カシワバアジサイの育て方:小さな鉢植えで、美しい花を楽しむ


 
カシワバアジサイ 育て方
カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)は、アジサイ科アジサイ属の落葉性低木です。北アメリカ大陸の東部が原産地になります。

学名は、Hydrangea quercifolia。が5~7つに深く裂けて、カシワに似ていることが名前の由来です

が秋には美しく紅葉する特徴があります。

が咲く時期は、5月中旬~7月ですので、普通のアジサイと同じ時期になります。

は円錐形の花房になりますので、ボールのように丸い普通のアジサイと見分けがつきます。

8月上旬に、ホームセンターで、カシワバアジサイの苗木が値引き販売されていましたので、購入しました。

が咲く時期は、終わっていますので、とても安く購入できました。

来シーズンに美しいを楽しむために、鉢に植え付け・植え替えをして育てます。



カシワバアジサイの苗木

カシワバアジサイ 苗木
カシワバアジサイの苗木のラベルで、の色や形を確認して購入しましょう。

「柏葉八重」と記載されていますので、八重咲きの品種であることが分かります。

ラベルは保管していますが、よく紛失しますので、写真に撮るようにしています。

植物のラベル用のアルバム(フォルダ)を作り、保存すると便利です。


ラベルの裏
ラベルの裏に、簡単に用途や栽培方法が記載されています。

カシワバアジサイ
アジサイ科(ユキノシタ科)落葉低木

花期:5月~7月頃

用 途
庭植え 花壇 鉢植え

栽培方法
日当たり~半日陰で排水のよい場所を好みます。
開花期が長いのですが、来春の花を楽しむため剪定は7月までに行います。
秋の紅葉も美しく、強健で寒さに強い花木です。







カシワバアジサイ 樹高
カシワバアジサイの苗木の樹高は、10センチぐらい

地植え(庭植え)して大きく成長すると、1~2メートルになります。


ビニールポット
直径9センチ、3号のビニールポットに植えられています。



カシワバアジサイの小さな鉢植え

カシワバアジサイ 鉢植え
カシワバアジサイは、樹高が1~2メートルぐらいまで成長する落葉性低木です。大きく成長すると、管理が大変になりますので、小さな鉢植えで育てます

小さな鉢植えで育てることで、管理が簡単になります。

日当たりを調節するために場所を移動したり、植え替えをしたり、小さな鉢植えは簡単にできます。


雰囲気
ビニールポットのままの状態で、鉢に入れると、植え付け・植え替えしたときの雰囲気が確認できます。


スリット鉢
カシワバアジサイ小さな鉢植えで育てるために、KANEYA(兼弥産業)のスリット鉢を用意しました。

スリット鉢について、KANEYA(兼弥産業)のホームページで紹介してあります。

スリット鉢は、大地での根張りを鉢の中でも実現するために設計デザインされた理想的な植木鉢です。根のサークリング現象を防止するので、用土の90%以上が有効利用することができ、植物の生育に大きな効果があります。果樹・野菜・鑑賞用などあらゆる園芸に最適です。

MADE IN JAPAN、日本製ですので、耐久性が期待できます

根詰りすることがなく、カシワバアジサイを元気に育てることができ、植え替えが2~3年に1回で大丈夫になります。


3.5号
スリット鉢のサイズは3.5号(直径10.5センチ)、CSM-105になります。

スリット鉢の大きな特徴は、八角形の形状と側面から底にスリットが設置されていることです。

ホームセンターや園芸店で販売され、価格が安いですので、おすすめの鉢です。


スリット
八角形の頂点に、側面から底にスリットが8つあります。

スリットにより、が光を浴びて伸びなくなることで、底でを巻くサークリング現象を防ぎます


ウォータースペース
八角形の形状が特徴のスリット鉢ですが、上部は普通の鉢のように円形になります。

段差まで用土を入れますと、ウォータースペースができますので、水遣りが簡単になります。

植物の成長によいスリット鉢を使うことで、カシワバアジサイ小さな鉢植えで育てることができます。

日差しが強く暑い夏は半日陰、霜が降りる寒い冬は軒下などに移動させることで、最適な環境で育てることができます


10.5センチ
準備したスリット鉢の直径10.5センチと3.5号のサイズですが、八角形に部分は、一回り小さくなりますので、普通の3.5号の鉢より少し小さい容量になります


鉢の高さ
鉢の高さは9センチぐらい。大きくありませんので、移動が簡単になります。


サイズ
スリット鉢は価格が安いので、いろいろな鉢のサイズを購入してあります。左から3号(直径9センチ)、3.5号(直径70.5センチ)、4号(直径12センチ)。

苗木を購入するときは、鉢のサイズ選びで悩む必要がありません。


デザイン性
スリット鉢のデメリットは、デザイン性がないことです。価格が安く、生産者向けの商品ですので、仕方がありません。


鉢カバー
100均の陶器の鉢が、サイズが4号で、鉢カバーとしてピッタリです。が咲いている時期は、鉢カバーに入れて飾り、普段はスリット鉢のまま育てます。


鉢植え
カシワバアジサイの立派な鉢植えになる予定です。



カシワバアジサイの用土

カシワバアジサイ 用土
カシワバアジサイは、水はけよく、保水力がある用土を好みます

ホームセンターや園芸店で販売されている普通の培養土で育てることができます。

作る場合は、赤玉土の小粒と鹿沼土の小粒、腐葉土3:2:3の割合で混ぜた用土が適しています。


均一
赤玉土鹿沼土腐葉土が均一になるように混ぜます。


鉢底石
スリット鉢は、スリットが多く設置され、水はけがよいですので、鉢底石の必要がありませんが、スリットから用土が流れ出ることを防ぐために、鉢底石を敷きました。


土入れ
鉢底石の上に用土を入れます。一度、土入れに入れると、用土がよく混ざりますのでおすすめです。

園芸用品のスコップ(ショベル)は、実用的ではありません。土入れのほうが使いやすいです。土入れは100均で大と小の2個セットで販売されています。


3分目
鉢の高さの底から3分目ぐらいまで用土を入れました。植え付け植え替えのときに、株元の高さを確認して調整します。

植え付け・植え替えは、が乾かないように、手際よく作業したいですので、最初に鉢の準備をします。



カシワバアジサイの植え付け・植え替え

植え付け・植え替え
カシワバアジサイの苗木を、鉢に植え付け植え替えをします。

必要な道具は、ハサミピンセット竹串です。

鉢受け皿の中で作業すると、周りを土で汚すことがなく、後片付けが簡単になります。

鉢受け皿は、100均でも販売されていますので、大きなサイズを植え付け植え替え用に購入するとよいです。

カシワバアジサイ植え付け植え替えに適した時期は、が芽吹く前の3月~4月、落葉している10月~11月になります

8月上旬ですので、植え付け・植え替えの時期ではないですが、の状態を確認するために、植え付け・植え替えをします。



ビニールポットから取り出す

底 確認
最初に、ポットの底を確認します

底の穴からがたくさん出ていますと、ポットから取り出すことができません。

無理に取り出しますと、が切れますので、穴から伸びたはハサミで切ります。


横向き
カシワバアジサイの苗木を鉢受け皿の中に横向きに置きます。


底の角
ビニールポットの底の角を指でつまむように押すと、簡単に取り出すことができます。

手で引っ張り上向きに、ビニールポットから取り出すと、根鉢が崩れて落としたり、土がこぼれたりしますので、置いて作業すると失敗なくできます。


取り出す
カシワバアジサイの苗木をポットから取り出すことができました。


カシワバアジサイの根鉢

根鉢
カシワバアジサイの苗木をビニールポットから取り出すことができ、根鉢の状態になりました。

根鉢は、苗を鉢やビニールポットから取り出して、と土が固まって見えている状態のことです。


根鉢の状態
カシワバアジサイ根鉢の状態を確認すると、の量は少ないです

白いは新しく、茶色のは古く、黒いは腐敗しています。


三分の一
根鉢の底を三分の一ぐらいを崩して、一回り大きな鉢に植え付け植え替えすることが基本です。



根鉢を崩して、植え付け・植え替えの準備

表面の土
根鉢の表面の土は、水遣りで土の粒が崩れると、水通りと通気性が悪くなります

植え付け植え替えのときに、表面の土を崩すと状態がよくなり、見た目も改善します。

育てているときに、表面の土を崩すことを「中耕(ちゅうこう)」と言います。雑草を取り除き、水通りと通気性が改善しますので、おすすめです。


根元
竹串を使って、幹の周りを丁寧に、根元が見えるまで、根鉢の表面の土を取り除きました。

公園などにある大きな樹は、の一部が地表に見える状態です。根元の位置が地表になると、樹の成長がよくなります

も呼吸をしていますので、水はけ(排水性)と通気性が大切です。

鉢に植え付け植え替えをするときに、根元の位置を地表にしてあげましょう


深植え
苗木は、倒れることを防ぐために深植えされていることが多く、カシワバアジサイの苗木は、根元が2センチぐらい土の中に埋まっていました。


根鉢の高さ
根元が見えるまで、根鉢の表面の土を崩すと、根鉢の高さが小さくなりました。

根鉢の底は、軽く崩すだけにします。


根鉢の底
根鉢の底は、や土が固まった状態で、植え付け・植え替えをすると、の成長がよくありませんので、軽く崩します。


竹串
根鉢の底を竹串を使って崩します。


根鉢の底 土
根鉢の底の土を軽く崩しました。


根詰り
根鉢をたくさん崩すと、枯れることが心配になりますが、植え付け・植え替え後の管理をしっかりすれば、大丈夫です。

枯れる原因は、根詰りによる根腐れが多いですので、不要なは取り除きます。

根鉢を崩して、鉢に植え付け植え替えをする準備ができました。



鉢に植え付け・植え替えをする

鉢 入れる
根鉢を崩したカシワバアジサイ用土を入れて準備した鉢に入れます。


根元の位置
根元の位置を確認します。

スリット鉢段差まで用土を入れますので、根元の位置が段差になるように調節します

高い場合は、3分目まで入れた用土を減らします。低い場合は用土を増やします。


用土 足す
根元の位置が、少し低いですので、用土を足しました。


4分目
鉢の高さの底から4分目ぐらいまで用土を入れました。


根元の位置 段差
根元の位置がスリット鉢の段差になりました。


腐葉土
根鉢と鉢に隙間がありますので、用土を入れます

根鉢の土が細かく、保水性が高いですので、腐葉土を入れずに、赤玉土鹿沼土だけの用土にしました。


水通り
根鉢の中心部分を竹串で挿すと、水通りや通気性がよくなります

鉢の中に入れていますので、根鉢が崩れる心配がありません。


隙間
の間に用土が隙間なく入るように竹串で突きます。

赤玉土鹿沼土は粒状ですので、隙間ができやすくなりますので、注意が必要です。


用土 減る
隙間なく入れると、用土が減ります。


用土 追加
用土を追加します。


段差 用土
スリット鉢段差より少し下まで用土を入れます。


軽石
仕上げに、表面の土は軽石を敷きます。

軽石は固く、水遣りをしても崩れませんので、キレイな状態が長持ちします。


散水ノズル
水流が強い散水ノズルで水遣りしても、赤玉土の粒が崩れることがありません。

たくさんの植物を育てていますので、水遣りはジョウロではなく、ホースにつなげた散水ノズルでしています。


鉢植え 完成
カシワバアジサイの苗木を鉢に植え付け・植え替えをすることができ、小さな鉢植えが完成しました。


鉢カバー 鉢植え
鉢カバーに入れると、立派な鉢植えになります。


樹高が12センチ
カシワバアジサイの苗木は、深植えされていました。根元を地表に出すことで、樹高が12センチと少し大きくなりました。



カシワバアジサイの管理

水遣り
カシワバアジサイの苗木を鉢に植え付け植え替えした後は、すぐに水遣りをします。

鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます

カシワバアジサイ水遣りは、鉢の土が乾いたら、たっぷり水を与えることが基本です。

春と秋は1日に1回、暑い夏は1日1~2回、寒い冬は落葉していますので、完全に乾かないように、3~4日に1回ぐらいが目安になります。

つぼみができてからが咲く期間は、水切れに注意が必要です。水切れすると。つぼみが傷みます

カシワバアジサイは、乾燥を嫌います。暑い夏は、乾燥を防止するために、株元をマルチングするとよいです。


明るい日陰
植え付け植え替えした後の1週間ぐらいは、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します

が萎れるなどの異常がなければ、少しずつ日の当たる場所に移動させます。

カシワバアジサイは、午前中は日が当たり、午後からは日が当たらない半日陰で育てます

暑さが厳しい真夏は、遮光して直射日光が当たらないように管理するとよいです。

耐寒性は強いですが、冷たい風や霜に当たると、枯れることがありますので、注意が必要です。

寒さが厳しい地域は、保護すると安心できます。



カシワバアジサイの育て方のポイント

  • 半日陰で育てる。真夏は遮光して乾燥を防ぐ。
  • 用土は市販の培養土。作る場合は、赤玉土と鹿沼土、腐葉土を3:2:3。
  • 水遣りは、鉢の土が乾いたら、たっぷり水を与えます。
  • 肥料は2月頃に寒肥、花後のお礼肥えとして、緩効性化成肥料を置き肥。
  • 植え付け植え替えは、春の3月または落葉期の11月頃。
  • 剪定は、落葉している2月~3月。

カシワバアジサイは特別な育て方はなく、基本を大切にすれば、初心者の方でも育てることができます。

鉢植え根詰りしないように、2~3年に1回、植え替えをします。

が咲き終わった後に、花房をつけたままにすると、種を作りますので、株が弱ります。花後の7月~8月に、花房を取り除く花がら摘みをします



カシワバアジサイの今後

カシワバアジサイ 今後
8月4日に、カシワバアジサイの苗木を鉢に植え付け植え替えしました。

九州地方の福岡県の平野部で育てています。温暖な気候ですので、冬越しは簡単ですが、夏越しが難しいです。

カシワバアジサイ今後の様子はこの記事を更新します

最初の目標は、夏越しです。日差しが強いですので、遮光して葉焼けしないように管理します。

秋の紅葉、冬越し、来シーズンのなど、1年間の育てる様子を記録します。






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