ギョリュウバイの育て方のポイント:晩秋から冬の長期間、咲き続ける美しい花を楽しむ


ギョリュウバイ 育て方
 寒くなり始めた11月頃から冬の間の長い期間、が咲くギョリュウバイ育て方のポイントを確認して、晩秋から冬のが少なくなる寒い間、咲き続ける美しいを楽しみましょう。


育て方:カレンダー

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
花期
植付
肥料
剪定
挿木
関東地方より西の地域を基準にしています。

ギョリュウバイ育て方のポイント
  • 日当たり、風通しのよい場所で育てる。夏は半日陰で管理。
  • 用土は市販の培養土。作る場合は鹿沼土赤玉土腐葉土4:3:3
  • 水遣りは鉢の土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。庭植え(地植え)は必要ありません。
  • 肥料は、春と秋に緩効性化成肥料を置き肥。
  • 植え付け・植え替えは、春の4月中旬~5月が適しています。
  • 剪定は、が終わった後に長く伸びた枝を切り詰める。
  • 5月から6月に挿し木をすれば、増やすことができます。


ギョリュウバイの特徴

基本情報
  • 和名:ギョリュウバイ(御柳梅)
  • 別名:レプトスペルマム、スコパリウム、マヌカ、ニュージーランドティーツリー
  • 学名:Leptospermum scoparium
  • 分類:フトモモ科ギョリュウバイ属(レプトスペルマム属)
  • 原産地:ニュージーランド、オーストラリア

ギョリュウバイは、真っ直ぐに伸びた細い枝に小さな細長いが特徴のニュージーランドやオーストラリア原産のフトモモ科ギョリュウバイ属の常緑低木です。

梅に似たが咲きます。品種によっての色は、赤やピンク、白などがあり、形は一重と八重咲きがあります。の数が多いことが特徴ギョリュウバイは和名で、ギョリュウ(御柳)のようなの形で、梅に似たが咲くことが由来です。

耐寒性・耐暑性がある程度ありますので、四季がある日本でも育てることができます。



ギョリュウバイの栽培環境

ギョリュウバイは日当たりと風通しのよい場所で育てます。耐暑性がやや弱いので、日差しが強い夏は、午前中だけ日が当たる半日陰で管理すれば、水切れ葉焼けの心配がありません。半日陰がなければ、遮光ネットを使って日差しを和らげるとよいです。

半日陰でも育ちますが、の数が減りますので、夏以外は日によく当てるように管理します。

耐寒性はやや弱く、-5度ぐらいまで耐えることができます。寒さが厳しい地域は室内で冬越しさせると安心です。温暖な地域は屋外で冬越しできますが、冬の冷たい風に当てないように管理します。


ギョリュウバイの水遣り

ギョリュウバイ 水遣り
ギョリュウバイ水遣りは、鉢の土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。庭植え(地植え)は必要がありません。が咲いている期間は水切れしやすいので注意して下さい。

ギョリュウバイが咲く冬は、落葉樹など休眠する植物が多いですので、水遣りの頻度が少なくなります。冬でも水遣りが必要な植物をまとめて置くとよいです。

とても小さく長細いは萎れることがなく、水切れしても分かりにくいので、表面の土の乾き具合を確認して水遣りをします。気温が低い冬でも風が強く吹くと1日で乾くことがあります。

水遣りができないときは日陰で管理するとよいです。鉢受け皿に水をためる方法がありますが、ギョリュウバイは過湿を嫌いますので、根腐れの原因になります



ギョリュウバイの肥料

ギョリュウバイ 肥料
ギョリュウバイ肥料は、春の4月中旬~6月と秋の9月中旬~10月に緩効性化成肥料を置き肥で与えます

肥料には有機質肥料(油粕など)と化成肥料があります。効果が安定して使いやすい化成肥料が簡単です。有機質肥料はメリットが多いですが、虫が発生したり、見た目が汚れたりするデメリットがあります。

液肥は即効性があることがメリット。1週間から10日に1度ぐらいの頻度で与える必要があることがデメリットになります。


肥料 量
肥料の説明書を読み、適切な量を与えます。肥料を多く与えるとが傷むことがあります。必要以上に多く与えても効果はありません。



肥料 置き肥
置き肥は土の表面に肥料を置き、水遣りの水で少しずつ成分が溶けることで肥料を与える方法です。肥料の粒が水に溶けて小さくなりますので、分かりやすい特徴があります。根元から離した鉢のフチの近く、庭植え(地植え)は枝の先端の真下に円状に置きます。



ギョリュウバイの植え付け・植え替え

ギョリュウバイ 植え付け 植え替え
ホームセンターや園芸店でギョリュウバイの苗木を購入したら、庭植え(地植え)の場合は植え付け、鉢植えの場合は植え替えをする必要があります。


ギョリュウバイの植え付け・植え替えの時期

ギョリュウバイ植え付け・植え替えの時期は、春の4月中旬~5月が適しています

ギョリュウバイの苗木がホームセンターや園芸店で販売されている時期は、が咲き始める晩秋から初冬ですので、植え付け・植え替えに適していない時期です。

購入して1年目は無理をしないで、苗木のままの状態でを楽しむと安全です。植え付け・植え替えをしないで鉢増しをする方法があります。

鉢増しは苗木を鉢(ビニールポット)から抜き、根鉢を崩さないで、一回り大きな鉢に入れ換える作業です。をほぐしたり、切ったりしないので、植え付け・植え替えに適していない時期でも大丈夫です。


ギョリュウバイの用土

ギョリュウバイは過湿を嫌う性質がありますので、水はけ(排水性)よく、弱酸性から中性の土壌が適しています

用土はホームセンターや園芸店で販売されている庭木用の培養土。作る場合は鹿沼土赤玉土腐葉土4:3:3で配合します。


ギョリュウバイの植え付け:庭植え(地植え)

ギョリュウバイを庭植え(地植え)する場合は、地面に穴を掘る必要があります。穴の大きさは苗木の根鉢の直径の2倍以上、穴の深さは水はけ(排水性)に問題がなければ、根鉢の高さの1.5倍ぐらいです。

過湿を嫌いますので、穴の底に用土を入れて、周囲より少し高くなるように苗木の植え付けをします。植え付けをした後は、1~2ヵ月間ぐらいは水遣りをします。


ギョリュウバイの植え替え(鉢植え)

ギョリュウバイ 植え替え
ギョリュウバイは細いがたくさん伸びるので、小さい鉢は1年1回ぐらいのペースで植え替えをするとよいです。根鉢の底から3分の1ぐらいを崩して、一回り大きな新しい鉢に植え替えをします。

ギョリュウバイ植え付け・植え替えの様子を詳しく説明した記事がありますので、参考にして下さい。
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ギョリュウバイの剪定

ギョリュウバイ 剪定
ギョリュウバイ剪定は、が終わった後の5月~6月に長く伸びた枝を切り詰めます。枝が短くなりますので、樹高が小さくなり、来シーズンの花つきがよくなる効果があります。強い剪定を嫌いますので、枝の長さの3分の1から半分ぐらいまでにすると安心です。

枝が増えると密集して日当りが悪くなり、枝が枯れることがあります。枝が増え過ぎた場合は枝の根元から切る間引き剪定をするとよいです。


不要な枝
下の方の枝はが咲くことがありません。不要な枝があれば、いつでも剪定しても大丈夫です。

ギョリュウバイが咲いている1月に樹形が悪いので、少し剪定しましたが問題はありませんでした。


ギョリュウバイのふやし方

ギョリュウバイ 挿し木
ギョリュウバイ挿し木で増やすことができます。新しく伸びた枝を10センチぐらいの長さに切り、5月から6月に用土に挿して、明るい日陰で管理すれば、発根します。

ギョリュウバイ挿し木にチャレンジしましたので、参考にして下さい。多くの写真で詳しく説明しています。



ギョリュウバイの育て方のまとめ

ギョリュウバイ育て方のポイント
  • 日当たり、風通しのよい場所で育てる。夏は半日陰で管理。
  • 用土は市販の培養土。作る場合は鹿沼土赤玉土腐葉土4:3:3
  • 水遣りは鉢の土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。庭植え(地植え)は必要ありません。
  • 肥料は、春と秋に緩効性化成肥料を置き肥。
  • 植え付け・植え替えは、春の4月中旬~5月が適しています。
  • 剪定は、が終わった後に長く伸びた枝を切り詰める。
  • 5月から6月に挿し木をすれば、増やすことができます。
ギョリュウバイは特別な育て方はなく、基本を大切にすれば、初心者の方でも育てることができます。鉢植え根詰りしないように、1~2年に1回、植え替えをします。耐寒性がやや弱いですので、寒い冬は室内で管理すると安心できます。

が少なくなる晩秋から冬の間に、美しいが咲き続けるギョリュウバイを楽しみましょう。


ギョリュウバイと同じフトモモ科でオーストラリアやニュージーランド原産の樹(オージープランツ)をいろいろ育てています。
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