品種によって、耐寒性が異なりますので、注意が必要です。毎年、花を楽しむことができる多年草(宿根草)の品種がおすすめです。
品種改良された、多年草(宿根草)のブラキカムの品種がホームセンターや園芸店で販売されています。
ブラキカムの学名はBrachyscome、キク科ヒメコスモス属になります。ブラキスコメや宿根ヒメコスモスと呼ばれることがあります。
ブラキカムの大きな特徴は、春から秋まで花が咲き続けることです。常緑性で花が咲いている期間が長いです。
ホームセンターで苗が販売されていましたので、購入して育てます。
ブラキカムの苗
購入したブラキカムは、品種名がブラスコ(バイオレット)です。ブラスコは、ブラキカムの中では花が大きく、暑さに強く、耐寒温度がー10℃まで、丈夫で育てやすい品種になります。
冬越しできる多年草(宿根草)ですので、毎年、花を楽しめますので、おすすめの品種です。
ラベルの裏に簡単に説明が記載されています。
キク科 ブラキカム属
ブラキカム ブラスコ
バイオレット
Brachyscome angustifolia
鉢植えや寄せ植えで可憐な花を咲かせる人気のブラキカム。暑さに強く、とても丈夫で育てやすい品種です。
耐性 耐寒性多年草
開花期 春~秋
主な用途 花壇、プランター・鉢植え
最低温度 -10℃~0℃(目安です)
管理方法や場所、株の状態によって表記より高い温度でも枯死する場合があります。
用土と元肥
水はけのよい土に緩効性肥料を与えてください。
置き場所
日当たりのよい所に置いてください。
水やり
乾きに注意し頻度を多めにたっぷり与えて下さい。
肥料
植え付け2~3週間後から液肥を1週間に1回与えてください。
ヒメコスモスと呼ばれることがありますので、コンパクトにしたコスモスのような雰囲気になります。
コスモスは、草丈が50センチぐらいまで大きくなり、1年草ですので、育てていません。ブラキカムは、コスモスの代わりになります。
長期間、花がたくさん咲きますので、単独で楽しむことができます。
花壇や寄せ植えより、単独で小さな鉢植えで育てるほうが管理が簡単になります。
置く場所を変えることが簡単ですので、日当たりの調整や寒い日は保護することができます。
水遣りでは、花に水がかからないように、水差しで土に水を与えることができます。
花がよく咲きますので、小さな鉢植えは、簡単に、液体肥料を与えることができます。
ブラキカムの鉢
ブラキカムの鉢は、アップルウェアーのプレステラ105型にします。
ホームセンターや園芸店で10ヶ組で販売され、価格が安いですので、おすすめの鉢です。
苗の植え付け・植え替えをするときは、予備の鉢を用意します。株分けしたほうがよい場合や鉢のサイズを変更することがあります。
プレステラの大きな特徴は、側面から底にスリットが多く設置されていることです。
スリットにより根の先端が光を浴びて、伸びることができなくなります。
鉢の底で根が巻くサークリング現象を防ぎ、根詰りすることなく、用土を有効に利用でき、植物が元気に成長できる鉢です。
小さな鉢植えで、ブラキカムを元気に育てることができ、根詰りを防止しますので、植え替えの頻度も少なくなります。
1辺に2ヶ所、合計8ヵ所に仕切りがあり、根が鉢の底に沿って伸びることを防ぎます。
スリットだけでなく、仕切りを設置することで、完全に鉢の底で根が巻くことを防ぎます。
段差まで用土を入れると、ウォータースペースができ、水遣りが簡単になります。
プレステラは、生産者向けの商品で、実績がありますので、ブラキカムを健康で丈夫に育てることが期待できます。
デメリットは、デザイン性がよくないことです。プラスチック製の鉢ですが、日本製ですので耐久性が高く、よい鉢です。
プレステラ105型は、1辺9センチぐらいの正方形の鉢です。
普通の円形の鉢の3号(直径9センチ)より、少し大きなサイズになります。
鉢の高さは8センチぐらい。
ブラキカムの植え付け・植え替え
ブラキカムの苗は、ビニールポットですので、鉢に植え付け・植え替えをします。
必要な道具は、ハサミ、ピンセット、竹串です。
鉢受け皿の中で作業すると、周りを土で汚すことがなく、後片付けが簡単になります。
苗をビニールポットから取り出す
最初に、ビニールポットの底を確認します。
根がたくさん出ていますと、引っかかってビニールポットから取り出すことができません。
根がビニールポットの底の穴から出ている場合は、ハサミで切ります。
ブラキカムの苗を鉢受け皿の中で横向きに置きます。
手で持った状態で、ビニールポットから取り出すと、根鉢が崩れて落としたり、土がこぼれたりしますので、置いて作業すると失敗なくできます。
鉢受け皿は、100均でも販売されていますので、大きなサイズを植え付け・植え替え用に購入するとよいです。
ブラキカムの根鉢を崩す
ブラキカムの苗が根鉢の状態になりました。
根鉢は、苗を鉢やビニールポットから取り出して、根と土が固まって見えている状態のことです。
根鉢の底に、根が多くあります。根は伸びようとしますので、鉢植えでは、底に根が集中します。
土がなく根だけになり、効率的に水や養分を吸収することができません。
枯れることはありませんが、土を有効に利用することができなく、成長がよくありません。
根鉢の底を三分の一ぐらいを崩して、一回り大きな鉢に植え付け・植え替えすることが基本です。
ブラキカムの苗は、花が咲いていますので、根鉢をあまり崩さないで、植え付け・植え替えをします。
根鉢の表面の土は、水遣りで土の粒が崩れて、水通りと通気性が悪くなります。
竹串を使って、根鉢の表面の土を崩します。
苗を鉢に植え付け・植え替えをする
プレステラは、スリットが多く設置され、水はけ(排水性)がよいですので、鉢底石の必要がありません。
スリットの幅が広く、小さな小粒の用土は流れ出ますので、鉢底石として軽石を少し敷きました。
水通りと通気性がよくなるように、根鉢を竹串で突きます。
鉢に入れていますので、根鉢が崩れることがありません。
仕上げに、表面に軽石(ボラ土の小粒)を少し敷きます。
軽石を敷くことで見た目がよくなり、水遣りや雨で土が跳ねて、茎や葉の裏につくことを防ぎます。
茎や葉に土が付着すると、病気や害虫の原因になりますので、注意が必要です。
ブラキカムの小さな鉢植えが完成しました。
ブラキカムの管理
ブラキカムの苗を鉢に植え付け・植え替えした後は、すぐに水遣りをします。
鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます。
花が咲いているときは、花に水がかからないように、水差しで、用土に水を与えます。
ブラキカムの水遣りは、鉢の表面の土が乾いたら、たっぷり水を与えることが基本です。
春と秋は1日1回、暑い夏は朝と夕方の1日2回、寒い冬は土が完全に乾かないように3~4日に1回ぐらいが目安になります。
毎日、1日中、在宅していることはなく、水遣りの回数を増やすことは難しいです。
置く場所を変えたり、日よけを設置したりして日当たりを調節することで、水切れを防ぐことができます。
暑い夏は、午後になると気温が上昇して乾きますので、水を入れた鉢受け皿で腰水をすることで水切れを防ぎます。
腰水したまま状態が長く続きますと、根腐れの原因になりますので、夜間は、鉢受け皿から出すことが基本です。
植え付け・植え替えした後の1週間から10日間ぐらいは、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します。
葉が萎れるなどの異常がなければ、少しずつ日の当たる場所に移動させます。
ブラキカムは、日当たりのよい場所で管理しますが、水切れしないように、水遣りの時刻や回数によって、日当たりを調節します。
半日陰でも育てることができますので、土の乾きを確認して、置く場所を決めるとよいです。
ブラキカムの育て方のポイント
- 日当たりのよく、風通しのよい場所で育てる。
- 用土は普通の培養土。
- 水遣りは、表面の土が乾いたら、たっぷり水を与えます。
- 肥料は春から秋に薄めの液体肥料を与えます。
ブラキカムの育て方は簡単ですので、初心者の方でも育てることができます。
ブラスコ(バイオレット)は、耐暑性・耐寒性が強く、病気や害虫の被害が少ないですので、初心者の方にも、おススメです。
鉢植えは根詰りしないように、1年に1回、花が咲く前の3月頃に、植え替えをします。
ブラキカムの今後
11月13日に、ブラキカムの苗を鉢に、植え付け・植え替えをしました。九州地方の福岡県の平野部で育てていますので、温暖な気候です。つぼみがたくさんありますので、しばらくの間、花を楽しむことができそうです。
ブラキカムの今後の様子は、この記事を更新します。
花が咲く期間は、11月までとなっていますが、いつぐらいまで咲き続けるか?確認します。
花が終わった後の管理、暖かくなった春の芽吹き、ブラキカムを育てる様子を記録します。
春から晩秋まで、白い花が咲くブラキカム「スープリームホワイト」も育てています。
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