チリメンカズラ(縮緬葛)は小さくて縮れのある葉が特徴のテイカカズラの矮性品種です。
斑入りチリメンカズラは葉に白い斑が入ることで、緑と白のコントラストの新緑が美しく、秋の紅葉で白い部分が赤く色づきます。
チリメンカズラや初雪カズラ、黄金カズラなどのテイカカズラは寄せ植えやグランドカバーに利用さてますが、小さなミニ盆栽がおすすめです。
幹が太るまで時間が掛かりますが、小さな鉢に植えるとどのような場所でも飾れ、生活に緑の植物を取り入れることができます。
ホームセンターで購入した斑入りチリメンカズラの苗からミニ盆栽を作ります。
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斑入りチリメンカズラの苗木
ホームセンターで購入した斑入りチリメンカズラ。普通の緑の葉と斑入りの2種類が販売されていました。普通の緑の葉の苗は、写真のように黄緑に近い色でした。
耐寒性 常緑蔓性低木
キョウチクトウ科/テイカカズラ属
テイカカズラ ちりめん
Trachelospermum asiaticum
特徴
初雪かずらなどと同属のちりめんタイプのテイカカズラです。育生はとてもゆっくりですが、寒さ、暑さに強い植物です。
育て方のポイント
- 日なたから日陰のどんな場所でもOK。
- 用土が乾いてから水をたっぷりと与える。
- 肥料は3ヵ月に1回程度与える。
- 水はけの良い用土に植え込む。
- 伸びすぎたときは刈り込みを行う。
斑入りチリメンカズラは、特別な育て方はなく、基本的な植物の育て方になります。
ミニ盆栽ですので、普通のテイカカズラより、葉が小さくなります。
チリメンカズラは、幹がまだ細く、ミニ盆栽を作っている途中になります。伸びたツルを剪定して、コンパクトにしていますので、小さな葉が密になります。
普通のチリメンカズラのミニ盆栽を作る記事です。参考にして下さい。
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斑入りチリメンカズラの植え付け・植え替え
斑入りチリメンカズラの苗は、ビニールポットに植えられていますので、このままの状態では、成長が見込めません。新しい鉢に植え付け・植え替えをします。
スリット鉢は、形状が八角形で、スリットが設置してあることが大きな特徴です。
仕切りが4ヵ所に設置され、根が鉢の底に沿って伸びることを防ぎます。
スリット鉢は、CSM-75、直径7.5センチ、2.5号のサイズにしました。
斑入りチリメンカズラの株を確認すると、細い幹から根が出ています。挿し木で作られた苗になります。
幹の一番下から伸びた根だけになり、斑入りチリメンカズラの株を植え付け・植え付けする準備ができました。
30センチぐらいの針金を用意します。
スリット鉢のスリットを利用することで、簡単に苗を鉢に固定することができました。
斑入りチリメンカズラの植え付け・植え替えに適した時期は、5~6月ぐらいです。
暖地性ですので、寒さが残る春の早い時期に植え付け・植え替えをすると、新芽が出る時期が遅くなることがあります。
ビニールポットから取り出す
購入した斑入りチリメンカズラの苗をビニールポットから取り出します。
必要な道具は、ハサミ・ピンセット・竹串です。
鉢受け皿の中で、作業すると、周りを土で汚すことがなく、後片付けが簡単になります。
斑入りチリメンカズラの苗をビニールポットから取り出します。
最初に、ビニールポットの底を確認します。
根がたくさん出ていますと、引っかかってビニールポットから取り出すことができません。
無理に取り出すと、根が切れますので、底から出ている根はハサミで切ります。
鉢受け皿の中に、斑入りチリメンカズラの苗を横向きに置きます。
横向きに置くことで安定しますので、落ち着いて、ゆっくり作業できます。
ビニールポットを取り外します。底の角を指でつまむと簡単にできます。
横向きに置いていますでの、無理なく、ゆっくり取り外すことができます。
苗を手で持ち、ビニールポットを取り外すと、幹や枝を傷つけたり、折ったりすることがありますので、注意してください。
斑入りチリメンカズラの苗が、根鉢の状態になりました。
根鉢は、苗を鉢やビニールポットから取り出して、根と土が固まって見えている状態のことです。
根鉢を崩す
斑入りチリメンカズラの苗の根鉢の状態は、普通です。根は多くなく、ビニールポットに植え付けて、あまり日数が経過していないようです。
1株ずつに分けますので、根鉢をすべて崩します。
基本は、根鉢の底から三分の一ぐらいを崩して、一回り大きな鉢に植え付け・植え替えをします。
竹串は、素材が竹ですので、適度な硬さで根を傷つけにくい特徴があります。
4つの株の根が絡まっていますので、根を切らないように、丁寧に根をほどきます。
時間が掛かりそうであれば、根が乾燥しないように、霧吹きなどで水を与えるとよいです。
太い根は切らないように、株分けします。
斑入りチリメンカズラの苗を4つの株に、株分けすることができました。
1つの苗から4つのミニ盆栽を作ることができますので、得した気分になれます。
斑入りチリメンカズラの鉢
斑入りチリメンカズラの鉢は、KANEYA(兼弥産業)のスリット鉢を使います。スリット鉢について、KANEYA(兼弥産業)のホームページで紹介してあります。
スリット鉢は、大地での根張りを鉢の中でも実現するために設計デザインされた理想的な植木鉢です。根のサークリング現象を防止するので、用土の90%以上が有効利用することができ、植物の生育に大きな効果があります。果樹・野菜・鑑賞用などあらゆる園芸に最適です。
MADE IN JAPAN、日本製ですので、耐久性が期待できます。
側面の下の方から底にスリットが多く設置されています。
スリットを設置することで、根が光を浴び、伸びなくなりますので、鉢の底で根が巻くサークリング現象を防ぎます。
八角形の形状が特徴のスリット鉢ですが、上部は普通の鉢のように円形になります。
段差まで用土を入れますと、ウォータースペースができますので、水遣りが簡単になります。
幹の一番下から伸びた根だけになり、斑入りチリメンカズラの株を植え付け・植え付けする準備ができました。
今回の植え付け・植え付けでは、根を剪定しませんでした。
寒くなり始めた秋の10月26日に作業していますので、植え付け・植え付け後に根が成長できません。
適した時期以外で、植え付け・植え付けをする場合は、注意が必要になります。
斑入りチリメンカズラの株を針金で鉢に固定します。
鉢から抜けなくなりますので、安心して育てることができます。
盆栽では、小さな鉢に植え付けますので、根を固定することが普通です。樹が倒れないように深く植え付けることがありません。
樹を深く植え付けることを「深植え」と呼びます。「深植え」すると、樹が倒れる心配がなくなります。
植え付けた後の1~2年の間はよいですが、根に酸素を供給する量が減りますので、しばらくすると樹勢が落ち、枯れることがあります。
針金で固定することで、「深植え」する必要がなくなります。
針金を使うことで、苗をしっかり鉢に固定することができ、幹に曲げることもできますので、おすすめの方法です。
ホームセンターや園芸店で販売されている培養土でも、育てることができます。
斑入りチリメンカズラの植え付け・植え付けが完成しました。
株分けして、1株ずつ鉢に植え付け・植え替えをしましたので、成長スピードが少しでも早くなることを願います。
斑入りチリメンカズラの管理
斑入りチリメンカズラの苗を鉢に植え付け・植え替えした後は、すぐに水遣りをします。
鉢の底から透明な水が流れるまで、たっぷり水を与えます。
斑入りチリメンカズラの水遣りは、鉢の表面の土が乾いたら、たっぷり水を与えることが基本です。
春と秋は1日1回、暑い夏は朝と夕方の1日2回、寒い冬は2~3日に1回ぐらいが目安になります。
1日中、在宅していることはなく、水遣りの回数を増やすことは難しいです。日当たりを調節したり、水を入れた鉢受け皿で腰水をしたりして、水切れを防ぎます。
植え付け・植え替えした後の1週間から10日間ぐらいは、直射日光が当たらない明るい日陰で管理します。
葉が萎れるなどの異常がなければ、少しずつ日の当たる場所に移動させます。
斑入りチリメンカズラは、日当たりのよい場所で管理しますが、水切れしないように、水遣りの時刻や回数によって、日当たりを調節します。
暑い夏は、西日に当たらないように注意します。
株分けしたことで、斑入りチリメンカズラが4つの鉢になりました。
斑入りチリメンカズラの今後
10月26日に、斑入りチリメンカズラの苗を株分けして、4つの鉢に植え付け・植え替えしました。九州地方の福岡県の平野部で育てています。温暖な気候ですので、12月中旬ぐらいから本格的に寒くなります。
1ヵ月ぐらいは、まだ寒くなりませんので、根が張ることを期待します。
斑入りチリメンカズラは、ツルは長く伸びますが、幹が太くなるには、年数が必要です。
美しい葉を観賞して楽しみながら、気長にミニ盆栽になるまで育てます。
斑入りチリメンカズラのミニ盆栽の素材の今後の様子は、この記事を更新します。
更新しました。
斑入りチリメンカズラの剪定
斑入りチリメンカズラはツル植物ですので、ツルが長く伸びる性質があります。普通の樹木は、枝を長く伸びると幹の根元が太くなりますが、斑入りチリメンカズラは、ツルを長く伸ばしても、根元が太くなりません。
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