ドウダンツツジ(灯台躑躅)は、ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉性低木。日本の本州、四国地方、九州地方が原産地です。
学名は、Enkianthus perulatusになります。
春の4月中旬から5月上旬に、葉が芽吹く前に、ツボ形の可愛らしい白色の花が咲く樹です。
葉が密に茂り、秋には美しい紅葉が楽しめます。
ドウダンツツジの苗木
ホームセンターでドウダンツツジの在庫処分の苗木を見つけました。半額になっていたので、購入意欲が湧きます。ドウダンツツジは、花が咲く少し前の3月の中旬ぐらいからホームセンターや園芸店で苗木が販売されます。新しい苗木が入荷する前に処分しようと値引きされているようです。
よく観察すると、たくさん花芽が芽吹きています。ドウダンツツジは3月下旬から6月に花が咲きます。
まだ3月7日ですが、2020年は、とても暖かい暖冬ですので花芽が芽吹き始めているようです。間違いなく花が咲くので購入することにしました。
苗木のラベルは保管しても、どこに保管したか?忘れて、紛失することがよくあるので、最近は写真を撮影して保存しています。
砂壌土(さじょうど)は、砂土(さど)よりも粘土の割合が多く、粘土の含有量が12.5~25パーセントの用土です。
ピートモスは、ミズゴケ類などの蘚苔類、ヨシ、スゲ、ヌマガヤ、ヤナギなどの植物が堆積し、腐植化した泥炭を脱水、粉砕、選別した用土です。
ホームセンターや園芸店で店員さんにドウダンツツジの用土を頼めば、ラベルに記載された用土を教えてくれます。
苗木を安く購入できますが、用土も購入すると費用が増えます。普通の安い用土で問題なく育てることができるので、専用の用土を購入する必要はありません。
赤玉土と腐葉土を混ぜた一般的な用土で栽培できます。次の章のドウダンツツジの苗木の植え付けで使用した用土を詳しく紹介します。
ドウダンツツジの苗木の植え付け
ドウダンツツジを鉢植えで育てます。ホームセンターや園芸店で販売されている苗木を鉢植えにします。
鉢植えのメリットは植え付ける場所を考え必要がなく、コンパクトに仕立てると、いろいろな場所に飾ることです。
枯れていないので水遣りはしていますが、剪定などの手入れはされてなく、先端付近は多くの徒長枝があります。
このドウダンツツジの苗木の一番の欠点です。今後の大きな課題になります。
庭木にする場合は問題ない樹高ですが、鉢植えでコンパクトに仕立てる場合は少し樹高が高いです。
鉢植えで樹高が高いと強風で倒れることがあります。鉢の大きさと樹高のバランスを考えて剪定しました。
安い駄温鉢ですが、約1,000度の高温で焼くことで割れにくく、耐久性が高いメリットがあります。表面に非常に小さな穴が無数にあり保湿性がことが特徴です。
見栄えはよくありませんが栽培に適した鉢ですので、初めて育てる樹に最適な鉢です。
ドウダンツツジの苗木は5号(直径15センチ)ですので一回り大きなサイズです。
ドウダンツツジは根が浅く、広く張る樹ですので浅い鉢(浅鉢)にしました。深い鉢でも鉢底石を多く入れると問題なく使用できます。
大きな鉢では鉢底ネットがずれることは、ほとんどありませんが念のため固定します。
曲げ方はいろいろありますが、見えない部分ですので固定できればよいです。
小さな穴は、樹が鉢から抜けないように根を固定するための針金を通す穴です。
幹が太くて重い樹なら2本の針金が必要ですが、樹高は高いですが重くないですので、1本の針金で十分です。
針金は100均でアルミニウム線が販売されているので、おすすめです。盆栽用は銅線で価格が高く、曲げにくいです。
鉢底に2センチぐらい鉢底石を敷き、ドウダンツツジの苗木を植え付ける鉢の準備が終了です。
ドウダンツツジの用土
ドウダンツツジの用土は水はけ(排水性)がよく、有機質を含んだ酸性の用土が適しています。ホームセンターや園芸店で販売されている花木用の培養土で問題なく栽培できます。
単品の用土を大きな袋で購入したほうが安いので、ドウダンツツジの用土を作りました。赤玉土と腐葉土とピートモスを5:3:2の割合で混ぜた用土が一般的です。
ピートモスはあまり使用しないので在庫がありません。赤玉土と腐葉土、鹿沼土の3種類を混ぜました。鹿沼土は酸性の用土ですので使用しました。
赤玉土と腐葉土と鹿沼土を3:1:1ぐらいで混ぜた用土にしました。
腐葉土を多くするとコガネムシが卵を生むことがあるので少なくしています。コガネムシの幼虫は大きな害はないですが、腐葉土が食べられてしまいます。
鉢底石が見えなくなる程度に用土を入れました。根の量や根元の高さによって、後で調整が必要になります。
ドウダンツツジの苗木の準備
ドウダンツツジの苗木をビニールポットから取り出して、植え付ける準備をします。必要な道具は、土を取り除くための竹串と長く伸びた根を剪定するためのハサミです。
ナイフはビニールポットから苗木が取り出しにくいときに、土と鉢の隙間に挿します。
水で土を完全に取り除く根洗いは、樹に負担が大きいです。弱っている樹には適しません。
根を剪定して植え付ける準備ができたドウダンツツジの苗木。根の量が少なくなりました。
どのくらいまで少なくしても大丈夫か?難しいですが、長く伸びた根や太い根を残しても鉢の中で水をうまく吸収することはできません。
根の量が無駄に多いと水はけ(排水性)が悪くなり、根腐れする可能性が高くなります。
苗木の植え付け
準備した駄温鉢に苗木を入れます。根の先端から鉢の側面までスペースがあります。このスペースに新しい根が伸びます。根を針金でしっかり固定します。
根が浅く張るタイプの樹は、植え付け後に強風で倒れることがあるので、針金で固定することをおすすめします。
根元の高さが大きく違うと樹の負担になります。
表面の土は赤玉土だけにしました。根が張ることがないですので、問題ありません。
見栄えがよく、雑草が生えても取りやすいメリットがあります。
根元は少し根を出して、根張りが見えると雰囲気がよくなります。
植え付け後は明るい日陰で1週間ぐらい管理します。朝と夕方の1日2回の水遣りです。
植え付けた直後ですので水はけ(排水性)がよく、水の与えすぎで根腐れする心配はありません。
ドウダンツツジの苗木を3月13日に鉢に植え付けました。
福岡県の3月の気候は、最高気温14.4度、最低気温6.7度、平均気温10.4度です。参考にしてください。
ドウダンツツジの育て方のポイント
- 日当たり・風通しがよい場所で育てる。夏は半日陰。
- 水はけ、水もちのよい、酸性の用土を好む。市販の培養土に、赤玉土の小粒を同量配合。
- 水遣りは鉢の土が乾いたら、たっぷり水を与えます。
- 肥料は花後のお礼肥え、冬に寒肥、緩効性化成肥料を置き肥。
- 植え付け・植え替えは、春の葉が芽吹く前の3月が適しています。
ドウダンツツジの育て方は、基本を大切にすれば、簡単です。水切れだけに注意すれば枯れることはありません。
鉢植えは、2年ぐらいに1回、植え替えをします。水遣りのときに水が抜けなくなったり、葉の色が悪くなったりしますので、分かりやすいです。
花が終わったら、すぐに花柄摘みをします。種を作ろうとすると株が弱り、新芽が伸びが悪くなります。
鉢植えのドウダンツツジの開花
ドウダンツツジの苗木を植え付けてから10日後の3月24日に、つぼみができました。ドウダンツツジは葉が芽吹く前に花が咲きます。桜のソメイヨシノなどと同じで葉がない状態で花が咲くので、花の美しさが強調されます。
3月30日、暖かい日が続き、開花が一気に進みました。
1つ1つの花は、とても小さいですが、無数に咲き見ごたえがあります。ドウダンツツジは鉢植えで楽しむことができます。
花が終わり、葉が少し芽吹き始めました。
ドウダンツツジの花後の管理
4月16日の鉢植えのドウダンツツジ。まだ花が少し残っていますが、すべての枝から葉が芽吹きました。
ドウダンツツジは花後に剪定をします。
花が終わって5月ぐらいが剪定の時期です。長く伸びた枝の先端を刈り込みします。刈らなかった枝は来シーズンに花が咲きやすいです。
樹形が悪い状態でしたので、不要な枝を剪定しました。日当たりのよい場所で管理すると、秋の美しい紅葉が期待できます。
枝を根元で剪定しないで、少し残すと新芽が芽吹きました。芽がない所からでも芽吹くので、うまく剪定すれば、樹形がよくなりそうです。
鉢植えのドウダンツツジの今後の栽培の様子は、この記事を更新します。秋の美しい紅葉や冬の管理などを記録します。夏の水切れに注意して栽培を続けます。
更新しました。
ドウダンツツジの紅葉
11月5日、撮影。11月になり、九州地方の福岡県も朝晩は冷え込むようになりました。
ドウダンツツジの鉢植えは、葉が赤色に色づき、美しく紅葉しています。
実が熟して種ができたら採取して、ドウダンツツジの種まきにチャレンジします。
ドウダンツツジは落葉樹ですので、紅葉が終わると葉が落ちます。
落葉すると、落ち葉の掃除が大変です。紅葉を楽しみ、落葉が始まったころに、ハサミで葉を取り除くことをお薦めします。
落ち葉の掃除が大変になり、枯れ葉が隣の家などに入ると、ご近所トラブルになることがあります。
ベランダで育てている場合は、排水口が詰まる可能性がありますので、注意が必要です。
ドウダンツツジの鉢植えは、キレイな状態になり、冬越しの準備ができました。
葉がなくなりましたので、鉢の土が完全に乾かないように、1週間から10日に1回ぐらい、水遣りをします。
今後も、ドウダンツツジの鉢植えの様子を記録します。
剪定した枝を使って、挿し木をすれば、ドウダンツツジを増やすことができます。
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