メダカのビオトープには足し水をしてあげましょう。
メダカのビオトープは少しずつ水が減ります。水面からの蒸発と植物(水草・水生植物)の吸収が主な理由です。夏の暑い日は特に減少量が大きくなります。
水が減ると水質に影響します。水分だけが減少すると濃度が濃くなり、弱酸性だった水がより酸性が強くなったり、有害なアンモニアなどの濃度も濃くなります。
水が減ったビオトープに、水を補充することを足し水といいます。足し水は、一度に多くの水を足さないほうがよいです。
多くの量の水を足すと水質が変化してしまいます。急な水質の変化はメダカに負担が大きいです。暑い日は水位に気をつけて、減った分をその日に足し水しましょう。
どのようにして足し水をすればよいだろうか。
ジョウロを使って足し水をします。ジョウロを使う理由は、①適度な流れで水を入れることができる。
水に流れがあると、メダカが流れに逆らって泳ごうとします。頑張って泳ぐメダカが喜んでいるように感じます。底まで流れが届くことなく、底の汚れを巻き上げず水の透明度に影響しません。
②酸素の補充が出来るような気がする。
水温が高くなると水中の酸素濃度は低下します。ジョウロで水と空気がよく接することで水に酸素が溶けて、少しは酸素の補充になると思います。③水を運ぶのに便利。
足し水は貯めている水を使用するから、水を運ぶ必要があります。ジョウロは取っ手がついているからとても便利です。ビオトープの足し水と植木の水遣りをしているからジョウロがとても役に立ちます。
足し水をするために水(飼育水)を用意しましょう。
屋外のビオトープでメダカを飼育していると、メダカの飼育容器に入れる水(飼育水)が必要になることがあります。一番は足し水に使うために準備しますが、何らかの理由でビオトープの水が急に汚れたり、メダカの様子が全体的に悪い場合は、水換えをしなければならなくなります。
水を貯める容器について
いつも、ある程度の水(飼育水)を用意していると安心できます。ベランダボックスに風呂の残り湯を貯めています。欠点は置く場所の確保です。風呂の残り湯を給水するから、風呂場からあまり遠くなく、足し水をしますので、ビオトープに近いほうが楽です。
実際の給水の様子です。水量はポンプの性能によって異なりますが、時間的に早いか遅いかの違いだけですから安いバスポンプでよいです。
貯めた水の水質が気になる場合は
貯めた水には炭を入れています。炭は水を浄化してくれます。どの程度効果があるかはわかりませんが、バーベキューをして余った炭があれば一度洗って入れておくとよいでしょう。炭は初めは浮いてなかなか沈みませんが、しばらくすると沈みます。フタのある容器にすると、ゴミが入ることがありません。フタを開けてカルキを抜くことも出来ます、フタを閉じて直射日光を遮ることで苔や藻の発生を防ぎます。年に1~2回程度の掃除すれば、キレイな状態が保てます。
メダカのビオトープの足し水のまとめ
- ジョウロを使って頻繁に少ない量を足し水をする
- 水(飼育水)をいつも準備しておく
- 水を貯める容器はフタ付きのものを選ぶ
貯めていた水が残り少なくなり、ベランダボックスの内側に少し苔がついていたので、掃除をしました。水を貯める容器の大きさは設置する場所を考えてから選びましょう。
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