御殿場桜を増やす方法は、実生(種まき)、挿し木、取り木、接ぎ木の4つがあります。
それぞれにメリット、デメリットがあり、どの方法がよいか?決めることはできません。
御殿場桜の苗木をホームセンターで購入して、鉢植えで育てることにしました。鉢植えですので、植え付けるときに、長い幹を半分から三分の一ぐらいに、短く切り詰めます。
幹には枝があり、切ることがもったいないですので、幹が長いまま鉢に植え付けて、取り木をすることにしました。
取り木をすることで、幹は短くなります。取り木が成功すれば、御殿場桜のミニ盆栽の素材を手に入れることができ、苗木を無駄なく利用できます。
御殿場桜の鉢植え
御殿場桜の鉢植え。幹が真っ直ぐに長く伸びて、樹高が70センチぐらいあります。鉢植えで樹木を育てる場合、幹を半分から三分の一ぐらいに短く切りつけます。下の方の枝を残して幹を切ることで、樹形がよくなります。
幹を切ることなく、鉢に植え付けました。
御殿場桜の苗木を鉢に植え付けを詳しく書いた記事です。
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最近の梅雨は、ジメジメした湿気が多い長雨が続くことがなく、集中的な豪雨が多くなりましたので、取り木をするタイミングが難しいです。
春の芽吹く前が、つぼみの状態を確認することでタイミングよく、取り木ができますので、おすすめです。
御殿場桜の取り木の準備
先端の左に伸びる枝の下ぐらいの樹皮を剥いで、取り木しますので、右に伸びた枝が邪魔になります。不要な枝を剪定して、取り木の準備をします。
剪定した枝を使って挿し木をします。御殿場桜の挿し木の様子を記事にまとめています。
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1本の御殿場桜の苗木で、鉢植え、取り木、挿し木と、いろいろなことにチャレンジできます。
枝より上の幹の先端部分を切ったほうがよいですが、切り口から枯れることもありますので、そのまま取り木することにしました。
取り木を成功させるポイント
樹皮を剥いで、内部の木質部まで形成層をキレイに剥ぎ取ることがポイント。形成層は甘皮のようなもので、残っていると発根しません。
カッターは、雑菌などがないようにキレイに洗います。新品のカッターの刃は錆防止剤が塗られていますので、必ず洗って下さい。
幅が小さいと、カルスが成長して下の部分とつながります。つながると発根しません。
分かりやすいように、一部の樹皮を深く剥ぎました。形成層がキレイに見えます。木質部だけを残して、形成層より外側を剥ぎます。
発根促進剤、ルートンを塗る
樹皮を剥いだ部分の上の切り口から発根します。切り口をキレイな状態にすることで取り木の成功する可能性がアップします。カッターで仕上げをして、キレイな切り口にしました。
発根促進剤は、取り木や挿し木に使いますが、大量に使うことがないですので、容量の少ないものがおすすめです。
容量が大きいほうが、お買い得ですが、使用期限がありますので、小さいものを購入しましょう。ホームセンターや園芸店で販売されています。
切り口からカルスが発生して、発根するためには、環状剥皮した部分を保護する必要があります。
発根するために条件は、暗くて水分があることです。
保護する方法は、水苔を巻きビニールを取り付ける方法とビニールポットを使う方法の2つがあります。
水苔を巻きビニールを取り付ける方法は、湿った状態を維持できているか?確認しにくいですので、ビニールポットを使う方法にします。
御殿場桜の幹に、取り付けることができるようになりました。
鹿沼土は特別な用土でなく、ホームセンターや園芸店で販売されていますので、手に入れやすいです。
湿った状態が維持できるように、毎日水遣りをします。取り木に水遣りすることを忘れないように注意します。
御殿場桜の取り木の今後
2月24日に桜の取り木をしました。
九州の福岡県の平野部で栽培していますので、温暖な気候です。
次の目標は、つぼみが膨らみ、葉が芽吹くことです。御殿場桜は、葉が芽吹く前に花が咲きます。
取り木した部分の枝のつぼみは、花芽と葉芽があります。膨らむ前は区別がつきにくいですので、少し膨らみ、花芽と葉芽の区別が分かるようになったら、花芽を取り除きます。
花が咲くことに、取り木した部分の幹や枝に蓄えられたエネルギーを使わさせないようにします。
カルスが発生して、発根するまで2ヵ月間以上が必要です。今後の様子はこの記事を更新します。
順調に発根できれば、秋に親木から切り離すことができます。
御殿場桜のミニ盆栽で、美しい花を楽しむことを目標に頑張ります。
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