5月下旬から7月の初夏に。房のような小さな白色の花が咲き、翼(ヨク)のある種ができます。
種から発芽させて、大きな樹になるまで育てることができます。
シマトネリコの種を発芽させて、たくさんの苗を手に入れ、ミニ盆栽や小さな鉢植えを作ります。
シマトネリコを鉢植えで育てています。ベランダや玄関に飾ることができます。
関連記事
シマトネリコは挿し木で増やすことができます。
関連記事
シマトネリコの種
シマトネリコの種は、ご近所や友人・知人にシマトネリコの樹がある場合は、お願いして、樹から種を採取するとよいです。種は、すぐに落ちることがなく、長い間、枝先についていますので、秋から冬に採取できます。
シマトネリコの種を購入することができます。
インターネット通販やオークション、フリマで販売されていますので、探してみましょう。
盆栽屋さんで購入しました。
他の樹の種を注文するときに、一緒に購入することで送料の負担が小さくなります。
鉢植え皿に取り出して、そのくらいの数があるか?確認します。
たくさんの子孫を広い範囲に残すために、遠くまで飛ぶように種に翼(ヨク)があります。
発芽率が分かりませんが、たくさん苗が手に入りそうです。
シマトネリコは、細い幹が数本立ち並ぶ株立ちが、柔らかく、自然な雰囲気になります。
たくさんの苗があれば、株立ち風のミニ盆栽や小さな鉢植えが作ることができますので、楽しみです。
シマトネリコの種まきの時期
シマトネリコの種まきは、種が届いて、すぐに種まきをすることにしました。
種まきをする時期は、種を採取してすぐにまく「採りまき」と乾かないように湿らしたキッチンペーパーなどで包み、冷蔵庫で保管して、暖かくなった春に種まきする、2つの時期があります。
冷蔵庫に保管することは、家族がいると難しいですので、「採りまき」をします。
「採りまき」は、種を管理する必要がなく、自然の環境に近いです。デメリットは、発芽するまでの期間が長くなりますので、長期間、乾かないように水遣りをして管理する必要があります。
種を保管して、発芽する気温になる春に種まきする方法は、種が完全に乾燥しないように管理しなければなりません。
種は、一度寒さに当たることで休眠打破して、発芽しますので、冷蔵庫などで管理する必要があります。
秋から冬に種まきする「採りまき」、暖かくなった春に種まきする2つの時期があります。
ミニ盆栽を作るために、小さな鉢に種まきする分だけを翼(ヨク)を取り除きました。
種まきする前に、シマトネリコの種を1日以上、常温の水につけます。
種にたっぷり水分を含ませて、発芽しやすい状態にします。
種が沈まないと心配になりますが、2~3日ぐらい放置して、沈むまで待ちましょう。
シマトネリコの種まき
5日後。ほとんどの種が水に沈みました。種の色が水を含んで変化しています。
2日後ぐらいにすべての種が沈みましたが、種まきする時間がなく、5日後になりました。
水に沈む種が発芽しますので、常温の水につけることで、種に水を含ませる種まきの準備と種の選別の2つの作業が同時にできます。
一番簡単に作ることができるミニ盆栽です。小さくて、可愛らしく、1年目から飾ることができます。
ミニ盆栽の鉢は、販売している店舗が少ないですので、価格の安い100均の陶器は、ありがたいです。
関連記事
粒がとても小さく乾きにくい特徴があります。
20個の種をまきました。どのくらい発芽するか?分からないですので、たくさんの種をまき、多すぎる場合は間引きします。
種が乾かないようにすることが目的です。
用土が極小粒ですので、やさしい水流で水遣りします。
風通しが悪いとコケやカビが発生しますので、注意してください。
ミニ盆栽の種まきは、簡単に寄せ植えができるメリットがありますが、鉢が小さいですので、乾きやすいことがデメリットです。
水遣りができないときは、鉢受け皿に水を入れて管理したり、濡れた新聞紙などでフタをするとよいです。
2つの鉢があれば、1つの鉢が失敗しても大丈夫ですので安心です。
大きい鉢の方が乾きにくく、発芽後も育てやすくなります。
発芽率が悪い場合でも、大丈夫です。
種まきで寄せ植えのミニ盆栽を簡単に作ることができますので、おすすめです。
小さな鉢の方が可愛らしいですが、管理が難しくなりますので、環境や水遣りのタイミングや回数によって、少し大きくしたほうがよいでしょう。
小さな鉢植えの種まき
シマトネリコの種を確実に発芽させるために、大きな鉢に種まきをします。発芽した苗を植え替えて、小さな鉢植えを作ります。
シマトネリコの種まきの用土は、赤玉土の小粒です。ホームセンターや園芸店で販売されている価格の安い赤玉土でよいです。
盆栽のように長期間、植え替えをしないための用土でなく、発芽するまでの短期間と発芽後の1年間の栽培のための用土ですので、問題ありません。
種の上から、赤玉土の小粒をかぶせます。
かぶせる量は、種の大きさの1.5~2倍くらいが基本ですが、シマトネリコの種は小さいですので、1センチぐらい赤玉土の小粒をかぶせました。
種まき後は、すぐに水遣りをします。鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます。
最初に泥水が流れますが、赤玉土の表面に付着している微塵が原因です。微塵は固まると、排水性(水はけ)が悪くなりますので、最初の水遣りで、流し出します。
シマトネリコの種まきを成功させるポイント
- 種まきの時期は、秋から冬の「採りまき」、または、暖かくなった春。
- 種を2~3日間、水につけて、水分をたっぷり含ませる。
- 種床は、どのような容器でもよく、普通の鉢が簡単。
- 種まきの用土は赤玉土、または、種まき専用の用土
- 明るい日陰で乾かないように水遣りをして管理。
シマトネリコの種まきに、特別な方法はありません。
乾かないように、日々、管理することが大切です。
リンク
シマトネリコの種まきの今後
12月11日に、シマトネリコの種まきをしました。
種まきの時期は、採取後にすぐに種をまく「採りまき」と保管して暖かくなってから種をまく、2つの時期があります。
種を保管する方法は、乾燥しないように湿らせたキッチンペーパーなどで包み、冷蔵庫で保管することが難しいので、「採りまき」をしました。
「採りまき」は、暖かくなる春まで4ヵ月間ぐらい、水遣りをする必要があることがデメリットです。
九州の福岡県の平野部で栽培していますので、早ければ、3月中旬に発芽する可能性があります。
発芽の様子やミニ盆栽の素材の苗を作る様子は、この記事を更新します。
シマトネリコの種まきを成功させて、安く、たくさんの苗を手に入れましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿