エリカ「ホワイトデライト」の育て方:純白からピンク色に変化する花を楽しむ


 
エリカ ホワイトデライト
エリカ「ホワイトデライト」は、の色が純白から、次第にピンクに染まることが大きな特徴です。

ツツジ科エリカ属の半耐寒性常緑低木で、学名は、 Erica colorans 'White delight'になります。原産地は、ヨーロッパや南アフリカです。

の咲く時期が、春の3~5月、秋の9~11月、冬の12~2月と四季咲きの性質がありますので、1年中、楽しむことができます。

激安園芸店で、が咲いた開花苗が販売されていましたので、購入して育てます。



エリカ「ホワイトデライト」の苗木

エリカ「ホワイトデライト」 苗木
エリカ「ホワイトデライト」の苗木の樹高は20センチを超えるぐらい。

苗木は小さいですが、地植えすれば、樹高が120センチぐらいまで大きくなります

小さいほうが管理が簡単ですので、大きく成長しないように、小さな鉢植えで育てます。

エリカは品種によって、樹高が異なりますので、購入するときに確認しましょう。20~80センチぐらいの品種が多いですが、大きく成長する品種は3メートルになります。


ビニールポット
直径10.5センチ、3.5号のビニールポットに植えられています。


開花苗
が咲いている開花苗は、の数や状態で選ぶことが多いですが、に変色がなく、濃い緑色で元気な苗木を選びましょう

苗木の状態がよいと、は次々と咲きます。


双幹
が2つに分かれる双幹になっている苗木です。

小さな鉢植えは、が少なくなりやすいですので、が1本より2本以上ある苗木を選ぶとよいです。









セシルフローラ
右の鉢は、同じエリカの「セシリフローラ」です。の形状や樹形がよく似ています。「ホワイトデライト」の方がの色が濃いです。

「セシリフローラ」の育てる様子を書いた記事になります。
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ダーレンシス
「ダーレンシス」と比べると、の形状が大きく異なります。「ダーレンシス」は樹高が30~60センチとコンパクトなエリカになります。

寄せ植えなどにも使いやすい「ダーレンシス」の育て方の記事です。
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ジャノメエリカ
小さながたくさん咲く「ジャノメエリカ」は、2メートルぐらいまで大きく成長するエリカです。

「ホワイトデライト」の雰囲気は似ています。

育てやすい「ジャノメエリカ」の記事になります。
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エリカ「ホワイトデライト」の小さな鉢植え

小さな鉢植え
エリカ「ホワイトデライト」は、樹高が120センチぐらいまで成長する常緑性低木です。大きく成長すると、管理が大変になりますので、小さな鉢植えで育てます

小さな鉢植えで育てることで、管理が簡単になります。

日当たりを調節するために場所を移動したり、植え替えをしたり、小さな鉢植えは簡単にできます。


雰囲気
苗木をビニールポットのまま、鉢に入れると植え付け植え替えしたときの雰囲気が確認できます。

ビニールポットと同じ大きさの鉢に植え付けます。が終わったら、剪定をして、コンパクトな樹高で育てたいです。


スリット鉢
エリカ「ホワイトデライト」小さな鉢植えで育てるために、KANEYA(兼弥産業)のスリット鉢を用意しました。

スリット鉢について、KANEYA(兼弥産業)のホームページで紹介してあります。

スリット鉢は、大地での根張りを鉢の中でも実現するために設計デザインされた理想的な植木鉢です。根のサークリング現象を防止するので、用土の90%以上が有効利用することができ、植物の生育に大きな効果があります。果樹・野菜・鑑賞用などあらゆる園芸に最適です。

MADE IN JAPAN、日本製ですので、耐久性が期待できます

根詰りすることがなく、エリカ「ホワイトデライト」を元気に育てることができます。植え替えも2~3年に1回で大丈夫になります。


スリット
スリット鉢のサイズは3.5号(直径10.5センチ)、CSM-105になります。

スリット鉢の大きな特徴は、八角形の形状と側面から底にスリットが設置されていることです。

ホームセンターや園芸店で販売され、価格が安いですので、おすすめの鉢です。


八角形
八角形の頂点に、側面から底にスリットが8つあります。

スリットにより、が光を浴びて伸びなくなることで、底でを巻くサークリング現象を防ぎます


ウォータースペース
八角形の形状が特徴のスリット鉢ですが、上部は普通の鉢のように円形になります。

段差まで用土を入れますと、ウォータースペースができますので、水遣りが簡単になります。

植物の成長によいスリット鉢を使うことで、エリカ「ホワイトデライト」小さな鉢植えで育てることができます。

日差しが強く暑い夏は半日陰、霜が降りる寒い冬は軒下などに移動させることで、エリカ「ホワイトデライト」最適な環境で育てることができます


準備したスリット鉢の直径10.5センチと3.5号のサイズですが、八角形に部分は、一回り小さくなりますので、普通の3.5号の鉢より少し小さい容量になります


鉢の高さ
鉢の高さは9センチぐらい。大きくありませんので、移動が簡単になります。


デザイン性
スリット鉢のデメリットは、デザイン性がないことです。価格が安く、生産者向けの商品ですので、仕方がありません。


鉢カバー
100均の4号(直径12センチ)の鉢が、鉢カバーとしてピッタリのサイズです。が咲いている時期は、鉢カバーに入れて飾り、普段はスリット鉢のまま育てます。



エリカ「ホワイトデライト」の用土

用土
エリカ「ホワイトデライト」は、水はけがよい酸性の用土を好みます

多湿を嫌いますので、水はけをよくするために、市販の培養土に2割くらい鹿沼土を混ぜるとよいです。

用土を作る場合は、赤玉土の小粒、鹿沼土の小粒、ピートモス4:4:2の割合で混ぜた用土が適しています。


均一
赤玉土の小粒、鹿沼土の小粒、ピートモスが均一になるように混ぜます。


ピートモス
ピートモスは、使う量が少なく、あまり使うことがありませんので、容量の小さな100均の商品を使っています。

いろいろな植物に使いましたが、問題なく使えています。


鉢底石
スリット鉢は、スリットが多く設置され、水はけ(排水性)がよいですので、鉢底石の必要がありませんが、スリットから用土が流れ出ることを防ぐために、鉢底石を敷きました。


土入れ
鉢底石の上に用土を入れます。一度、土入れに入れると、用土がよく混ざりますのでおすすめです。

園芸用品のスコップ(ショベル)は、実用的ではありません。土入れのほうが使いやすいです。土入れは100均で大と小の2個セットで販売されています。


3分目
鉢の高さの底から3分目まで用土を入れて、エリカ「ホワイトデライト」の鉢の準備ができました。

植え付け植え替えは、最初に鉢の準備をします

土の中にあるは乾燥しやすいですので、短時間で植え付け植え替えをする必要があります。



エリカ「ホワイトデライト」の植え付け・植え替え

植え付け 植え替え
エリカ「ホワイトデライト」の苗木を、鉢に植え付け植え替えをします。

必要な道具は、ハサミピンセット竹串です。

鉢受け皿の中で作業すると、周りを土で汚すことがなく、後片付けが簡単になります。

鉢受け皿は、100均でも販売されていますので、大きなサイズを植え付け植え替え用に購入するとよいです。

エリカ「ホワイトデライト」植え付け植え替えに適した時期は、春と秋ですつぼみがある状態やが咲いている期間を避けるとよいです。



ビニールポットから取り出す

底 確認
最初に、底を確認します

がたくさん出ていますと、引っかかってポットから取り出すことができません。

がポットの底の穴から出ている場合は、ハサミで切ります。


横向き
エリカ「ホワイトデライト」の苗木を鉢受け皿の中に横向きに置きます。


底の角
ビニールポットの底の角を指で押すと、簡単に取り出すことができます。

手で引っ張り上向きに、ポットから取り出すと、根鉢が崩れて落としたり、土がこぼれたりしますので、置いて作業すると失敗なくできます。


取り出す
エリカ「ホワイトデライト」の苗木をポットから取り出すことができました。



エリカ「ホワイトデライト」の根鉢

根鉢
エリカ「ホワイトデライト」の苗木をポットから取り出すことができ、根鉢の状態になりました。

根鉢は、苗木を鉢やポットから取り出して、と土が固まって見えている状態のことです。


根詰り
根鉢の状態は、がたくさんあります。ツツジ科の植物は細かいが密になり、根詰りしやすいです。


三分の一
根鉢の底を三分の一ぐらいを崩して、一回り大きな鉢に植え付け植え替えすることが基本です。



根鉢を崩して、植え付け・植え替えの準備

表面の土
根鉢の表面の土は、水遣りで土の粒が崩れると、汚れて、水通りと通気性が悪くなります

植え付け植え替えのときに、表面の土を崩すと状態がよくなり、見た目も改善します。

育てているときに、表面の土を崩すことを「中耕(ちゅうこう)」と言います。雑草を取り除き、水通りと通気性が改善しますので、おすすめです。


根元 ピンセット
幹からが生える根元まで、ピンセットを使って、表面の土を取り除きます。


竹串 根元
竹串を使って、根元が見えるまで、根鉢の表面の土を取り除きました。

竹串は素材が竹ですので、適度な硬さでを傷つけにくく、使いやすいです。

公園などにある大きな樹は、の一部が地表に見える状態です。根元の位置が地表になると、樹の成長がよくなります


深植え
苗木は、倒れることを防ぐために深植えされていることが多く、エリカ「ホワイトデライト」の苗木は、根元が3.5センチぐらい土の中に埋まっていました。

も呼吸をしていますので、水はけ(排水性)と通気性が大切です。

鉢に植え付け植え替えをするときに、根元の位置を地表にしてあげましょう


根鉢の高さ
根元が見えるまで、根鉢の表面の土を崩すと、根鉢の高さが半分ぐらいまで小さくなりました。

根鉢の底は、軽く崩すだけにします。


根鉢の底
根鉢の底は、が密になり固まった状態で、植え付け・植え替えをすると、の成長がよくありませんので、軽く崩します。


竹串 根
根鉢の底を竹串を使って崩します。固まっているをほぐします。


土 根
底の土とを軽くほぐしました。


根鉢 準備
根鉢を崩して、鉢に植え付け植え替えをする準備ができました。



鉢に植え付け・植え替えをする

鉢に入れる
根鉢を崩したエリカ「ホワイトデライト」用土を入れて準備した鉢に入れます。


根元の位置
根元の位置を確認します。

スリット鉢段差まで用土を入れますので、根元の位置が段差になるように調節します

高い場合は、3分目まで入れた用土を減らします。低い場合は用土を増やします。少し低いですので、用土を足しました。


根鉢 通気性
根鉢の中心部分を竹串で挿すと、水通りや通気性がよくなります。鉢の中に入れていますので、根鉢が崩れる心配がありません。


鹿沼土
根鉢と鉢に隙間がありますので、用土を入れます。

根鉢の土が細かく、保水性が高いですので、鹿沼土の小粒だけの用土でも大丈夫になります。


隙間
の間に用土が隙間なく入るように竹串で突きます。鹿沼土は粒状ですので、隙間ができやすくなりますので、注意が必要です。


小さな鉢植え 完成
エリカ「ホワイトデライト」小さな鉢植えが完成しました。

小さな鉢植えですので、いろいろな場所に飾ることができ、管理も簡単です。



エリカ「ホワイトデライト」の管理

水遣り
エリカ「ホワイトデライト」の苗木を鉢に植え付け植え替えした後は、すぐに水遣りをします。

鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます

エリカ「ホワイトデライト」水遣りは、鉢の土が乾いたら、たっぷり水を与えることが基本です。

根が細く、多湿と乾燥に弱いため、水切れ、水の与え過ぎに注意が必要です。

乾き具合は、鉢を手に持ち重さで判断するとよいです。小さな鉢植えは簡単にできます。

春と秋は1日1回、暑い夏は朝と夕方の1日2回、寒い冬は2~3日に1回ぐらいが目安になります。

寒さが厳しい真冬は、暖かい日の午前中に水遣りをします。午後に水遣りをすると鉢の中に残った水が夜間に凍ることがあります。

が咲く期間は、水切れに注意が必要です。水切れするとが傷みます

寒い冬でも、乾いた風で1日で乾いたり、小春日和で暖かい日があったりしますので、1日1回は、乾き具合を確認するようにしましょう。


明るい日陰
植え付け植え替えした後の1週間ぐらいは、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します

が萎れるなどの異常がなければ、少しずつ日の当たる場所に移動させます。

エリカ「ホワイトデライト」は、日当たり・風通しのよい場所で管理します。

暑い夏は、西日が当たらない半日陰で、風通しのよい場所で管理します。

耐寒性は、0度ぐらいまでになりますので、寒さが厳しい地域は、室内で保護すると安心できます。

暖地でも、南向きの日当たりのよい、冷たい風が当たらない場所で、管理して下さい。



支柱で支える

支柱
植え付け植え替えをした後は、が張っていませんので、風が強く吹くと倒れることがあります

がたくさん咲いていますので、倒れやすいです。


割りばし
小さな鉢植えですので、割りばし支柱として使うことができます。


ビニールタイ
割りばしを鉢の底まで深く挿して、園芸用のビニールタイと固定します。


正面
正面を決めて、裏側に割りばしを挿せば、目立ちません。


立派な鉢植え
鉢カバーに入れると。立派なエリカ「ホワイトデライト」鉢植えになります。

苗木が深植えされていましたので、少し樹高が高くなりました。が咲き終わった後に剪定をして、コンパクトな樹高にします。


雨や霜から保護する

雨よけ 霜よけ
育苗トレーに、100均のU字型支柱を使い、雨よけ霜よけを作りました。透明ビニールは100均のテーブルクロスです。

最近の家は軒下がありませんので、雨よけ霜よけがあると、が咲く植物や寒さに弱い植物の管理に便利です

製作した様子を記事に書いていますので、参考にして下さい。
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ビニールハウス
ビニールハウスのように密閉されていませんので、株元の風通しがよいです。にあたりませんので、を長く楽しむことができます。



エリカ「ホワイトデライト」の育て方のポイント

  • 日当たり・風通しがよい場所で育てる。
  • 水はけのよい、酸性の用土を好む。市販の培養土に、鹿沼土を2割混ぜる。作る場合は、赤玉土、鹿沼土、ピートモスを4:4:2で配合。
  • 水遣りは鉢の土が乾いたら、たっぷり水を与えます。
  • 肥料は春と秋に緩効性化成肥料を置き肥、または液体肥料。
  • 植え付け植え替えは、春と秋。

エリカ「ホワイトデライト」の育て方は、基本を大切にすれば、簡単です。水切れ、水の与え過ぎによる多湿に、注意すれば枯れることはありません。

鉢植えは、2年ぐらいに1回、植え替えをします水遣りのときに水が抜けなくなったり、の色が悪くなったりしますので、分かりやすいです。

が終わったら、すぐに花柄摘みをします。同時に剪定をします。枝を半分ぐらいに切り詰めます。



エリカ「ホワイトデライト」の今後

3月27日に、エリカ「ホワイトデライト」の苗木を鉢に植え付け植え替えしました。

が咲いている開花苗ですので、根鉢を崩さないで、植え付け植え替えをすることが基本です。

九州地方の福岡県の平野部で育てています。温暖な気候ですので、冬越しは保護の必要がなく簡単ですが、夏はとても暑く、水切れに注意が必要です。

エリカ「ホワイトデライト」今後の様子はこの記事を更新します

目標は、純白のがピンク色に染まる様子を確認することです。1年間の育てる様子を記録します。




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