寒さが厳しい冬に、美しい花が咲く木を紹介します。
ホームセンターや園芸店で、購入した苗木を鉢植えで育てています。花木は、毎年、美しい花が咲きます。
初冬に花が咲く花木
ヒイラギ「香姫」
ヒイラギ(柊)の小葉性品種「香姫」。
学名は、Osmanthus heterophyllusになります。「ホーリーオリーブ」「鬼の目突き」と呼ばれることがあります。
モクセイ科モクセイ属の常緑小高木ですので、樹高は1メートルぐらいまでしか成長しません。
小さな鉢植えで育てていますので、いろいろな場所に飾れ、管理が簡単です。
エリカ「セシリフローラ」
エリカ「セシリフローラ」は、ツツジ科エリカ属の常緑低木で、「冬咲きエリカ」と呼ばれることもあります。
英名は、green heathやwhite bottlebrush heathになり、学名が、Erica sessiliflora L.f.です。南アフリカ原産のエリカの品種になります。
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冬に長期間、花が咲く花木
初恋草(レシュノルティア)
初恋草は、クサトベラ科レシュノルティア属の常緑性低木、または多年草です。オーストラリアやニューギニアが原産地になります。
学名は、Lechenaultiaで、レシュノルティア、レケナウルティア、レスケナウルティアと呼ばれることがあります。
花が咲く時期は、秋の10月~翌春の5月頃で、蝶のような形をした直径2センチぐらいの小さな花が咲きます。
品種改良が進み、花の色は、黄色、赤色、青色、白色、複色と、たくさんありますので、好みで選ぶとよいです。放射状に延びた枝の先端に、花が咲きます。
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ギョリュウバイ
ギョリュウバイは、細い枝に細長い小さな葉のニュージーランドやオーストラリア原産のフトモモ科、ギョリュウバイ属の常緑低木です。
寒くなり始めた11月から2月まで、梅に似た花が咲きます。花の色は、赤やピンク、白などがあり、形は一重と八重咲きがあります。花の数が多い特徴があります。
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エリカ「ダーレンシス」
エリカ「ダーレンシス」はツツジ科エリカ属の常緑低木です。学名はerica×darleyensisになります。
品種によって、花の色は、桃色と白色があり、葉は緑色と黄色があります。
大きな特徴は、花が咲く時期が11月~4月と、とても長いことです。寂しくなる冬に長期間、花が咲く樹は貴重です。
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アワユキエリカ
アワユキエリカ(淡雪エリカ)は、ツツジ科エリカ属の半耐寒性常緑低木、樹高は50~100センチぐらい。
学名はErica sparsa、エリカはヨーロッパや南アフリカ原産、アワユキエリカは南アフリカ系の品種になります。
直径3~4ミリのとても小さな花が無数に咲くことが特徴です。
花が咲く時期が11月~3月と長く、花が少なくなる冬に咲きますので、ありがたい樹になります。
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ユリオプスデージー
ユリオプスデージーは、キク科ユリオプス属の常緑性低木です。
原産地は南アフリカで、学名はEuryops pectinatus(ユリオプス・ペクチナータス)になります。
黄色の花を晩秋から春まで、長期間、咲かせ、葉や茎に細毛がありますので、全体が灰白色に見えることが特徴です。
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エレモフィラ「ウィンターゴールド」
エレモフィラ「ウィンターゴールド」は、ゴマノハグサ科エレモフィラ属の常緑低木です。オーストラリアが原産地になります。(ハマジンチョウ科に分類されることがあります。)
学名は、Eremophilaで、オーストラリアが原産地になります。
花が咲く時期が11月~3月です。
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エレモフィラ「ゴールドラッシュ」
エレモフィラ「ゴールドラッシュ」は、ゴマノハグサ科エレモフィラ属の常緑低木です。オーストラリアが原産地になります。(ハマジンチョウ科に分類されることがあります。)
花の咲く時期は、11月~3月で、黄色の花が咲きます。花の形は筒状の唇形で、上唇が浅く4裂しています。
葉の形は、細長くて先の方がとがり、もとの方がやや広い形である披針形。芽吹いたときは、毛が少しありますが、大きくなるとなくなりますので、緑色の葉です。
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真冬に花が咲く花木
エリカ「シャミソニス」
エリカ「シャミソニス」は、ツツジ科エリカ属の半耐寒性常緑低木です。南アフリカのケープ州が原産地になります。
学名は、Erica chamissonisで、エリカ・カミッソニスやエリカ・シャミッソニスと呼ばれることがあります。
2月~3月頃に、ベル型の小さな花が、たくさん咲くエリカです。花の色は、淡いピンク色になります。
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ジャノメエリカ
ジャノメエリカは、ツツジ科エリカ属の常緑性の低木です。学名はErica canaliculataになります。
ジャノメエリカは、花が咲く時期が冬の1月から4月ぐらいになります。
耐寒性・耐暑性が弱い品種が多く、日本の気候では育てることが難しいですが、ジャノメエリカは、耐寒性・耐暑性がありますので、温暖な地域では庭植えで育てることができます。
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ロウバイ(蝋梅)
ロウバイ(蝋梅)は、ロウバイ科ロウバイ属の落葉性低木です。原産地は中国で、江戸時代に日本に伝わりました。
学名は、Chimonanthus praecoxで、12月中旬から2月に、ロウ細工のような黄色い花が咲きます。
まだ寒い新春に、香りがよい美しい花が咲きますので、冬の楽しみです。
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椿(ツバキ)
椿(ツバキ)の花の開花時期は冬です。冬でも葉が濃い緑色で、鮮やかな赤色の花が美しく咲いています。
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梅(ウメ)
梅の開花は、まだ寒い冬に時期です。美しい花と香りで、暖かい春が近づくことを感じさせてくれます。
たくさんの品種があり、花の咲く時期は、冬至(12月20日ごろ)から立春(2月6日ごろ)までの品種があり、一重や八重など花の形状や色も豊富です。
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ヒサカキ
ヒサカキ(姫榊)は、ツバキ科ヒサカキ属の常緑小高木です。学名はEurya japonica、本州から沖縄までに自生しています。
葉は互生で、長さ3~8センチ、幅は2~3センチの大きさです。葉の表は光沢のある濃緑色、裏は淡緑色になります。縁に細かい鋸歯があることが特徴です。
1~4月ぐらいに、小さな花も咲きます。花は花びらは5枚、直径5ミリぐらいと小さく、雄花は白く、雌花は薄い紫色です。
ヒサカキの花は、5ミリぐらいと小さく、ツボ状で丸みがあります。花びらはクリーム色です。
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ハーデンベルギア
ハーデンベルギアは、小町藤(コマチフジ)と呼ばれることもあり、2月~4月頃に、濃い紫色の小さな花が、連なるように穂になって、たくさん咲きます。
マメ科ハーデンベルギア属のつる性植物の常緑低木で、学名はHardenbergia violacea、和名が一ッ葉豆(ヒトツバマメ)です。
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河津桜(カワヅザクラ)
早春の2月頃から咲き始める河津桜(カワヅザクラ)。一般的な桜であるソメイヨシノよりも1~2ヵ月早く咲きます。
河津桜の花は、濃いピンク色で、咲く期間が長いことが特徴です。
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