サルスベリ(百日紅)の小さな鉢植えの育て方


サルスベリ 百日紅 鉢植え
サルスベリ(百日紅)は、夏にたくさんの花が咲く樹木で長い期間、花を楽しむことができるので「百日紅」と漢字で書き、「ひゃくじつこう」の別名があります。

猛暑の暑い夏は、草花より花木が水遣りが少なく、管理が簡単です。夏に彩りのあるガーデニングを楽しむために、暑さに強い花木のサルスベリ(百日紅)小さな鉢植えで育て、美しい花を楽しみましょう。

いろいろな品種があります。

サルスベリのイメージは、和風の庭にある幹がツルツルしている樹木です。あまりよい印象がありませんが、ツルツルの幹は大きく成長して樹齢7~8年ぐらいになる必要があり、鉢植えでは、キレイなツルツルの幹になりません。

品種改良によって、花の色がたくさんあります。ピンク、紅、白、紫など、各色の中間色や濃淡と選ぶことに困るくらい豊富です

特にお勧めの品種は、矮性の品種です。矮性のサルスベリは大きく成長しても樹高が1~1.5メートルぐらいで鉢植えで育てることができます。




サルスベリ(百日紅)の育て方の基本を確認しましょう。


栽培環境

日当たりのよい場所で育てましょう。日当たりがよいと花芽がたくさんできます。半日以上、日の当たる場所で育てます。

夏の暑さには強いですが、夕方の西日に注意しましょう。朝に水遣りをして夕方には乾いているので水切れしやすいです。冬の寒さに少し弱いです。寒い地域は保護が必要です。

水遣り

表面の土が乾いたら、鉢に底から水が流れるまで、たっぷりと水遣りをします。春・秋は1日に1回、夏は朝と夕方で2回、冬は3~4日に1回ぐらいが目安です。

肥料

鉢植えは緩行性の肥料を置き肥で与えます。玉肥や化成肥料を土の表面に置き、水遣りの水で少しずつ溶けることで肥料を与える方法です。

肥料を与える量や時期の調整が簡単にできることがメリットです。

新芽が伸びる5月頃、花が咲いている8~9月、冬の落葉期に玉肥(油かすと骨粉を混ぜた肥料)か、ゆっくり効くタイプの緩行性化成肥料を与えます。

植え付け・植え替え

植え付けは春が一番よいですが、夏に花が咲くので、ホームセンターや園芸店では梅雨時期ぐらいに苗木が販売されています。

苗木を購入したときに、すぐに植え付けをしましょう。土をあまり崩さないで、一回り大きなサイズの鉢に植え付けます。

鉢植えは2年に1回の植え替えが必要です。適した時期は落葉する前の紅葉している時期の10~11月か、暖かくなった春の3月~4月です。

秋の10~11月より春の3月~4月の植え替えが簡単です。秋の植え替えると根が張る前に寒い冬になると保護が必要になります。春の植え替えは暖かくなって成長期になるので、植え替え後の管理が簡単です。

用土

水はけがよい用土が適しています。一般的な「花と野菜の培養土」で栽培することができます。用土を作る場合は赤玉土腐葉土6:4の割合で混ぜます。

病害虫

うどん粉病とアブラムシ、カイガラムシがつきます。発見しだい消毒します。カイガラムシ予防には落葉期にマシン油を1週間おきに散布します。

サルスベリ(百日紅)の苗木を購入する。

サルスベリ 百日紅 育て方
ホームセンターや園芸店で苗木を購入する場合は、夏に花が咲くので梅雨ぐらいに店頭に並んでいます。

実物を見て購入できますが、品種や花の色が限定されることがデメリットです。1~2種類ぐらいしかありません。

ネットの通販なら1年中いつでも、購入することができます。メリットは好きな品種を選ぶことができます。デメリットは実物を見ることができなく、送料が別途必要なことです。


ラベル
ラベルをよく見て、どのような花が咲くか?確認しましょう。品種改良によって、色や形など種類が豊富にあります


ラベルの裏
ラベルの裏には簡単な育て方が書いてあります。 品種が書いてあるので、スマホで検索すれば特長や詳しい育て方を調べることができます。

鉢植えにするので、4号ぐらいの小さな苗木がよいです。小さい苗木は価格が安く、初めて育てる樹でも買いやすいです

ポイント:苗木のラベルは写真を撮って保存すると便利です。後で品種を調べるときに役に立ちます。ラベルを保管しても必要なときに探すと見つからないことがよくあります。

サルスベリ(百日紅)の苗木の植え付け

苗木
サルスベリ(百日紅)は夏に花が咲くので、ホームセンターや園芸店で5月の下旬くらいから苗木が店頭に並びます。

植え替え時期ではないですが、苗木を購入したら。すぐに鉢に植え付けます。ビニールポットのままでは土の量が少なく、水切れしやすいです。


底
苗木のビニールポットの底を確認します。底の穴から根がたくさん出ていると、苗木がビニールポットから取り出しにくいので、ハサミで切ります。

底の穴から根が見えるので、植え替えをする必要があります。ちょっと根詰まりしている状態です。夏の花が咲いている時期は水切れに注意して、たっぷり水遣りをします。

根詰まりしている状態で、水遣りをたっぷりすると根腐れして枯れることもあります。排水性がよい状態にすると根腐れの心配はありません。


鉢
植え付ける鉢を用意します。苗木は4号(直径12センチ)なので、5号(直径15センチ)か6号(直径18センチ)の鉢がよいです。あまり大きくしたいない場合は5号、もう少し大きくしたい場合は6号を選びます。

もっと大きな鉢ならしばらくの間、植え替えする必要がなく、よさそうですが、鉢が大きいと樹が大きくなることに栄養を使って、花が咲かないことがあります。

5号(直径15センチ)の素焼きの鉢に植え付けます。排水性、通気性がよく、適度な湿度を保ちます。少し乾きやすいので水切れに注意します。


確認
苗木を鉢にビニールポットのまま入れて、植え付けたときのイメージを確認します。鉢植えは鉢を選ぶことも楽しみの一つです。気に入った鉢で育てると、とても楽しいです。


穴
鉢の底には排水のための穴があります。


鉢底ネット
鉢底ネットを置きます。


底石
底石を1~2センチぐらい入れます。


赤玉土
用土は赤玉土を使います。基本の用土は赤玉土と腐葉土を6:4の割合ですが、植え替えの時期ではないので土をあまり崩さずに植え付けるので、赤玉土だけを使いました。


土入れ
赤玉土を土入れを使って入れます。小さな鉢植えではスコップより土入れが使いやすいです。


準備
鉢の準備が終わりました。植え付けや植え替えは根を乾燥させないことが重要です。最初に鉢の準備をします。


竹串
苗木をビニールポットから取り出します。土で周りが汚れないように大きな鉢受け皿が使いやすいです。10号(直径30センチ)の鉢植え皿は100均で販売されています。


根の状態
根の状態を確認します。底が少し根詰まりの状態です。土が少なく根だけになると水切れしやすいです。白い根が大切な新しい根です。


土の表面
鉢植えは表面の土が固くなると水が通りにくい状態になります。水遣りをすると水が溜まって、鉢の内側と土の間から水が底に流れます

竹串を使って表面の土を崩します。鉢植えの固まった表面の土を時々、竹串で崩すと水通りがよくなります。


根
あまり土を崩さない予定でしたが、気が付くと、ほとんど崩していました。土を崩すと、とても細い根が切れます。根の量は十分にあるので大丈夫です。


切る
苗木を準備した鉢に入れます。根が広がるように植え付けます。はみ出した根はハサミで切ります。


赤玉土
用土を入れます。


上から用土を入れただけでは根の隙間にキレイに入っていないので、竹串で突いて隙間に用土が入るようにします


ウォータースペース
用土の量は鉢の8分目くらいです。水遣りのときに用土が鉢からあふれないように1~2センチぐらいウォータースペースを作ります


水遣り
植え付けの仕上げは水遣りです。たっぷり水を与えます。


植え付け後は明るい日陰で1週間ぐらい管理します。根が落ち着くまでは水を吸う力が弱いので、直射日光が当たると水切れします。


サルスベリ(百日紅)の鉢植えの今後の栽培

苗木を小さな鉢植えに植え付けて、夏の美しい花を楽しみます。花芽ができる様子や開花を、この記事を更新して書きます。

徒長した枝を使って、挿し木にチャレンジしたいです。もっと小さいミニ盆栽を作ることを考えています。

樹木の鉢植えは大きくなると困るので、剪定や植え替えをして大きさを維持します。冬の剪定や春の植え替えの様子を記事に書く予定です。


追記しました。

サルスベリ(百日紅)につぼみができ、開花しました。

7月25日
7月25日撮影 6月19日に苗を鉢に植え付けて、約1ヶ月後に枝の先端付近に新芽が芽吹き始めました。


8月9日
8月5日撮影 芽吹いた枝の先端にたくさんのつぼみがあります。


開花
8月10日撮影 先端のつぼみが開花しました。つぼみがたくさんありますが、1つだけが開花しました。


8月11日
8月11日撮影 サルスベリ(百日紅)の花は、たくさんの花が順番に開花します。1つの花が長くキレイに咲くのではなく、新しい花が開花し続けることによって、長い期間花を楽しむことができます。


8月19日
8月19日撮影 左側の2つの枝のつぼみがすべて開花しました。8月10日に開花を始めたので、約10日間、花を楽しむことができました。

右側の下のほうの枝につぼみができて、開花が始まっています。右側の上の枝にもつぼみができそうです。

8月が終わりに近づきましたが、まだ花を楽しむことができそうです。


花が終わったら、花がら摘みをします。

花がら摘み
8月26日撮影 美しい花を楽しむことができたサルスベリ(百日紅)は、花が完全に終わりました。

花が終わると種を作ります。種がほしい場合は、11~12月ぐらいになると種ができます。

種が必要ない場合は、花がら摘みをします。 種を作るために、樹はたくさんのエネルギーを使います。

他の枝につぼみがあり、花が咲くので、花を取り除くことで種を作ることにエネルギーを使わないようにします

花を残したままにすると、カビや病気の原因になったり、花つきが悪くなることがあります。株の寿命が短くなることもあります。

花が終わったら、花がら摘みをします。


枝
花を1つ1つ、取り除くことができますが、サルスベリ(百日紅)は先端の枝に花が咲くので、枝をハサミで切ってもよいです。


花がら
1つ1つの花がらを取り除きました。

花がら摘みをしたので、他の枝の先端に、つぼみができ、花が咲く可能性が高くなります。

花が咲いている期間は、水切れに注意します。花に雨が当たるとキレイに咲いている期間が短くなるので、軒下などに避難させます。

夏に花が咲く樹は少ないので、サルスベリ(百日紅)の花を大切にして、楽しみましょう。


花が終わった枝を剪定する。

枝
花がら摘みをして枝が残った状態です。花が咲き終わった枝を2節残して剪定をすると、新芽が芽吹き、1ケ月後くらいに、また花を楽しむことができます

九州の福岡県で栽培しているので、10月の初旬ぐらいまでは花が咲く可能性があります。


根元
たくさんの花が咲いた根元から伸びた枝を下から2節目で剪定します


ハサミ
小さな鉢植えは、枝が太くないので、100均の剪定ハサミで切ることができます。


冬の剪定
サルスベリ(百日紅)は、春から伸びた新しい枝に花が咲きます。冬の剪定で短く剪定する予定なので、失敗しても気にすることがありません。

8月26日に剪定しました。新芽が芽吹いて花が咲くまで1ヶ月ぐらい必要なので、ぎりぎり咲くことができる季節です。

剪定した枝と今後の開花の様子は、この記事を更新します。

剪定した枝を使って挿し木をすることができます。サルスベリ(百日紅)挿し木について記事を書きました。
関連記事 サルスベリ(百日紅)を挿し木で増やす。





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