レンギョウの今後
九州地方の福岡県の平野部で育てています。
温暖な気候ですので、11月までは、寒くなく、落葉性のレンギョウは、12月ぐらいに落葉します。
2ヵ月以上ありますので、根が張り、冬越しできるようになります。
どのくらいの幹の太さで、花が咲くか?確認します。
来シーズンの春までは、花が咲くことを期待して、このままの状態で育てます。
12月下旬になると、九州地方の福岡県でも寒くなってきます。
レンギョウの鉢植えは、葉がすべて落ちました。
落葉して休眠していますので、水遣りは、完全に乾かないように3~4日に1回ぐらいです。
冬は風が強く吹きますので、樹高が大きいレンギョウの鉢植えは、倒れないように、風が当たらない場所で管理しています。
アルミホイルが巻いてあるのは、枝が横に広がっていますので、剪定をしようと思いましたが、暖かくなってから取り木をする予定の場所です。
針金を巻いて、アルミホイルで日が当たらないようにしていますので、発根しやすくなる?
落葉樹は、寒い冬の間は、特別な管理がなく、寂しくなります。
3月になり、暖かい日が増えました。福岡県の3月の平均気温は10.4度(最高気温14.4度、最低気温6.7度)です。
落葉樹であるレンギョウは、日々の変化が大きくなる季節になります。
つぼみのある枝が、幹と色が違うことが分かります。前年の枝は少し黒っぽい色です。
レンギョウの花
3月20日、撮影。レンギョウの美しい黄色の花が咲きました。
葉が芽吹くより先に、花が咲くはずですが、同時ぐらいでした。
レンギョウは雌雄異株ですが、雄株と雌株の両方とも、雄しべと雌しべがある両性花が咲きます。
花持ちはよいですが、葉が大きくなりますので、花が目立たなくなります。
レンギョウの剪定
5月25日、撮影。レンギョウの鉢植えは、葉が大きく成長しました。
レンギョウの剪定に適した時期は、落葉している冬の12月から2月と花が終わった後の5月中旬です。
冬は、長く伸びる徒長枝や不要な枝を剪定、5月は、伸びすぎた枝を切り詰めます。
挿し木の詳しい方法は、別の記事に書きましたので、参考にして下さい。
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レンギョウの鉢植えは、樹高を小さくするために剪定が必要ですが、挿し木や取り木をすることで株を増やすことができます。
取り木の様子を詳しく記事に書きましたので、参考にして下さい。
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九州地方の福岡県の平野部で栽培しています。6月上旬に梅雨入りして、梅雨明けは、例年並みなら7月下旬になります。
梅雨明けぐらいに、取り木を親木から切り離せれば、レンギョウの樹高が小さくなります。
レンギョウの実
レンギョウに、結実して実がなっています。種ができるか?観察します。5月下旬ですので、実が緑色です。
レンギョウの実は褐色になり、先端が割れています。
種まきの様子を別の記事に詳しく書きましたので、参考にして下さい。
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レンギョウの美しい紅葉
10月19日、撮影。レンギョウの小さな鉢植えは、朝晩の冷え込みの影響で、葉が色づき、美しく紅葉しています。
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