マユミ(真弓)は、ニシキギ科ニシキギ属の落葉性低木です。日本や朝鮮半島が原産地になります。学名は、Euonymus sieboldianusです。
マユミは、秋の紅葉が美しい樹になります。寒くなり始めた秋に、葉が薄い茶色やオレンジ色に紅葉して、とても美しいです。
赤色の四角い実が美しく、落葉後も楽しめます。実が熟して割れると、紅オレンジ色の種が姿を現します。
マユミは、日本に自生する樹ですので、育て方は難しくなく、病害虫に強いですので、おすすめの樹です。
樹が大きく成長すれば、春の5月~6月頃に、白色の花が咲き、花が終わった後に実をつけます。
春に新緑や秋の紅葉、冬の実を楽しむために、マユミを育てます。庭植えなどの大きな樹は、管理が大変になりますので、小さな鉢植えやミニ盆栽がよいです。
マユミの苗木
マユミの苗木は、種から発芽させて作った実生苗です。
種まきのポイントや様子を別の記事で詳しく書いていますので、参考にして下さい。
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マユミの苗木の樹高は、8センチぐらい。
地植え(庭植え)して成長すると、3メートルぐらいまで大きくなります。
マユミの小さな鉢植え
鉢上げは、鉢に丁寧に1株ずつ、植え付け・植え替えをすることです。
マユミは、細い根ですが、たくさんありますので、根の状態はよいです。
根が少なくなって心配になりますが、水を吸収している根は先端付近になりますので、長く伸びた根は不要です。
幹に針金をかけます。幹に対して、45度ぐらいの角度で斜めに巻くとよいです。
マユミを小さな鉢植えで育てるために、KANEYA(兼弥産業)のスリット鉢を用意しました。
スリット鉢について、KANEYA(兼弥産業)のホームページで紹介してあります。
スリット鉢は、大地での根張りを鉢の中でも実現するために設計デザインされた理想的な植木鉢です。根のサークリング現象を防止するので、用土の90%以上が有効利用することができ、植物の生育に大きな効果があります。果樹・野菜・鑑賞用などあらゆる園芸に最適です。
MADE IN JAPAN、日本製ですので、耐久性が期待できます。
根詰りすることがなく、マユミを元気に育てることができ、植え替えが2~3年に1回で大丈夫になります。
スリット鉢のサイズは2号(直径6センチ)、CSM-60になります。
スリット鉢の大きな特徴は、八角形の形状と側面から底にスリットが設置されていることです。
ホームセンターや園芸店で販売され、価格が安いですので、おすすめの鉢です。
マユミの用土
マユミは、水はけがよく、肥沃な用土を好みます。
ホームセンターや園芸店で販売されている普通の培養土で育てることができます。作る場合は、赤玉土の小粒と腐葉土を7:3の割合で混ぜた用土が適しています。
ミニ盆栽は、赤玉土の小粒と桐生砂を8:2の割合で混ぜた用土を使います。桐生砂の代わりにボラ土を使いました。
盆栽の基本の用土は赤玉土です。環境や管理の方法によって、最適な用土が異なりますので、いろいろな配合を試すとよいです。
赤玉土とボラ土が均一になるように混ぜます。
鉢底石の上に用土を入れます。一度、土入れに入れると、用土がよく混ざりますのでおすすめです。
園芸用品のスコップ(ショベル)は、実用的ではありません。土入れのほうが使いやすいです。土入れは100均で大と小の2個セットで販売されています。
鉢の高さの底から3分目ぐらいまで用土を入れました。植え付け・植え替えのときに、株元の高さを確認して調整します。
植え付け・植え替えは、根が乾かないように、手際よく作業したいですので、最初に鉢の準備をします。
マユミの植え付け・植え替え
マユミの苗木を駄温鉢から取り出して、鉢上げをします。
必要な道具は、ハサミとピンセット、竹串、食器のナイフです。
鉢受け皿の中で作業すると、周りを土で汚すことがなく、後片付けが簡単になります。
鉢受け皿は、100均でも販売されていますので、大きなサイズを植え付け・植え替え用に購入するとよいです。
鉢から苗木を取り出す
鉢と土の隙間にナイフを入れ、そのまま1周させます。
根詰まりしていますと、ナイフを1周させることができませんので、一度抜き、別の場所に入れます。
園芸用の専用の道具である「植え替えナイフ」「スパチュラ」がありますが、食器のナイフで代用できます。
ステンレス製ですので、さびにくく、強度があります。
マユミの苗木を鉢から取り出すことができました。
マユミの根の状態
太くまっすぐに伸びた直根の先端をハサミ切ります。
小さな鉢植えやミニ盆栽で育てますので、直根を切ることで、横根が増えて、樹形がよくなります。
マユミの苗木は、幹が真っ直ぐに伸びていますので、針金を使って、幹に曲を付けます。20センチぐらいの針金を使います。
針金は、直径1.5ミリのアルミ線を使います。幹に対して少し太いですが、太いほうが幹に食い込みにくいです。
苗木を鉢に固定するために、根元の針金を10センチぐらい残します。
根の間に用土が隙間なく入るように竹串で突きます。赤玉土は粒状ですので、隙間ができやすくなりますので、注意が必要です。
マユミの管理
マユミを鉢上げした後は、すぐに水遣りをします。鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます。
マユミの水遣りは、鉢の表面の土が乾いたら、たっぷり水を与えることが基本です。
春と秋は1日1回、暑い夏は朝と夕方の1日2回、寒い冬は、落葉していますので、完全に乾かないように3~4日に1回ぐらいが目安になります。
鉢上げした後の1週間ぐらいは、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します。
葉が萎れるなどの異常がなければ、少しずつ日の当たる場所に移動させます。
マユミは、日当たり・風通しのよい場所で管理します。日差しが強い夏は、葉焼けしますので、日陰がよいです。
マユミの育て方のポイント
- 日当たりの良い場所で育てる。真夏は西日を避ける。
- 用土は市販の培養土。作る場合は赤玉土と腐葉土を7:3。
- 水遣りは、鉢の土が乾いたら、たっぷり水を与えます。
- 肥料は、2月~3月に寒肥として緩効性化成肥料を置き肥。
- 植え付け・植え替えは、春の芽吹く前の2月~3月、または、秋の10月~11月。
マユミは特別な育て方はなく、基本を大切にすれば、初心者の方でも育てることができます。
鉢植えは根詰りしないように、2~3年に1回、植え替えをします。
マユミの今後
10月5日に、マユミの苗木を鉢に植え付け・植え替えしました。
九州地方の福岡県の平野部で育てています。温暖な気候ですので、冬越しは簡単です。
マユミの今後の様子はこの記事を更新します。
1年間の育てる様子を記録します。
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